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冥王星型天体

国際天文学連合(IAU)は11日、惑星から除外した冥王星(プルート)をはじめ、海王星の外側にあって、惑星の基準を満たさない天体の正式名称を「冥王星型天体」(プルートイド)とすると発表した。ノルウェー・オスロで開いた執行委員会で決定した。(以下略)(共同)

dwarf planet(準惑星)という名称が残るのかどうかは不明。いずれにしてもPluto(冥王星)という名前を何らかの形で残したいという力が強く働いたであろうことは容易に想像できます。たぶん「準惑星」がなくなってしまうとセレスのようなメインベルトの中で準惑星とされていたものの分類がなくなってしまうので、「準惑星」は残ると思います。太陽系外縁天体(trans-Neptunian objects=TNO)という用語もあり、ますます混乱しそう。

太陽系外縁天体のうち、ある程度の大きさを持ち準惑星とされるものを「冥王星型天体」というのだと思います。

新惑星存在の可能性(2)

説を発表した神戸大学大学院理学研究科惑星科学研究センターのプレスリリースに記者発表資料とか論文も掲載されていて詳細情報を知ることができます。論文は80ページの大作でしかも英文なので所々斜め読みしただけですが。
http://www.org.kobe-u.ac.jp/cps/press080228_j.html

新惑星存在の可能性

神戸大学大学院理学研究科のパトリック ソフィア リカフィカ(Patryk Sofia Lykawka)研究員と向井正教授は、太陽から80天文単位(120憶キロメートル。1天文単位は地球から太陽までの距離)よりも遠いところに、未知の惑星が存在するという予測を発表した。

http://www.astroarts.co.jp/news/2008/02/28planet_x/index-j.shtml

第9番惑星が「消滅」してからまだ間もないですが、早くも新惑星存在の可能性を示唆する記事。予想では大きさは冥王星やエリスを遥かに上回り、地球並み。組成は氷と岩石中心なので密度は低くなり、質量は地球の0.3~0.7倍とか。しかし他の太陽系外縁天体同様、大きく歪んだ楕円軌道で公転面も他の惑星より大きく傾いているようです。

これほどの大きさの天体を生成する物質が海王星以遠で集まるのか、という疑問については、海王星同様、現在位置よもっと近くで生成され、海王星の移動とともに更に外側へはじき飛ばされたという説を展開しています。

ただし、仮に運よく発見できたとしても、「軌道近くに似たような天体が存在しない」という惑星の条件に合致するかどうかはすぐには判定できないかもしれません。でもまずは早期に発見してほしいですね。

ふたご座流星群

今日は快晴で月明かりがなく、しかもふたご座流星群のピークということで、しばらく外に出て観察してみました。比較的市街地に近い住宅地ということで、まず暗い場所を探すのに苦労しました。20~30分位でしょうか、視線から外れたところでちょっと光って流れたかな、という確信を持てないのが3回位。だんだん冷えてきたのでそろそろ戻ろうという時、ようやくはっきりと明るい流星を見ることができました。放射点だけ見ていてもなかなか見えないので、意外と難しいです。首も痛いです。

本格的に見ようと思ったら、海岸などへ行って寝袋に入りながら仰向けになって観察しないとダメですね。

惑星ぜんぶ見ようよ☆ブロンズ賞


国立天文台、日本望遠鏡工業会が主体で「惑星ぜんぶ見ようよ☆キャンペーン」を実施中。2007年6月30日~2008年5月31日までの間に8惑星を見つけようという企画。賞は3段階で、「ブロンズ認定賞」は、地球(デフォルトで観察済)のほか、金星、火星、木星、土星を見つけて申告すると認定される。さらに水星を見つけると「シルバー認定証」、天王星と海王星を見つけると「ゴールド認定証」がもらえる。(認定証はPDFファイルをeメールで送ってくれる)

サイト上の星図を参考に観測し、昨日ブロンズに到達。天王星と海王星は望遠鏡がないと無理だし、水星も実は観測が難しい(ホントかウソか、あのケプラーやコペルニクスも生涯見たことがないという話を聞いたことがある)。水星は6月初旬の東方最大離角という千載一遇のチャンスに見逃してしまったのが悔やまれる。

これまでで最も地球に似た系外惑星を発見

地球からわずか20.5光年にある恒星系に、直径が地球の約1.5倍、質量が約5倍という、観測史上最も地球に近い太陽系外惑星が発見された。
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/04/26gliese581/index-j.shtml

系外惑星は自ら光を発しないため直接観測できず、惑星の質量により主星(恒星)がふらつくのを観測する。そのため、当初は木星クラス(地球質量の300倍程度)の大型惑星しか発見できなかったが、観測精度の向上により天王星クラス(地球質量の15倍程度)まで観測可能となり、今回はそれを更に下回る地球質量の5倍の惑星が見つかった。しかも、主星の表面温度や主星からの距離から推測すると、その惑星の表面温度は何と0~40度という。液体の水の存在も期待される。

主星と惑星の距離は地球と太陽の距離のわずか14分の1、公転周期は13日しかない。それでも地球と温度が変わらないのは、主星が赤色矮星と呼ばれる小さな恒星のため。気温は地球と同程度でもここに問題がある。まず恒星に近すぎるため、惑星が常に同じ面を恒星に向けている可能性がある。月が常に同じ面を地球に向けているのと同じ理屈だ。そうなると、太陽に向けている面は常に100度を超え、反対側は逆に常に氷点下という厳しい環境となる。

また、赤色矮星は閃光星である可能性が高い。閃光星というのは太陽でいうフレア(表面の小爆発)の大規模なものが頻繁に起きる星で、その規模と言ったら恒星の明るさが変わってしまうほどの凄まじさ。だから閃光星も生命にとって厳しい環境と言える。ただそういうネガティブな条件があったとしても、今回の発見はとても興味深い。

月と金星


夕方、月と金星がかなり接近していたので写真に撮りました。6倍ズームのデジカメではこの程度でしか写せません。金星が最も大きくなる時は、現在の直径の4倍以上にもなるので、デジカメでも形がわかるほどになるのかも。月は月齢2日と細いので、金星と輝度はさほど変わりません。金星の光度は現在-4.0。

タイタンに雲があった

土星の衛星タイタンの北極地方を覆う巨大な雲を、米航空宇宙局(NASA)の土星探査機カッシーニが撮影したとのこと。
NASAサイトに掲載された写真

雲があるということは、タイタン表面に液体が存在する有力な証拠となる。(※金星のように分厚い大気を雲ということもあるが、そういったものとは明らかに違い、地球の雲に近いもの)
雨を降らせるところを是非見てみたいものだが、カッシーニはタイタンを周回はするが大気圏には入らないのでそれは無理か。

エリスの衛星は「ディスノミア」

2003UB313の正式名称が「エリス」に決まったことは先日書いたが、その衛星(これまで「ガブリエル」と呼ばれていた)の正式名称も決まっていたようだ。その名は「ディスノミア」。
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/09/15eris_dysnomia/index-j.shtml

エリスはギリシャ神話で「男性に嫉妬やねたみの心をかき立たせ、争いを引き起こす、ギリシャ神話の不和と争いの女神」という意味で、今回の冥王星外しの一連の騒動を引き起こした張本人であることを連想させる。ディスノミアはエリスの娘であり、「混沌と争いの女神」らしい。和名はたぶんつかないだろう。

ちなみに、現在dwarf planet(矮惑星)と認定された天体とその衛星の名前は、
セレス(火星と木星の間の小惑星帯最大の天体)…衛星なし
冥王星とカロン(二重矮惑星)…「ニクス」、「ヒドラ」というカロンよりはるかに小さな2つの衛星がある。
エリス(冥王星よりやや外側、冥王星よりやや大きい)…衛星「ディスノミア」

2003UB313の正式名称決まる

国際天文学連合(IAU)は13日、“第10惑星”と騒がれ、冥王(めいおう)星の惑星からの降格のきっかけとなった矮(わい)惑星「2003UB313」を、ギリシャ神話に登場する「混沌(こんとん)」と「不和」の女神にちなみ「エリス」と命名した。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060914i418.htm?from=main4

海王星以遠の天体で初めて冥王星より大きいことが確認されたこの天体は、当初愛称として「ゼナ」と呼ばれていたが、この度「矮惑星」と認定されたことに伴い、正式名が付けられたもの。ゼナという名が既に馴染んでいただけに、ちょっと違和感がある。ちなみに「ゼナ」には「ガブリエル」という名の衛星があるのだが、この衛星にも正式名が付けられるのだろうか。

冥王星降格に米科学者反発

国際天文学会(IAU)で冥王星は惑星ではないと決議されたことに対し、米国の科学者らが「IAUの決定は科学的ではなく政治的。科学的に恥ずべき定義」と批判し、再定義を求めているとのこと。新聞社各紙とも記事があったが、中でも一番過激な書き方をしていたのが産経新聞。
http://www.sankei.co.jp/news/060902/kok048.htm

なぜ米国がこだわるかというと、冥王星は太陽系の惑星(当時)のうち、唯一米国人が発見したからというのが根っ子にある。そんなことで決定が覆されたら、どっちが政治的なんだか…。
今回の決定は、定義の表現の仕方にやや難はあるが、冥王星と他の惑星を異なる分類にしたのは十分に科学的だと思うのだが。

冥王星、惑星から陥落

帰省で3日間家を空けている間に惑星の定義が確定してしまった。結局、当初案は反対意見の嵐で全く採用されず、天文に詳しい人ならば極めて合理的な結末「冥王星は惑星から除外する」ことになった。

新たな惑星の定義として「1.恒星の周りを回る」「2.重力平衡のためほぼ球形」「3.軌道近くで圧倒的な質量により他の天体を撒き散らして(あるいは合体して)残った」ことが条件とされた。冥王星は、海王星や最近発見されたエッジワース・カイパーベルト天体(EKBO)と軌道が近く、それら近傍の天体の中で他の天体を撒き散らすほど圧倒的な質量を持っていないことにより、3つ目の条件を満たすことができない。

今回驚いたのは、結論ではなく、マスコミの騒ぎぶり。確かに教科書をつくっている出版社とか困惑しているだろうなとは思うが、一般の人から見てそんなに大事件でもないだろうに。冥王星が消えてしまうと誤解する人が出そうな気がする。天文に詳しくはないが少し前(当初案が公開された頃)から関心を持った人は「セレス」とか「カロン」とか「2003UB313(愛称ゼナ)」など訳のわからん「惑星」が突然現れたと思ったら今度は馴染みの冥王星が「降格」だの、かなり混乱しているのではないか。

カロンが惑星なのに月はなぜ衛星?

国際天文学連合総会で衛星の定義として「惑星との共通重心が惑星の内部にあるもの」とされているため、冥王星の衛星とされてきたカロンが惑星に昇格しようとしている。ちなみに冥王星自体は、惑星ではあるもののPluton(冥王星群?)という特殊なカテゴリーに位置付けられている。冥王星にとっては実質「降格」に近い。

冥王星の質量は地球のわずか452分の1。月と比べても0.18倍しかない。しかしカロンの質量は冥王星の9分の1もある。冥王星とカロンの距離19300kmから共通重心を割り出すと、冥王星の中心から1,934kmの所にある。これは冥王星の半径1,137kmよりも大きい。つまり共通重心は冥王星の外側にあるため、カロンは衛星ではなく、冥王星との二重惑星ということになる。

一方、月の質量は地球の81分の1。これでも母星比では太陽系内でカロンの次に大きい。地球と月の距離384,400kmから共通重心は地球の中心から4,672kmと出る。地球の半径は6,378kmだから、共通重心は地球の外部に出ていない。したがって地球と月は二重惑星とは言えないことになる。しかし、月は誕生以来、地球から徐々に遠ざかっているので、地球との距離が約53万kmを超えると共通重心が地球の外に飛び出て、月は惑星の仲間入りすることになる。もっとも、現在の遠ざかる速度(年間3.8cm)から計算しても、それは37億年くらい先のことである。

もし、今回の案が採用されてカロンが惑星に昇格すれば、月は太陽系の中で母星比質量が最大の衛星に昇格することになる。

太陽系惑星は12個になるか?

8月14日からチェコで開かれている国際天文学連合総会で「惑星」の定義が変わるかもしれないと以前書いたが、その原案が公開された。
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/08/16planet_definition/index-j.shtml

案によると、
・惑星とは「重力平衡の結果ほぼ球形で、恒星の周りを回り、恒星・衛星でないもの」
・衛星とは「惑星との共通重心が惑星の内部にあるもの」
・黄道面上でほぼ円軌道を持つ惑星を「Classical Planets(古典的惑星?)」という。但し、セレス(火星と木星の間の小惑星帯にある最大の小惑星)は特別に「Dwarf Planet(小人惑星?)」という。
・海王星付近より遠く、軌道と黄道面との傾きが大きく、離心率の高い惑星を「Pluton(冥王星群?)」という。

この結果、
・水星~海王星はClassical Planetsで文句なく惑星。
・セレスは小惑星から「惑星」に昇格。但しDwarf Planet。
・冥王星は惑星の座を維持するも、Pluton。
・冥王星の衛星とされていたカロンは、冥王星との共通重心が冥王星外にあるため、惑星。ただしPluton。
・最近発見され、冥王星よりやや大きいとされる「ゼナ」は惑星。ただしPluton。
以上で、この案が承認されれば惑星は12個ということになる。なお、「月」の場合は、地球との共通重心が地球の内部にあるため惑星ではなく「衛星」になる。

ここで疑問がいくつか出る。
・小惑星帯の中には、セレス以外に重力平衡による球形の天体は他にないのか。
・セドナやクワォワーはカロンよりも大きく、ほぼ球形と認識している。
・もし未知の褐色矮星が存在したら、それは今回の定義では惑星になる。(従来は連星の一種とするのが一般的)

この案が承認されたとしたら、多くの天文ファンは失望するだろう。

観測史上最小の褐色矮星の連星発見

地球から400光年の位置に、木星質量の7倍と14倍に相当する褐色矮星の連星系が発見されたとのこと。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060804ik01.htm

よく木星は「太陽になりきれなかった星」と言われるが、本当に太陽になりきれなかったのは、木星の約13~80倍の質量を持つ「褐色矮星」。恒星は自らの重力で内部が高温化し、中心の温度が300万度以上に達すると核融合が起こるが、それには木星の80倍の質量が必要となる。ただし、ごく少量存在する重水素の核融合はそれより低い温度で起こるため、木星の13倍以上の質量があれば、重水素の核融合が始まり、一旦は恒星のように輝く。ところが重水素は量が少ないためすぐに燃え尽き、後は光は出さないものの余熱で表面温度800~2500度程度と木星よりははるかに高温となる。

褐色矮星は恒星の周りを回っていることもあり、惑星なのか、恒星のなりそこないなのかはっきりしないところがあったが、恒星が存在しない褐色矮星同士の連星が発見されるようになり、恒星の一種と捉えられるようになってきた。つまり、褐色矮星を回る「惑星」の存在も当然予想される。

今回の発見は、木星質量の7倍と14倍とのことだが、14倍の方はギリギリ核融合が起こり得るが、7倍の方は本当に褐色矮星なのか、褐色矮星であれば木星の7倍の質量しかないのになぜ重水素の核融合ができたのか。ナゾが残る。

惑星の定義が変わる?

8月14~25日までチェコで開かれる国際天文学連合(IAU)総会で、「惑星」の定義が見直されるかもしれないとのこと。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060729k0000e040069000c.html

今回の議論での最大の注目は、冥王星は惑星かどうか再確認されることだろう。冥王星がカイパーベルト天体(EKBO)の一つであることはすでに周知の事実であるし、冥王星の大きさを上回るEKBOさえ見つかっている。また、これらをひっくるめて「準惑星」としたらどうかという人もいる。今回の結末は非常に注目している。

タイタンに湖発見か?

NASAが土星の衛星タイタンにメタンかエタンの湖らしい地形を発見したとのこと。
http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/multimedia/pia08630.html

探査機カッシーニや着陸したホイヘンスをもってしても、これまで期待されていた海は発見できなかった。
今回、海ではなく湖とはいえ、NASAの写真(2つあるうちの上の画像)は横420km×縦150kmであることから推測すると、最も大きく写っている湖は対岸まで最大100km位はありそうだ。面積はざっと琵琶湖の10倍くらいか。いずれにしても、タイタンに液体の表面があったことで、何らかの生命体の存在への期待は高まる。

小惑星がニアミス

7月2日に長径800mの小惑星が地球から43万kmという近傍を通過していたらしい。
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics060712_2.htm

この距離は地球から月まで(38万km)の1.1倍強、地球と太陽間(約1億5000万km)のわずか1000分の3という至近距離。このくらいの距離に接近する小惑星は実はさほど珍しいわけではないが、もし衝突したらテポドン2どころの騒ぎではない。

冥王星第2・第3衛星の名前決まる

新衛星の名前は「ニクス」と「ヒドラ」。詳細はこちら

冥王星の衛星といえば、太陽系内の衛星では母星比で最大の大きさを持つ「カロン」(第2位は地球の「月」)しかないと長い間(といっても30年弱だが…)考えられていたが、昨年5月にカロンの10分の1程度の直径しかない衛星2つが発見された。

カロンは地球の月と同じく、ジャイアント・インパクトにより誕生したと考えられているが、ニクスとヒドラも成分が似通っているよらしく、同時に誕生したという説が有力。もしかしたら他にも小さな衛星があるかもしれない。2015年には冥王星探査機「ニューホライズンズ」が到着予定だが、素晴らしい光景が期待できそう。

問題は、それまでの間、冥王星が「惑星」の座を維持できているかどうかだが…。冥王星はもともと月の直径の2/3、質量は1/6しかなく、すでに冥王星を上回るエッジワース・カイパーベルト天体(EKBO)も発見されている。国際天文学連合(IAU)は今年の8月に惑星の定義を正式に議論するとのこと。惑星にとどまるのか、小惑星の仲間入りするのか?

系外惑星の観測精度向上

系外惑星(太陽系以外の恒星系の惑星)は、惑星が自ら光を発することはないため直接観測することはできないが、惑星の重力により恒星がふらつくことで間接的に観測できる。そのため、従来は木星級の重さ(地球の約300倍)を上回る重さの惑星しか発見できなかった。

しかし最近は観測精度が上がり、海王星級の質量(地球の15倍程度)の惑星まで発見可能となったとのこと。しかも1個ではなく複数個の惑星の動きまで把握できるようになってきた。
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics060524_2.htm

これまではホットジュピター(熱い木星)といって、恒星の周りを数日の周期という水星の軌道よりはるかに近いところを回っている巨大惑星しか発見できなかったため、一時は太陽系のような惑星系は非常に珍しいのではないかとも言われた。今回発見されたものもまだ太陽系と似ているとは言えないが、観測技術が上がれば太陽系によく似た惑星系もそのうち発見できるのではないか。

第10惑星の大きさは冥王星並み

昨年、「第10惑星か?」と話題になった天体の大きさをハッブル宇宙望遠鏡で観測した結果、当初推測されていた冥王星の1.3倍の大きさではなく、ほぼ冥王星と同じであるとNASAが発表したとのこと。(NIKKEI NET他)

冥王星の直径は約2,300km(月の約60%)と非常に小さい。これまでも海王星の軌道の外側では、クワオワー、セドナなど小惑星としては大型の天体が発見されてきたが、いずれも冥王星よりは小さく、惑星の称号は得られなかった。しかしこの「第10惑星」は直径3,000kmと冥王星の1.3倍程度の大きさがあり、冥王星に次ぐ10番目の惑星の有資格者との声も多かった。

ただその一方で軌道が大きく傾いているなど、惑星の特徴から外れており、あくまで小惑星にとどまるとの意見も根強い。その場合、この新天体より内側にあり、大きさも小さい冥王星は惑星としての立場が危うくなるなど、話題性の大きな新天体だった。今回冥王星とほぼ同じ大きさということで、おそらく冥王星の第9惑星の座は安泰となるだろう。個人的には冥王星はどう考えてもEKBO(エッジワース・カイパーベルト天体)の一つだと思うので、冥王星をはるかに凌駕する天体の発見を期待しているのですが。