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エリスの衛星は「ディスノミア」

2003UB313の正式名称が「エリス」に決まったことは先日書いたが、その衛星(これまで「ガブリエル」と呼ばれていた)の正式名称も決まっていたようだ。その名は「ディスノミア」。
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/09/15eris_dysnomia/index-j.shtml

エリスはギリシャ神話で「男性に嫉妬やねたみの心をかき立たせ、争いを引き起こす、ギリシャ神話の不和と争いの女神」という意味で、今回の冥王星外しの一連の騒動を引き起こした張本人であることを連想させる。ディスノミアはエリスの娘であり、「混沌と争いの女神」らしい。和名はたぶんつかないだろう。

ちなみに、現在dwarf planet(矮惑星)と認定された天体とその衛星の名前は、
セレス(火星と木星の間の小惑星帯最大の天体)…衛星なし
冥王星とカロン(二重矮惑星)…「ニクス」、「ヒドラ」というカロンよりはるかに小さな2つの衛星がある。
エリス(冥王星よりやや外側、冥王星よりやや大きい)…衛星「ディスノミア」

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