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2006年09月30日

笹瀬(浜松市立高)棒高跳で5m26、高2最高!

9月30日、静岡県草薙陸上競技場で行なわれた静岡県高校新人陸上第(1日目)の男子棒高跳で、笹瀬弘樹(浜松市立高2年)が5m26の高2最高記録をマークした。1997年に澤野大地が記録した5m25を9年ぶりに更新。

この日は競技役員として写真判定室におり、棒高跳はバックストレート側なので遠目ではあったが、跳躍の瞬間をしっかり見ることができた。バーにわずかに触れながらもしっかり留まった。
その他の種目については明日最終日が終わってから。

2006年09月24日

スーパー陸上2006

テレビ中継があったので、その雑感も交えてレポート。

男子
100mはフライング1回の後、パウエルがフライングで失格。少し納得いかない表情。ちなみに女子100mでもフライングの失格があった。どうも日本のスターターは「用意(set)」からスタートまで正確に2秒という風潮がある。選手にとって読みやすい(ヤマをかけやすい)し、最近の世界の潮流はもっと早くて、しかもレースごとに微妙に間隔を変えている。
優勝は末續で10秒12だったが、+2.2mの追参。2位に塚原(東海大)が10秒26で入った。ところで山縣アナ、追参なのに末續選手のインタビューで世界陸上A標準突破とか言わないでもらいたい。高校時代陸上やってるはずなのに何でど素人みたいなこと言うんだろう。

400mは堀籠(富士通)が45秒77の自己新。金丸は46秒05に終わった。高校時代からの勢いに陰りが見えた今、正念場かもしれない。為末は今季ベストだったが46秒41に留まった。

110mHは内藤(ミズノ)が13秒61(-1.3m)。向い風でのこの記録はまずまず。

400mHはクレメントが48秒36で優勝。10台目まですべて13歩で行ってすごいのだが、逆足での踏切が極端に苦手なのだろう。400mHにおいて左足踏切はレーンの外側を走らなければならない。また、右足踏切は左足着地なので、左足を軸に腰の回転でコーナーを曲がっていくので速度が落ちにくいが、右足着地だと腰の回転と逆方向に曲がっていくために十分な加速が得られず失速してしまうので、絶対的に不利である(文字だけだとちょっと説明しにくい)。

ハンマー投は全般的に記録低調に終わったが、その中でも室伏が徐々に修正し、最終的には81m00を投げた。サークルの滑りが悪く、各投擲者とも回転スピードが上がっていないように見えた。2位ティホンは78m31。

走高跳で2m27を跳んで優勝したホルム(スウェーデン)の跳び方は特徴的だ。腰がバーを越えるやいなや、腹筋運動のように上体を起こし、その反動で腰を落とし、脚を一気に振り上げる。体は越えているのに脚で引っ掛けることを回避できるクリアランスだが、自分がバーに対してどの位置にいるのかよほど正確に掴めないとできない。素晴らしい技術だ。

エキシビジョンマッチとして行なわれた棒高跳は澤野が5m70で優勝。5m85は3回とも失敗。2005世界選手権銀メダルのウォーカー(米)は5m50を3回失敗してしまった。

女子
1500mで小林が4分07秒86の日本新(1/100秒更新)。ラスト400m通過するときにわざわざ「鐘」を映さないでもらいたい。見たいのは残り400mを通過するタイムなのだから。優勝はジェミーソン(豪)が4分05秒82。

400mHはラブチェニク(ウクライナ)が55秒80、久保倉(新潟アルビレックス)が56秒19の日本歴代2位。世界選手権のB美標準も突破。吉田(ナチュリル)は57秒30。日本記録55秒89から3年経過し、新旧交代をうかがわせる。

走幅跳は池田が1回目に6m81(-0.2m)を跳んで快勝。2,3回目にも6m70を跳び、好調の様子だったが、4回目でちょっとバランスを崩し失敗試技。ここで脚を痛めたか、5,6回目をパス。2位は花岡で6m43。

棒高跳はイシンバィエワが4m72で優勝したものの跳躍は苦労していた。解説者は「助走スピードが云々」と言っていたが、ポールのボックスへの突っ込み方が悪かったのだと思う。ボックスの傾斜部分にポールの先端が着いてから、滑るようにボックスの奥に刺さるのが良い突っ込み方であるが、今日のイシンバイェワはボックス内でポールの先端が弾んでいた(音でわかる)。これではポールが立ってくれない。ところでこの大会ではどの試技も2cmという端数がついているのだが、何故だろう?5m02の世界記録を意識してのことだろうか。

その他の種目は以下。

男子
1500mはL.ニモ・ヌディワ(ケニア)が3分40秒11、J.ムワンギ・(ケニア・トヨタ自動車)が3分40秒63、小林は3分41秒01で3位。
三段跳は金徳現が16m88(+0.8m)。杉林(チームミズノアスレティック)は16m08(-0.1m)に終わった。
やり投げはゼレズニーの引退試合になるはずだったが、早々に欠場表明し、優勝はR.マタス(エストニア)で80m53。村上(スズキ)は76m09に終わった。

女子
100mはシンプソン(ジャマイカ)が11秒15(-0.8m)。日本人1位は北風(浅井学園大)が11秒78、信岡(ミズノ)は11秒86に留まり、期待の高校生は高橋(埼玉栄)が11秒89、中村(浜松西)は12秒09と力を発揮できなかった。
400mはアマーティル(バハマ)が50秒68、故障からまだ復調できていない丹野は53秒54に終わった。
やり投はシェルウィン(デンマーク)が62m68。日本人1位は海老原(国士大)で55m11の3位。

ベルリンマラソンでゲブルセラシエ優勝

9月24日に行なわれたベルリンマラソンでハイレ・ゲブルセラシエ(エチオピア)が今季世界最高の2時間05分56秒で優勝。35kmまでは世界新を狙えるペースだったが、終盤やや失速したのが惜しまれる。20度を超える高温が記録更新を妨げたかもしれない。ペースメーカーは30kmまでと思われる。最大のライバルであるコリル(ケニア)は20km手前ですでに遅れ始め、26kmでリタイヤし、競争相手にも恵まれなかった。2位はシェンタマ(エチオピア)で2時間10分43秒。3位に梅木が入ったがタイムは2時間13分43秒。
女子はワミ(エチオピア)が自己ベストとなる2時間21分34秒で優勝。2位はコスゲイ(ケニア)が2時間23分22秒。

ゲブルセラシエのラップ
5km14分44秒、10km29分55秒(15分11秒)、15km44分51秒(14分56秒)、20km59分30秒(14分39秒)、中間点1時間02分46秒、25km1時間14分19秒(14分49秒)、30km1時間29分06秒(14分47秒)、35km1時間43分37秒(14分31秒)、40km1時間58分57秒(15分20秒)、ゴール2時間05分56秒(6分59秒)

ワミのラップ
5km17分01秒、10km33分47秒(16分46秒)、15km50分22秒(16分39秒)、20km66分41秒(16分19秒)、中間点1時間10分22秒、25km1時間23分14秒(16分33秒)、30km1時間40分09秒(16分55秒)、35km1時間57分00秒(16分51秒)、40km2時間14分13秒(17分13秒)、ゴール2時間21分34秒(7分21秒)

ゴールデングランプリ(上海大会)

9月23日、上海で開催。
男子
100mはゲイが欠場、ブランソン(米)が10秒03(+0.4m)優勝。10秒09のスコット(米)を破った。3位に入ったスペアモンが10秒11で自己新というのは意外。
1500mはチョゲ(ケニア)が3分33秒01で制し、ケネニサ・ベケレは3分33秒13で2位。専門種目でないとはいえ、同じく5000mを得意とするチョゲに負けたのは痛い。
110mHは劉翔が13秒07(+0.1m)。ワールドカップで劉翔を破ったアレン・ジョンソンは13秒09の2位。
走高跳はリバコフ(ロ)が2m33のシーズンベスト。

女子
100mはフェリックス(米)が11秒17(-0.7m)。400mはN.ウィリアムズ(ジャマイカ)が49秒63。
5000mはT.ディババが14分55秒63、1/100秒差で20歳のG.ブリカ(エチオピア)が入った。
100mHは今季世界1位のペリーが12秒60(+1.7m)。
400mHはイサコワ(ロ)が53秒98、ローズ・ウィリアムズ(米)が54秒26。
3000mSCはツラワ(ベルラーシ)が9分29秒68で勝ち、早狩が9分45秒77で5位に入って世界選手権A標準突破。
棒高跳はリシッヒ(独)が4m51

2006年09月23日

建物外観


壁や屋根の色は仮ですが、外観はほぼこんなイメージです。平面の屋根なので本当は屋上を作り、屋上緑化と将来の趣味として「天文観測室」(今、天体望遠鏡も持っていないのに!)を作りたかったのですが、予算の関係で却下。
構造は鉄筋コンクリート。かなり値が張るのですが、大地震が予想される土地柄、少し無理しました。その代わり、夏涼しく冬暖かいと評判の「外内両断熱」という構造で、冷暖房費は抑えられそうです。
玄関前のアプローチや外溝はまだ考えていませんが、スペース的には普通車2台と軽自動車~リッターカークラス1台を駐車できる程度です。
奥の庭は、奥行3.5m位とあまり広くないので、物置、自転車置き場、ちょっとした家庭菜園くらいにしか使えないと思います。広いウッドデッキとかは無理ですね。

2階の間取り


2階はほぼ妻の意見でつくりました。キッチンと水周り(バス、洗面)は絶対に同じフロア、しかもなるべくまっすぐな動線上に配置して移動距離を少なくしたいという考えです。LDKの南側(画面下方)がバルコニーになっています。
リビングの隣に和室がありますが、ここも1Fと同様構造壁になっていて、完全なぶち抜きはできませんが、一応リビングとつなげて畳コーナーのように使うこともできます。妻が布団派なので、普段は寝室になります。

1階の間取り


実際とは若干違いますが、設計書をもとにパソコンソフトで3Dのイメージ図を作ってみました。
南側(画面下方)に家が建つと日当たりが悪くなるだろうということで、LDKは2階にしています。南側の洋室2部屋は子供部屋。玄関が必要以上に広い気がしますが、強度の関係で外壁は真四角に。左上の部屋は多目的に使える部屋で、ホームシアターや娘のエレクトーンなどの大音響にも耐えられるよう、窓が二重になっています。脇に3畳ほどの書斎がありますが、多目的室との間は構造壁でどうしてもぶち抜きにできず、苦肉の策です。階段の下にはトイレがあります。

着工直前


いよいよ9月25日に着工。完成までの変遷を記録として残しておくため、着工前の写真を撮っておきました。結構広いように見えますが、実はこの土地を2分割するので実際はこんなに広くありません。写真の間口は約12mですが、右側3.5mは奥側の区画の「旗竿」の部分なので、左側約8.5mがうちの間口になります。

南面道路だったら言うことないのですが、道路は北側です。しかし接面道路は旧東海道にあたる由緒ある道で、幅約8mの歩道付き道路です。写真右側が静岡駅方面で、駅まで約1.6km。左側が東静岡駅方面で駅まで約1.3km。どちらも何とか徒歩圏内で、静岡鉄道の最寄り駅まで徒歩3~4分と利便性はいいです。

2006年09月21日

大田原マラソンは断念か

今年は久しぶりにフルマラソンを走ろうと、11月の大田原マラソンに狙いを定めていましたが、よりによってその時期に出張、しかも詳細は未定ですが海外に行くことになるかもしれません(入社して16年間、海外出張なんて一度もなかったのに)。
大田原がダメとなると、防府が適当か。ちょっと遠いな… 防府は自己記録を出したレースでもあるし、どちらかというと「勝負レース」にしたいのですが。まあ大田原の締切りまではあと1ヵ月弱あるので、その頃には出張の日程等もはっきりしているでしょう。

2006年09月18日

長距離記録会惨敗

草薙陸上競技場で行なわれた静岡県長距離記録会。5000mに出場しましたが、17分39秒12と予想以上に悲惨な結果に終わってしまいました。1000m3分22秒、2000m6分44秒までは何とか食らいつきましたが、ここで完全に目一杯。3000m10分25秒、4000m14分06秒と完全に失速し、ラストもあまり上げられずこの結果。自己ワースト3でした。

8月下旬の負傷からリズムを崩し、その後仕事が立て込んだり出張が入ったりで、練習不足だった割に疲労が抜けませんでした。それでもエントリーした頃はまだ建て直せるのですが、甘かったです。それを差し引いてもなお記録が悪かったのは天候のせいもあるかもしれません。台風が抜け切らず、天候の割に気温が高く、湿度が非常に高かったせいか、記録会全般にわたって記録は低調でした。それでも6月の17分15秒を考えれば遅くとも17分では入らなければいけません。明日から建て直しを図ります。

IAAFワールドカップ(アテネ大会)

男子
100mはゲイ(米)が唯一人9秒台となる9秒88(+1.1m)。オビクウェル(ポルトガル)が10秒09。
200mはスピアモン(米)が19秒87(+0.1m)の大会新。ボルト(ジャマイカ)が19秒96で2位に入り、3位に末續が20秒30で入った。今季20秒01で走っているオビクウェル(20秒36)を破ったのは価値あり。
3000mはモットラム(豪)が7分32秒19(大会新)で、7分36秒25に終わったケネニサ・ベケレを破る大金星。
110mHは35歳のアレン・ジョンソンが何と12秒96(+0.4m)の快記録で大会新。劉翔(13秒03)を撃破。3位はロブレス(キューバ)で13秒06。
400mRは米国が37秒59の大会新。欧州が38秒45で2位、アジアが38秒51で3位に入っているが、オーダーは塚原、末續、高平、小島の日本選手で構成。
三段跳はデーヴィス(米)が17m54。
棒高跳は今季5m96を跳んでいるフッカー(豪)が5m80、澤野が5m70までノーミスで2位に入った。5m80を2回失敗したところでパスし、5m85の1回に賭けたが失敗。
ハンマー投は室伏が82m01で優勝。

女子
400mはリチャーズ(米)が今季世界最高の48秒70。2位以下は50秒を切れず、圧勝。
3000mはT.ディババが8分33秒78の大会新、ホイェツカ(ポーランド)が8分39秒69、日本の福士は8分44秒58で5位、自己の持つ日本記録にわずか0.18秒及ばず。福士は1500mを4分1桁で走るスピードは十分にあると思われる。1500mで今季世界1位のチジェンコ(ロ)は8分59秒67で7位に終わった。
5000mはデファールが14分39秒11の大会新で圧勝。福士が15分06秒69で3位に入った。
3000mSCはツラワ(ベルラーシ)が9分29秒10の大会新。早狩は9分49秒49で7位。世界選手権A標準(9分48秒00)にあとわずかで到達できなかった。
400mRは米大陸選抜チームが42秒26。オーダーはベイリー(ジャマイカ)、ファーガソン(バハマ)、マザーシル(ケイマン諸島)、シンプソン(ジャマイカ)。2位は単独チームのロシアで42秒36。
1600mも米大陸選抜が3分19秒84で優勝。S.ウィリアムズ(ジャマイカ)、ウィリアムズ・ダーリング(バハマ)、アマーティル(バハマ)、N.ウィリアムズ(バーレーン)のオーダー。
三段跳でレベデワ(ロ)が15m13の大会新。デヴェツィ(ギリシャ)が15m04。
円盤投はディーチュ(独)が66m07で圧勝。
ハンマー投はスコリモフスカ(ポーランド)が75m29の大会新。リセンコ(ロシア)は74m44の2位に終わった。

その他の種目は以下。

男子
400mはウォリナーが出ないレースでメリット(米)が44秒54、キカヤ(コンゴ)が44秒66。
800mはカメル(バーレーン)が1分44秒98、ソム(オランダ)が1分45秒13、ムラウジ(南ア)は1分45秒14で3位に終わった。
1500mは超スローペース。400mを67秒04で通過、800mは2分19秒20(この1周は72秒16もかかった)、3周目に入ってようやくペースアップして、1200mを3分15秒9あたりで通過、ラスト300mを36秒7(!)でカバーして優勝したキプチルチル(ケニア)のタイムは3分52秒60。ラスト1周は何と49秒4!
5000mはシャヒーン(カタール)が13分35秒30。3000mSCもシャヒーンが8分19秒09(大会新)。シャヒーンは来年の世界選手権では3000mSCと5000mの2冠を狙うとか。
400mHはクレメント(米)が48秒12、ヴァンジル(南ア)が48秒35、プラウゴ(ポーランド)が48秒76。
1600mRは米国が3分00秒11、米大陸を0.03秒差でかわした。
走幅跳はサラディノ(パナマ)の順当勝ちだったが、8m26と低調。
走高跳は今季2m34を跳んでいるヤンク(チェコ)が2m28で制した。今季2m37で世界1位のシルノフ(ロ)は2m24の2位に終わった。
砲丸投はバーテルス(独)が20m67で勝ち、ホッファ(米)は20m60で2位。
円盤投はアレクナ(リトアニア)が寄せ付けず67m19で優勝、やり投はトルキルドセン(ノルウェー)が87m17。

女子
100mはシンプソン(ジャマイカ)が唯一人10秒台の10秒97(+0.1m)、2着はエドワーズ(米)で11秒19。
200mはリチャーズ(米)が22秒23(-0.2m)。
800mは今季世界3位のカラタユード(キューバ)がスローペースを制して2分00秒06で優勝。今季世界1位のジェプコスゲイ(ケニア)が2分00秒09。
1500mはジャマル(バーレーン)が4分00秒84。トマショワ(ロ)は4分02秒45で2位。
100mHはフォスター・ヒルトン(ジャマイカ)が12秒67(-0.6m)。
400mHはペチョンキナ(ロ)が53秒88、今季世界ランク1位のディーマス(米)は54秒06で2位。ポーランドのエシェンが54秒48。
走幅跳はコロチャノワ(ロ)が6m78。
走高跳はスレサレンコ(ロ)が1m97で優勝、同記録でエルボー(ベルギー)が2位。
棒高跳はイシンバイェワ(ロ)が大会新で優勝するも記録は4m60。既に優勝を決めた後の4m80は3回とも失敗に終わった。
やり投はネリウス(独)が63m37、砲丸投はヴィリ(ニュージーランド)が19m87。

2006年09月17日

群馬リレーカーニバル

9月17日、群馬県立敷島公園陸上競技場で開催。
男子800mは下平(早大)が復調し、1分48秒52で優勝、笹野(富士通)1分48秒77、口野(日体大)1分48秒88と続いた。
女子200mは高校総体Vの中村宝子(浜松西)が23秒98(-1.3m)。中村は総体前にも-0.5mの風で23秒91で走っているが、更に条件が悪い中でも23秒台。信岡(ミズノ)は決勝を棄権。
女子400mHは久保倉(新潟アルビレックス)が56秒45で世界選手権のB標準を突破。日本歴代2位。
その他の種目は以下。

男子
200mは長谷川(筑波大)が21秒20(-1.1m)。奥迫21秒36、宮崎21秒41と続き、為末が21秒46で4位。
1500mはムワンギ・ムリギ(トヨタ自動車)が3分43秒55、井幡(大塚製薬)が3分47秒30。
3000mSCは岩水が8分35秒09。同じトヨタ自動車の加藤が8分37秒25。加藤はこれまで8分47秒58がベスト。岩水に続く存在となるか?
走幅跳は荒川(大阪陸協)が7m73(+0.8m)。
砲丸投は台湾の張銘煌が18m95、畑瀬(群馬綜合ガード)が17m48。
円盤投は畑山(ゼンリン)が53m99。

女子
800mは西村(東京高校ク)が2分05秒90。
走高跳は青山(大阪陸協)が1m83、同記録でハニカット陽子(日体大AC)が2位。
砲丸投は豊永(香川・生光学園)が16m11、円盤投は室伏(ミズノ)が54m18。

低酸素室の禁止は見送り

世界反ドーピング機関(WADA)は16日、カナダのモントリオールで開いた理事会で低酸素室の是非について検討したが、来年からの禁止は見送った。

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20060917k0000e050038000c.html

見送りという記事は5月にも出ていたが、これで少なくとも2007年中には採用されないことが確定。しかし、完全に否決されたわけではないので、将来的にドーピング扱いとなる可能性は逆に高まったのかもしれない。

2006年09月16日

陸上W杯で室伏V

アテネで行なわれているIAAFワールドカップで、アジア代表の室伏が82m01の今季ベストで見事優勝、9点を獲得!
2位にはティホン(ベルラーシ、欧州代表)が80m00で入った。

W杯は9つの国と地域の代表にて争われる。アフリカ、アメリカ大陸、アジア、欧州、オセアニア、米国、ホスト国のギリシャに加え、ヨーロッパカップ上位国から男子はロシアとフランス、女子はロシアとポーランドが単独チームで加わる。

エリスの衛星は「ディスノミア」

2003UB313の正式名称が「エリス」に決まったことは先日書いたが、その衛星(これまで「ガブリエル」と呼ばれていた)の正式名称も決まっていたようだ。その名は「ディスノミア」。
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/09/15eris_dysnomia/index-j.shtml

エリスはギリシャ神話で「男性に嫉妬やねたみの心をかき立たせ、争いを引き起こす、ギリシャ神話の不和と争いの女神」という意味で、今回の冥王星外しの一連の騒動を引き起こした張本人であることを連想させる。ディスノミアはエリスの娘であり、「混沌と争いの女神」らしい。和名はたぶんつかないだろう。

ちなみに、現在dwarf planet(矮惑星)と認定された天体とその衛星の名前は、
セレス(火星と木星の間の小惑星帯最大の天体)…衛星なし
冥王星とカロン(二重矮惑星)…「ニクス」、「ヒドラ」というカロンよりはるかに小さな2つの衛星がある。
エリス(冥王星よりやや外側、冥王星よりやや大きい)…衛星「ディスノミア」

2006年09月15日

ネアンデルタール人の結末に新説

約3万年前までに地上から姿を消したと考えられていたネアンデルタール人が2万8000~2万4000年前まで生存していたことを示す生活跡が、イベリア半島で発見された。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060914i503.htm

ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス)は、現生人類(ホモ・サピエンス)ではなく、別種の人類で約3万年前(書物によっては2万7千年前との記述もある)に絶滅したといわれる。人類の歴史から見れば、つい最近まで生き延びていたと言える。ホモ・サピエンスの登場により駆逐されてしまったと考えられていたが、この発見が正しければ、絶滅と考えられていた時期から更に6千年も生存していたことになる。これだけ長い期間になると、少なくとも同時期に同じ地域に共存していたのはもちろん、争いも少なく、何らかの交流があったと考えても不思議ではない。

「混血があった可能性もある」と考える専門家もいるようである。DNAレベルの研究でそれは否定されたというのが通説だが、もし混血があったとするならば、ネアンデルタール人の血は現在でも受け継がれている可能性があり、なかなかワクワクする話である。

2006年09月14日

2003UB313の正式名称決まる

国際天文学連合(IAU)は13日、“第10惑星”と騒がれ、冥王(めいおう)星の惑星からの降格のきっかけとなった矮(わい)惑星「2003UB313」を、ギリシャ神話に登場する「混沌(こんとん)」と「不和」の女神にちなみ「エリス」と命名した。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060914i418.htm?from=main4

海王星以遠の天体で初めて冥王星より大きいことが確認されたこの天体は、当初愛称として「ゼナ」と呼ばれていたが、この度「矮惑星」と認定されたことに伴い、正式名が付けられたもの。ゼナという名が既に馴染んでいただけに、ちょっと違和感がある。ちなみに「ゼナ」には「ガブリエル」という名の衛星があるのだが、この衛星にも正式名が付けられるのだろうか。

懲りない植草

植草一秀、2度目の逮捕。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060914k0000e040061000c.html

全く、懲りない人ですね…
4月から客員教授を務めているという名古屋商科大学大学院もなぜこんな人を採用したんだか。Sankei Webには簡単に経緯が書かれているが、少し考えが甘かったようだ。

iPodの新製品発表

9月13日、アップルコンピュータが、「iPod」「iPod nano」「iPod Shuffle」の新モデルを発表したとのこと。
iPodについては、第5世代といわれる「iPod for Video」の後継機(第6世代)ではなく、マイナーチェンジ版と言ったほうがよい。最大容量が60GBから80GBに変わったこと、画面の輝度がアップして動画が見やすくなったこと、動画の再生時間が伸びたこと、最大ビットレートの向上など、動画再生を考慮した細かな仕様変更はあるが、巷でささやかれていた第6世代(=全面タッチパネル)ではなかった。「そもそも全面タッチパネルなど必要なし」との声が少なからずあったことも影響しているかもしれない。

ゲームのダウンロード機能が追加されるなど、ファームウエアの変更があったものの、ゲームなどiPodの本来機能ではない。ファームウエアの更新でどこまで対応できるかは不明。

なお、新モデル発表と合わせ、iTunes7のダウンロードも開始されている。

2006年09月13日

突発性難聴の治療法を京大が開発

耳が突然聞こえなくなる「突発性難聴」に対して、京都大の伊藤壽一教授(耳鼻咽喉科)と田畑泰彦教授(生体材料学)らのグループが、薬を特殊なゼラチンに混ぜ、鼓膜の奥にある内耳にくっつける新しい治療法を開発、動物実験で効果を確かめた。内耳は手術が難しく、服薬や点滴では薬がほとんど届かないが、新治療法ではゼラチンから薬が少しずつ溶け出す。(asahi.com)

http://www.asahi.com/science/news/OSK200609130046.html

突発性難聴発症後、すでに聴力が定着してしまった人でもこの治療法は有効なのだろうか。難聴を患ってはや4年。もうなれてしまったとはいえ、やはり聞き辛いので、何度も聞きなおしてしまうことが度々ある。テレビもボリュームを大きくしないと聞こえないので、夜はヘッドホンにすることが多い。もし有効な治療法として確立すれば、是非受けてみたい。

2006年09月11日

ロッテルダム・ハーフマラソン

9月10日、ロッテルダムで行なわれたハーフマラソン。
タデッセ(エリトリア)が、前年ワンジル(トヨタ自動車九州)が出した59分16秒のコースレコード(当時世界記録)と同記録をマークし、優勝。14分02秒-27分55秒(13分53秒)-42分07秒(14分12秒)、56分17秒(14分10秒)、残り1.0975kmを2分59秒。ラスト3kmは2'44,2'43,2'42でカバー。2着はキプチュンバ(ケニア)59分28秒。
女子はヤマウチ(英)が1時間10分38秒。3着に馬目(しまむら)が1時間12分50秒で入った。

全日本学生チャンピオンシップ

9月9~10日にかけて、平塚で開催。
この大会の位置付けが中途半端で、種目によってはすごく低レベルだったりする。

男子
100mは塚原(東海大)が10秒25(+1.1m)の大会新。
200mは長谷川(筑波大)が20秒91を出すも+2.2mで追参。
110mHは岩船(東海大)が13秒85(+0.9m)の大会新。
棒高跳は1位浅野(関学大)、2位川口(筑波大)、3位柏木(日体大)とも5m20。
円盤投は秋本(筑波大)が51m57。

女子
200mは成瀬(日女体大院)が24秒10(+1.3m)。成瀬は400mも55秒19で勝ち、2冠。
走高跳は松本(中京大)が1m76。
走幅跳は桝見(福岡大)が追風2.3mの参考記録ながら自己記録を超える6m48。公認は6m24。
桝見は三段跳でも追風参考(+2.4m)ながら13m11(自己記録と同記録)で制し、2冠。
円盤投は鈴木(国士大)が48m39。

World Athletics Final(シュツットガルト)

9月9~10日、ドイツのシュツットガルト、新装のグリーントラックでファイナル戦。

男子ハンマー投で室伏が1投目に81m42を投げ、そのまま逃げ切り優勝!ティホンが30cm差の2位。3位パルシュ(ハンガリー)は80m41だが、まだ24歳。今年81m35をマークしている。

女子
100mはシンプソン(ジャマイカ)が唯一10秒台の10秒89(-0.2m)。後は米国勢が続き、今期世界9位の記録しか出していないエドワーズが11秒06、フェリックスが11秒07。
200mはフェリックス(米)が22秒11(+0.6m)。今季22秒00の世界1位をマークしているシンプソン(ジャマイカ)は3位に終わった。
400mはリチャーズ(米)が唯一人50秒を切る49秒25で快勝。
100mHはペリー(米)が12秒52で勝ったが、4位までが12秒5台の混戦。
400mHは今季世界ランキング1位のディーマス(米)が53秒42。
ハンマー投はハイドラー(独)が75m44で制したが、リセンコをはじめ、強いロシア勢は出ていない。
やり投はシュポタコーヴァ(チェコ)が66m21のチェコ新で1位。

男子
100mはパウエルが9秒89(+0.9m)、スコット(米)が9秒91、ゲイ(米)が9秒92。スコットはリアクションタイム0.109秒ということから、ヤマをかけた可能性がある。
200mはゲイが19秒68(-0.1m)、スペアモンが19秒88と米国勢がワンツー。今期世界1位のカーターは出場していない。
400mはウォリナーが44秒02で順当勝ちだったが、コンゴのキカヤが44秒10のアフリカ新、メリット(米)が44秒14と接戦。
110mHは世界記録保持者、劉翔が12秒93で快勝、しかも-0.6m。2位、3位も好記録。ロブレス(キューバ)が13秒00のキューバ新。アレン・ジョンソンも13秒01と衰えを見せない。
3000mSCはコエチ(ケニア)が8分01秒37で優勝。但しシャヒーンは出ていない。
やり投はトルキルドセン(ノルウェー)とピトカマキ(フィンランド)の北欧勢一騎打ち。トルキルドセンが89m50、ピトカマキは88m25だった。

その他の種目は以下。

男子
800mはムラウジ(南ア)が1分46秒99でスローペースを制す。
1500mはキプチルチル(ケニア)が3分32秒76、ラガト(米)は3分32秒93。今期3分29秒02をマークしているコーメン(ケニア)は10位に沈んだ。3000mはタリク・ベケレが7分38秒98。
5000mは超スローペースでケネニサ・ベケレが13分48秒62。20歳のS.E.チェルイヨット(ケニア)が13分49秒45で2位。9月23日で17歳(日本で言う高校2年!)になるフェレケが13分49秒66で3位、ベケレ弟が4位13分50秒03。
400mHはヤコヴァキス(ギリシャ)が47秒92。ヴァンジル(南ア)が48秒08で続き、ジャクソン、カーターの米国勢は3,4位。
走幅跳はサラディノ(パナマ)が8m41(+0.4m)で順当勝ち。今期世界ランク2位のM.S.アル・クワリディ(サウジ)が8m34(+0.7m)で続いた。
三段跳は17m台がわずか2名。ベタンソス(キューバ)が17m29で制した。今季1位のデーヴィス(米)は16m98の3位に終わった。オルソンは出場していない。
棒高跳はバージェス(豪)が5m82で1位。同記録でロビンガー(独)とスティーヴンソン(米)が共に2位。澤野は5m65で6位。
走高跳はソルンブラッド(スウェーデン)が2m33、今期2m37を跳んでいるシルノフ(ロシア)は無効試技が2回多く2位
円盤投はアレクナ(リトアニア)が68m63。エストニア勢のカンテル、タンメルトが2、3位。
砲丸投はホッファ(米)が21m05、今季世界1位のカントウェル(米)が20m94。

女子
800mはカラタユード(キューバ)が1分59秒02。ジェプコスゲイ(ケニア)が1分59秒10で2位、ベンハシ(モロッコ)は3位。
1500mはジャマル(バーレーン)が4分01秒58の完勝。ロシア勢はトマショワ2位、ソボロワ3位、今季世界1位のチジェンコは5位に終わった。
5000mはどうやったらこんなタイムになるのかというレース。T.ディババが16分04秒77、デファールがその1/100秒差。ラスト1周は57秒5とか。それにしてもこのレース、出走者はエチオピア5名、ケニア5名と2国のみ。
3000mはデファールが意地を見せて8分34秒22、T.ディババが8分34秒74。
3000mSCはツラワ(ベルラーシ)が9分27秒08。今季9分17秒15をマークしているヤノウスカ(ポーランド)は9分45秒01で予想外の7位に沈んだ。この種目は好不調の波が如実に表れる。
走幅跳はレベデワ(ロ)が6m92。2、3位が6m77、6m75だったので、もし池田が出ていたら面白かったかも。ただしこのゲームでは試技は4回しかない。上位3名はいずれも2回目までにベストを出している。早い試技でいかに一発引っ掛けるかが勝敗を左右する。
三段跳はレベデワ(ロ)が14m82(-0.3m)。ギリシャのデヴェツィが14m67で2位。
走高跳はベリークイスト(スウェーデン)が1m98で1位、同記録でエルボー(ベルギー)が2位。ヴェネワ(ブルガリア)が3位。ヴラシッチ(クロアチア)は1m90しか跳べず6位。
棒高跳はイシンバイェワが4m75と本人としては平凡な記録で優勝。4m85は3回とも失敗。
砲丸投はホロネコ(ベルラーシ)が19m81。
円盤投はディーチュ(独)が64m73と平凡ながら今期世界1位の面目を保った。

2006年09月10日

南部記念

9月10日、札幌円山競技場で開催。
詳細が分からないかったので、新聞サイトの記事と寺田的陸上競技WEBを参照させていただきました。

女子100mで高校総体チャンプの高橋萌木子(埼玉栄)が11秒54(+1.7m)で優勝、日本ジュニア新、高校新、日本歴代8位。今季世界ジュニア23位に相当。ちなみに200mでは中村宝子(浜松西)の23秒48が今季世界ジュニア15位となっており、活況。

女子100mHでは池田久美子が13秒28(-0.9m)で順当勝ちだったが、予選で追風参考ながら12秒90をマーク。しかも風は惜しくも2.1m。公認だったら今季世界31位に相当する好記録だった。日本人で追風参考ながら12秒台をマークしたのは金沢イボンヌが12秒88(+7.4m)、12秒90(+2.5m)、12秒94(+3.0m)、12秒98(+2.1m)、12秒99(+2.1m)がある。日本記録の13秒00は+0.7mの中で出したもの。完全に金沢のレベルに追いついたと見ていいだろう。

その他、女子400mは久保倉(新潟アルビレックス)が53秒78で優勝したが、丹野が2位に終わった模様。男子400mは堀籠(富士通)が46秒47で優勝。為末が46秒59で2位に入った。男子砲丸投は村川(スズキ自販茨城)が17m89、女子ハンマー投は綾(丸善工業)が65m65など。

2006年09月08日

私もあなたも男系の男子

皇族に41年ぶりに男系の男子、つまり皇位継承者が誕生し、ひとまず皇位継承問題は先送りとなった。
ところで、私はある家系の男系男子である。それどころか、世の中の男性は必ずある家系の男系男子である。

「そんなはずはない。男の子が生まれない夫婦は多いし、そもそも子供ができない場合だってあるはずだ。」と思うかもしれないが、それは家系を上から(過去から)たどっているから。世の中の男性には必ずお父さんがいる(お父さんがいなければ生まれてこない)。つまりその男性はそのお父さんの男系男子である。お父さんもまた、必ずお父さん(おじいさん)がいるからそのおじいさんから見て男系男子である。…というように下からたどっていけば、必ずある男性の男系男子になるはずである。(と同時に、必ずある女性の女系男子になるわけだが。)

2006年09月07日

県長距離記録会(9月18日)エントリー

5000mに申し込みました。申告タイムは16分40秒です。前回(6月)当時の状態での17分15秒という記録と、最近時の練習量を考えると、この辺が妥当かと思います。ただ、ちょっと体調面に不安があります。それについてはまた別の機会に。

紀子さまのご出産

出産日は決まっていたので、注目は男の子が生まれるかどうか、でした。皇室典範改正の議論がパタッと止まっていたので、もしかしたら関係者はもう「男児出産」を知っているのかなと出産前から内心思ってました。なので、男児出産を聞いたときも「案の定」という思いが少々…。

とはいえ、大変おめでたいことには違いない。今年一番のおめでたいニュースに挙げる人も多いと思います。これで皇室典範見直しは立ち消えでしょう。しかし、若い世代の皇位継承者が一人しかいないというのは心もとない。雅子さまの体調や年齢的問題はよくわかりませんが、今回の男児誕生でプレッシャーがなくなり、2人目のご出産へと弾みがつけばいいなと思います。

2006年09月05日

IAAFゴールデンリーグ(ベルリン大会)

9月3日ベルリンにて。
男子100mはパウエルが9秒86、タイソンが9秒96(-0.5m)。
400mは敵なしのウォリナーがこの日も44秒26で勝利。キカヤ(コンゴ)が44秒43で今季世界3位。
棒高跳でフッカー(豪)が今季世界2位の5m96。バージェス(豪)は5m91。澤野は記録なし。
女子100mはシンプソン(ジャマイカ)が10秒92(0.0m)。
400mはリチャーズ(米)が49秒81。今季好調のスタンボロワは51秒11の4位に終わった。
走高跳は同じ2m00の記録ながら無効試技数によりエルボー(ベルギー)がベリークイスト(スウェーデン)に勝った。

2006年09月04日

男子棒高跳で東海高校新

9月2日、静岡県西部高校新人陸上の男子棒高跳で、全国総体の覇者、笹瀬弘樹(浜松市立)が5m17の東海高校新をマークした。この記録は高2歴代2位に相当(1位は澤野の5m25)。なお、全国総体で5位に入った横山(浜松北)も5m00を跳んだ。
・静岡県西部新人陸上結果
・静岡県中部新人陸上結果
・静岡県東部新人陸上結果

2006年09月03日

地鎮祭

9月3日大安、地鎮祭がとり行われました。
少々暑かったのですが、カラッと晴れて気持ちよく行うことができました。
既に請負契約を交わし、着工は9月25日、完成は2月末頃となる予定です。

2006年09月02日

2006年8月の練習

8月も走り込もうと思っていたのだが、走らない日が10日もあっては当然距離も伸びない。8月3~5日は丸々研修でほぼ缶詰。8月19日~27日まで休暇をとったのだが、8月21日の練習中に転倒し、負傷。負傷後1日は走ったもののまだ痛みが残り結局休暇中はほとんど走れず。それでも325km走れた。8月終わり頃から、朝晩は涼しくなってきて、日中も暑いことは暑いが乾いた空気で走りやすくなってきた。9月18日に記録会に出ようと思っているが、少しスピードにも慣らしておかないといけない。


日付距離累計練習内容体重脂肪心拍
06/08/010.00.0
06/08/027.17.1通勤 7.1k[4'31]
06/08/030.07.1
06/08/040.07.1
06/08/050.07.1
06/08/0616.523.6jog 1:18'(16.5k)49.55.0
06/08/0710.333.9帰宅 10.3k[4'06]47.55.0
06/08/0814.548.4通勤 6.9k[4'20]、帰宅 7.6k[3'59]47.55.051
06/08/0915.664.0通勤 7.1k[4'25]、帰宅 8.5k[4'01]47.45.050
06/08/1015.479.4通勤 6.9k[4'31]、帰宅 8.5k[4'01]47.15.0
06/08/1114.593.9通勤 6.9k[4'29]、帰宅 7.6k[4'02]46.95.0
06/08/1216.0109.9jog 1:14'(16k)44
06/08/1348.0157.9梅ヶ島LSD 48k(4:03')
06/08/1413.6171.5通勤 5.1k[5'19]、帰宅 8.5k[4'26]46.65.046
06/08/1515.5187.0通勤 7.0k[4'47]、帰宅 8.5k[4'12]46.65.044
06/08/1616.1203.1通勤 6.7k[4'40]、帰宅 9.4k[4'06]46.65.0
06/08/177.5210.6通勤 7.5k[4'32]
06/08/180.0210.6
06/08/1923.5234.1jog 1:14'(15k)、夜 jog 37'(8.5k)47.65.050
06/08/2020.5254.6jog 1:38'(20.5k)
06/08/216.0260.6jog 6k
06/08/220.0260.6
06/08/230.0260.6
06/08/240.0260.6
06/08/2522.0282.6jog 1:39'(22k)
06/08/260.0282.6
06/08/270.0282.6
06/08/284.9287.5帰宅 4.9k[3'51]485.0
06/08/2910.9298.4通勤 6.0k[4'27]、帰宅 4.9k[3'55]475.0
06/08/3011.8310.2通勤 6.9k[4'29]、帰宅 4.9k[3'53]47.25.0
06/08/3115.6325.8通勤 7.1k[4'23]、帰宅 8.5k[3'58]46.95.049

冥王星降格に米科学者反発

国際天文学会(IAU)で冥王星は惑星ではないと決議されたことに対し、米国の科学者らが「IAUの決定は科学的ではなく政治的。科学的に恥ずべき定義」と批判し、再定義を求めているとのこと。新聞社各紙とも記事があったが、中でも一番過激な書き方をしていたのが産経新聞。
http://www.sankei.co.jp/news/060902/kok048.htm

なぜ米国がこだわるかというと、冥王星は太陽系の惑星(当時)のうち、唯一米国人が発見したからというのが根っ子にある。そんなことで決定が覆されたら、どっちが政治的なんだか…。
今回の決定は、定義の表現の仕方にやや難はあるが、冥王星と他の惑星を異なる分類にしたのは十分に科学的だと思うのだが。

2006年09月01日

欧州屋外競技会(ロベレート)で日本長距離陣が好走

8月30日、イタリアのロベレートで開催。
男子5000mで竹澤(早大)が13分22秒36の4位、佐藤(東海大)が13分23秒57の8位(それぞれ学生歴代2位・3位、日本歴代3位・6位)に入った。久々に活きのよい若手が出てきた。2人には学生の間に高岡選手の持つ日本記録13分13秒40を更新してもらいたいものだ。ただし、日本長距離界の年間スケジュールにおいてこの時期に好記録が出るというのは、秋以降のロードシーズンに生きるかどうか、若干心配な点はあるが。
その他、棒高跳で澤野が5m70で1位。女子3000mで杉原(パナソニック)が8分56秒89で10位。

浜松市と新潟市が政令指定都市へ

8月31日、竹中総務相は、新潟市と静岡県浜松市を2007年4月1日に、政令市へ移行させることを明らかにしたとのこと。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060831i112.htm
人口ランキングは以下。

2006年3月31日時点の住民基本台帳人口(50万人以上。東京特別区を除く。)
1.横浜市 3,544千人
2.大阪市 2,506千人
3.名古屋市 2,145千人
4.札幌市 1,869千人
5.神戸市 1,499千人
6.京都市 1,393千人
7.福岡市 1,352千人
8.川崎市 1,294千人
9.さいたま市 1,173千人
10.広島市 1,141千人
11.仙台市 998千人
12.北九州市 990千人
13.千葉市 905千人
14.堺市 830千人
15.新潟市 805千人
16.浜松市 787千人
17.静岡市 713千人
18.熊本市 663千人
19.岡山市 660千人
20.相模原市 653千人
21.鹿児島市 602千人
22.八王子市 537千人
23.姫路市 533千人
24.松山市 514千人

オツオリ選手、交通事故で死亡

全く突然のことに驚きました。ケニア帰国中に交通事故でなくなったそうです。まだ37歳。
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200608310342.html

オツオリ選手といえば、山梨学院大の初代外国人留学生で一大センセーションを巻き起こした選手。私は学校は違いますが、大学4年生のときに同大学が初めて箱根駅伝予選会を突破し、その翌年に入学してきた。私は大学院生だったのでその予選会には母校の応援に行ったが、その時にオツオリ選手の走りを間近で見た。とにかく日本人と根本的に走法が違う、日本人には真似のできない走り、という印象が強かった。

交通事故といえば、SB食品の金井さん、谷口さんを思い出さずにはいられない。いずれにせよ非常に悲しい出来事だ。