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2006年10月31日

日本選手権リレー

ジュニアオリンピックと同時開催の日本選手権リレー競技大会。女子で好記録が出ている。
400mRは福島大が44秒80の学生新・大会新。
1600mRは福島大の3分36秒93は実力的に順当だが、2着に入った東大阪大敬愛高は、インターハイでマークした高校新を更に2秒近く短縮する3分41秒35の高校新。バトンリレーによる短縮を考慮しても1人平均56秒を切る走力が必要なので、高校の単独チームとしては驚異的と言える。

2006年10月29日

ジュニアオリンピック

10月27~29日にかけて日産スタジアムで開催。
ジュニアオリンピックといえば、昔(私が中高生の頃)は高2まで対象だったのだが、今は中学生の学年別選手権といった意味合いが強い。A(中3),B(中2),C(中1),に分かれている。その代わり、全日中が学年別ではなくなっている。

A男子
400mは柳澤(北海道・七飯大中山)が49秒20、以下4着まで49秒台の高いレベル。
3000mは田村(青森・野辺地)が8分28秒38で2位を4秒近く離す快勝。8位でも8分36秒台のハイレベル。
110mHは矢澤(神奈川・岩崎)が14秒49(+0.8m)の大会新。通常の中学生のハードルの高さ(91.4cm)ではなく99.1cmを考えると好記録。
砲丸投で鈴木(静岡・東伊豆稲取)が全日中に続き優勝で、16m70の中学新。2位が15m01だから完全な圧勝。

B男子
1500mで松村(広島・八本松)が4分02秒85の大会新。「怪物」和田仁志が24年前にマークした4分02秒9の中2最高を上回った。
110mHで渡辺(神奈川・潮田)が14秒54(+0.5m)の大会新。これも14秒57の中2最高を上回っている。

C男子
100mで田子(千葉・八幡東)が11秒35(-0.6m)の好記録。向風の中では中1最高と思われる。

A女子
3000mで鈴木亜由子(愛知・豊橋陸上ク)が9分18秒41の大会新。小林祐梨子の大会記録9分21秒07を上回った。中学生だけのレースで9分10秒台は強い。ラップは3'02-3'09-3'07。2着の藪下(兵庫・加古川山手)の9分26秒93もなかなかの記録。
100mYHで長村(神奈川・金沢)が14秒13(0.0m)の大会新。これがハードル間は高校・一般用の8.5m、ハードルの高さは中学用の76cmという変則的な種目。

B女子
1500mは谷本(山口・田布施)が記録的には平凡ながら4分34秒57で全日中800mに続いて全国制覇。

C女子
100mHで中原(北海道・函館北)が14秒84(+0.5m)の大会新。1年生では池田久美子が当時手動で14秒2を出しているが、それに次ぐ記録となる。

AB共通女子
円盤投で堀(徳島・半田)が38m14で圧勝。

2006年10月28日

シカゴマラソン

遅くなってしまったが、10月22日に行なわれたシカゴマラソン。
男子はR.チェルイヨット(ケニア)が2時間07分35秒で優勝。2位には日本在住のケニア人、ジェンガが5秒差の2時間07分40秒で入り、3位はムインディ(ケニア)が2時間07分51秒。アブディラーマン(米)が4位で2時間08分56秒。
優勝したチェルイヨットはゴールのマットに足を滑らせて転倒。後頭部を打って車椅子で運ばれてしまった。その後どうなったのだろうか。

チェルイヨットのラップ。
15'05-30'06(15'01)-44'58(14'52)-59'56(14'58)-1:15'11(15'15)
-1:30'41(15'30)-1:45'47(15'06)-2:01'01(15'14)-2:07'35(6'34)
特別速いペースでもないし、急激に上がった区間もない。強いて言えば25km~30kmのペースアップだがそれでも14分台には上がっていない。日本人でも高岡選手あたりなら最後まで優勝争いに加われたのではないか。それにしてもジェンガ選手は安定して強い。

女子はアデレ(エチオピア)がいよいよ本格的にマラソン参入か、2時間20分42秒で優勝。2位はボゴモロワ(ロ)が5秒差の2時間20分47秒。B.ジョンソン(豪)の2時間22分36秒、ペレス(メキシコ)の2時間22分59秒など、新興勢力も現れてきた。前半かっ飛んだトメスク(ルーマニア)が2時間24分25秒、日本の大南博美は25km手前までアデレらについたものの、後半ペースダウンして2時間26分04秒。

アデレのラップ。
16'10-32'43(16'33)-49'28(16'45)-1:06'36(17'08)-1:23'23(16'47)
-1:40'12(16'49)-1:56'44(16'32)-2:13'26(16'42)-2:20'42(7'16)
トメスクの影響か、入りの5kmが速かったが、後は落ち着いたペース。アデレには楽なペースのようだ。潜在能力はこんなものではないだろう。今でも2時間17~18分台では走れそうだ。ベルリンではワミが2時間21分34秒で優勝しているし、エチオピアが本格的にマラソンに参画してくると手強い。

トメスクのラップ
16'04-32'13(16'09)-48'14(16'01)-1:04'30(16'16)-1:21'31(17'01)
-1:38'30(16'59)-1:55'54(17'24)-2:15'04(19'10)-2:24'25(9'11)
これだけのペースで突っ込みながら、35kmまではペースダウンを最小限に抑えているのは高く評価できる。アデレらに抜かれてから急激に失速したと思われる。30kmは野口みずきの世界最高記録1時間38分49秒を上回っており、IAAFのサイトでは世界最高記録の認定待ちということになっている。

大南のラップ
16'10-32'43(16'33)-49'28(16'45)-1:06'37(17'09)-1:23'28(16'51)
-1:41'02(17'34)-1:59'02(18'00)-2:17'52(18'50)-2:26'04(8'12)
大南にしてみれば速いペースだが、この集団についていくしかなかった。前半1時間10分15秒というペースはいい経験になるだろう。

必修科目の未履修問題

富山県の高岡南高校に端を発した必修科目の未履修問題。10月28日現在、全国で公立だけで286校がその事実を報告したという。私立を含めると400校近くに及ぶという。一部の学校ではすでに補習を開始したようだが、1科目につき50分授業×70回が必要とあって関係者でなくとも心配してしまう。

実際に補習をやるとなると、毎日1時間やったとしても14週間で受験の時期にもろに食い込む。土曜日も使って集中的にやるという手もあるが、該当科目の教諭だけその負担を負うというのも何か理不尽。資格のある他の教諭も動員するのが現実的だが、そうなると補習の質もなにもあったものではないし、生徒も同じ科目だけ集中的に聞いても頭に入らないだろう。まあ実際のところ形式的には行なうが、生徒は他の教科の参考書を広げて勉強、というのが実態となるのではないか。

もう一つ、現高3は補習で何とかなるとして、過去の卒業生は過ぎたことだからいいのか、という問題がある。まさか卒業生を呼び戻して補習させるわけにもいくまい。

そういうことなら、いっそのこと高等学校卒業程度認定試験(高卒認定・旧「大検」)を救済措置として使ったらどうか。現高3も現実離れした補習を行なうのではなく、未履修のまま一旦仮卒業させ、一定期間(例えば3年)以内に該当科目の高卒認定を取得させるのだ。これなら過去の卒業生にも同じ義務を課せば公平になる。ただ、高卒認定は科目が限られていて、例えば音楽とか情報といった科目がないという問題があるのだが。

Firefox2.0リリース

いつの間にかFirefoxの新バージョンが公開されていました。
http://www.mozilla-japan.org/

操作性で変わったところは、タブ1つ1つに「×(閉じる)」ボタンが付いたこと。これについては、もともとショートカット「Ctrl+W」を使っていたので、特に便利になった気はしないかも。でも時々は遠くにある閉じるボタンで閉じることもあるから、ないよりあった方がいいかな。

次に、せっかくタブブラウザなのに、リンク先が新しいウインドウで開いてしまうのを同一ウインドウの新タブで開けるようになった。しかしこれを実現するアドオンを入れていたので、これもあまり影響なし。ただし、一旦閉じたウインドウを再度開けるようになったのは良い。よく間違って閉じてしまうことがあるので。しかもタブバーを右クリックで簡単にできるのは便利。

着工後5週間経過


ご覧のように1週間で様変わり。鉄筋コンクリートの基礎を造り始め、建物の1階部分の広さがイメージできるようになりました。
このままいきなり建物をつくり出してしまいそうですが、基礎ができたら一旦埋め戻すことになるはずです。
完成予定まであと約4ヵ月。

アファール猿人の顔を復元

330万年前のアファール猿人の3歳女児の顔を、独マックスプランク進化人類学研究所や米国などの国際チームの助言を得て、首から上をオランダの企業が復元したとのこと。
毎日新聞 2006年10月27日の記事l

見る限り、この年代では顔の方は類人猿から大きく変わっていないように見える。
もしこの猿人が現存しているとしたら、我々現生人類は学術的なことを抜きにしてヒトに見えるだろうか、それとも上手に2足歩行する類人猿に見えるだろうか。

2006年10月22日

日体大記録会(10月21~22日)

10000m(10月21日)
◇高校
コスマス(山学大付)28分42秒41、岡部(豊川工)29分52秒95、唐川(美方)29分56秒19。
豊川工は他に小柳津30分10秒25、市川30分11秒81、三田30分34秒21で走っている。

◇大学
モグス(山学大)27分44秒94、ギタウ(日大)28分05秒96、北村(日体大)28分18秒40、立命館大の森田が28分47秒82と健闘。
日大は土橋28分52秒57、福井28分54秒14、松藤28分57秒07、秀島29分03秒77など、28分台4人、29分台8人。
日体大は1年の森が28分53秒86をマーク。鷲見29分12秒23など、28分台2人、29分台7人。

◇一般のトップは松村(日清食品)の28分18秒88。

着工後4週間経過


重機が入ってご覧のように地面を本格的に掘り始めました。先週に比べるとだいぶ建設中っぽくなってきましたね。日中は仕事なので、まだ現場を生で見たことがありません。

東海高校新人

10月21~22日にかけて静岡県草薙陸上競技場で行なわれた東海高校新人陸上。

男子
100mは羽根(藤枝明誠)が10秒76(+1.9m)。2位に東邦1年の後藤が10秒80で入った。決勝8位が10秒91という大混戦。
200mは羽根が2冠を狙うも、100m6位の杉本が21秒96(-1.2m)で優勝。杉本は予選で21秒55(+2.4m追参)、準決で21秒89(-0.1m)。
400mは渡邉(浜松市立)が48秒65、杉崎(沼津工)が48秒72。
800mは粟津(愛工大名電)が1分54秒43の大会新。
5000mは田中(稲生)が中盤から独走し、14分33秒13の大会新。田中は1500mも2位に入っている。
400mHは渡邉(浜松市立)が53秒04、伏見(静岡市立)が53秒76と実力者が順当に入った。
400mRは名古屋が41秒75で優勝。浜松市立が42秒01、宇治山田商が42秒18と続いた。
1600mRは浜松市立が3分19秒71で2位を約4秒差をつけ圧勝。3走には笹瀬を使っている。
棒高跳は高2最高を持つ笹瀬(浜松市立)、5m00の記録を持つ横山(浜松北)がともに欠場。優勝は鈴木(浜松市立)の4m60。
走幅跳は西(名古屋大谷)が7m29(+1.9m)の大会新をマーク。
砲丸投は三浦(伊勢工)が15m15で、これが新しい重さ(6kg)の大会記録となる。三浦はハンマー投でも53m46と6kgでの大会記録となった。
円盤投は小林(沼津東)が47m90。

女子
100mは伴野(浜松市立)が12秒02で優勝。伴野は予選で大会記録となる11秒97(+1.9m)をマークした。
400mは柘植(至学館)が56秒60の大会新。桑名1年の愛敬が57秒30で2位。
800mは400mと掛け持ちの愛敬(桑名)が残り100mでさすがに強く、2分14秒47で優勝。
1500mと3000mは中條(愛知淑徳)が2冠。4分31秒53と9分31秒17はいずれも大会新。
100mHは中川(中京大中京)が13秒94をマークするも、+2.3mで参考記録。しかし予選で14秒12(+1.8m)の大会新を出している。
400mHは肥田(浜松西)が61秒64の大会新。決勝に静岡県勢が6人全員残ったのが特徴的。100mHを制した中川は、400mを走り切る走力がなかったか、予選落ち。一方、肥田は100mHでも4位に入っている。
400mRは伴野を2走に起用した浜松市立が47秒79で逃げ切り、至学館が47秒81で2位。
1600mRは伴野をアンカーに起用した浜松市立が3分53秒47の大会新で2冠。伴野は55秒位のラップで走っていた。2位には三島北も3分54秒60で大会新。
走高跳は河澄(岡崎城西)が1m67で優勝。
走幅跳は吉田(県岐阜商)が5m94(+0.6m)の大会新。
砲丸投で茂山(宇治山田商)が13m33の大会新。

優勝種目数は、男子が静岡8、愛知7、三重4、岐阜1。女子は愛知8、静岡5、三重2、岐阜1。
その他コメントは以下。

男子
中長距離は各県とも駅伝を控えて駅伝有力校は出場を控えている。鶸田(豊川工)が3分58秒96で制したが、駅伝のメンバーではないのかもしれない。
5000mWは23分台の優勝タイムだったが、歩型がまともな選手が非常に少ない。厳密に不正をとれば大半が失格になってしまうのではないか。
走高跳は最近時全国的にレベルが落ちている中、東海も例外に漏れず優勝が1m96と低調。三段跳も14m40で優勝、14m以上が3人だけ。

女子
3000mでは基本的なルールを理解していないことによるトラブルがあった。3000mは出走者23名ということで、1列に並びきれないため、2段階スタートとした。ところが、アウト側の選手が1名、スタート直後にいきなりインコースに入ってしまった。結局4番目にゴールしたのだが、当然ながら失格。後で学校関係者が、説明がなかった(同県では2段階スタートをやったことがないらしい)ことを理由に抗議に来たようだが、国際大会でも頻繁に行なわれているものであり、決して特殊な規約ではない。ルールを周知させるのは指導者側の役割と思うのだが。スタートした時にすぐに止めるという手段ももちろんあるのだが、フライングならともかく、想定していない突飛な行動に、すぐに対処できなかったのが実際のところだろう。

2006年10月21日

第83回箱根駅伝予選会

10月21日、東京立川で行なわれた箱根駅伝予選会。
早大が50位以内に10人が入り、10時間06分53秒、2位を5分50秒も引き離す圧倒的な強さで1位通過。
2位には59分33秒で個人1位となった座間を擁する専大が10時間12分43秒で2位。以下、タイムだけで決定される6位までには中央学大、国学院大、神大、明大が入った。

関東インカレポイントが加味される7~9位は次のようになった。


レース
順位
学校名レースタイム減算
タイム
総合タイム総合
順位
7拓大10:17:080:1010:16:5810
8大東大10:18:291:5510:16:348
9城西大10:18:312:2510:16:067
10国士大10:20:473:5010:16:579
11帝京大10:21:020:3010:20:3212
12東農大10:21:151:3510:19:4011
13上武大10:24:421:0510:23:3713
14平成国際大10:27:482:1010:25:3814
15関東学院大10:29:070:1010:28:5715

拓大は何と1秒差で落選。昨年も4秒差の10位で落選しており、合わせてわずか25~30mの差で2度も出場を逃したことになる。一方で国士大は2年連続してインカレポイントの恩恵で本戦出場となった。不公平とか理不尽とか言われようが、ルールは最初からわかっていたこと。駅伝だけに傾注しすぎることに警鐘を鳴らすための制度であり、トラックにももっと力を入れてほしい、もっというと、学校として長距離だけでなくTrack & Field全体を強化してほしいという主旨に反しているのだから仕方ない。学連は長距離だけで成り立っているのではないのだから、金で選手を集め、いいとこ取り(知名度アップ)だけするのは許さないという考えを明確にしたのがこの制度だ。

落選はしたものの、花田監督を迎えて2年目の上武大があと7分弱で予選通過というところまで来たのが注目される。来年は本戦出場権争いに割って入ってくるだろう。

個人成績では、上位には当然ながら圧勝した早大が目立つ。これだけの戦力をもってすれば上位争いに食い込むポテンシャルは十分にある。これでシード権がとれなかったら渡辺監督個人の指揮管理能力が問われる。

2006年10月16日

女子400mRで日本歴代2位、44秒10

10月15日、新潟ビッグ陸上フェスタが新潟スタジアムで行なわれた。
その中で、女子4×100mRで日本歴代2位となる44秒10を記録。オーダーは北風沙織、高橋萌木子、中村宝子、信岡沙希重。高校生を2人起用し、今までにない斬新なメンバーでのこの好記録には日本記録更新の可能性を感じる。
その他、女子400mでは丹野が52秒72、久保倉が53秒30。100mHで国体で池田久美子に肉薄した石野(長谷川体育施設)が13秒29(-0.5m)と好調。
男子では10000mでJ.M.ダビリ(小森コーポレーション)の28分16秒26の後、大森(四国電力)が28分16秒32で健在をアピール。走高跳では土屋(筑波大)が2m20をマーク。土屋はその後2m27にバーを上げたが3回失敗。

2006年10月15日

着工後3週間経過


着工から3週間が経ちました。ご覧の通り、まだ地面が少し掘り起こされている程度です。今は水道管の引き込み工事の準備と地盤改良工事(一旦掘り起こし、粘土質を混ぜてもう一度埋める)をしているところ。建物の方は、工場で材料の加工を並行して進めているとのことです。

2006年10月14日

小林祐梨子、3000mで高校記録に肉薄


10月14日に静岡のエコパスタジアムで行なわれた静岡県長距離記録会。
女子3000mで小林祐梨子が自らの持つ高校記録(8分52秒33)および福士が持つジュニア日本記録(8分52秒3)に挑戦したが、8分52秒77とわずかに及ばなかった。(写真はその時の写真判定の画像)

レースは最初からE.ワンボイ(ユタカ技研)と小林の2人が飛び出す展開。1000mを2分55秒で通過。小林はワンボイにぴたりと付け、2000mは5分55秒で通過。高校記録更新への期待が高まる。ところがワンボイがペースをなかなか上げず、しびれを切らした小林がついに前に出てペースアップを試みる。残り1周で高校新は確実、8分50秒を切るかどうかというところまで来ていたのだが、ラストでワンボイがスパートした時に小林は着いていけず、結局ワンボイは8分49秒39でゴールしたものの、小林は自己の持つ高校記録にもわずか及ばなかった。しかしとてもいいレースを見せてもらえた。居合わせた他校の生徒もみんなでトラックの周りを囲んで応援し、隣のエコパアリーナで行なわれていた安室奈美恵のコンサートよりも、ある意味盛り上がったかもしれない。

小林があまりに次元が違うレースをしていたので全く目立たなかったが、このレースには須磨学園が9名走り、小林以外にも2年の広田が9分09秒89、村岡9分12秒14、永田9分15秒42と駅伝上位行でもエース級のタイムで走り、更に9分27~33秒台で5人が走っていた。その中で、遠路福井から出場した松見(美方高)が9分19秒05をマークした。

男子は最終レース10000m第4組でM.ムリギ(トヨタ自動車)が独走で27分40秒27。2着S.ガンガ(JAL AGS)も28分を切って27分59秒53。

5000m最終組では3位にインターハイ1500m7位の大石(富士東)が14分19秒69。静岡県の日本人高校生としては4年ぶりに14分20秒を切った。藤枝明誠高は、14分29秒89の近藤を筆頭に、14分43秒、46秒、47秒、52秒が2人、56秒とこの記録会だけで7名が14分台をマーク。今年の記録では9人が14分台を記録しており、久々に全国で一桁順位をうかがえる戦力となってきた。

県長距離記録会(10月14日)結果

10月14日(土)エコパスタジアムで行なわれた静岡県長距離記録会に出場。
5000m第2組は12時35分スタート。正午過ぎということで暑さを心配していたが、暑さはそれほどでもなかったものの競技場の外では強い風が吹いていた。しかし巨大な観客席に囲まれた競技場内はほとんど風の影響を受けず、結果的にはまずまずのコンディション。

前回の失敗を繰り返すまいと前半はとにかく自重。序盤はほぼ最後尾を走って1000mを3分25秒で通過。これでも前回の17分39秒を考えれば速いくらいだ。2000mは少しペースが落ち6分54秒(3分29秒)で通過。その後ペースが落ちかかってきたところで一人前に出てくれたので着いていくと3000mは10分20秒(3分26秒)とややペースアップ。しかし2600mあたりからいつもの右脚の違和感が出てきて3000mを過ぎると次第に離され始めた。なんとかペースダウンを最小限にとどめ、4000mを13分49秒(3分29秒)で通過。ラストは走りを切り替えれば右脚の違和感は我慢できる。徐々にスピードを上げていってラスト200mを全力、17分04秒15でゴール(ラスト1000mは3分15秒)。順位も最後尾だったのがいつのまにか33人中9位まで上がっていた。

今回、16分台は出なかったものの、今年の3レースの中では一番良いタイム。ここ2ヶ月ほど、月間200kmいくかいかないかという練習量だったので、やはり16分半位で走るにはコンスタントに今の1.5倍程度の練習量は維持しなければいけないが、前回の結果よりは先行き明るい結果だった。

競技が終わってからは写真判定室で記録処理の仕事。3000mが9組、5000mは14組、10000mも4組あったので全て終わった時には20時をだいぶ回っていた。さて帰ろうと思って競技場を出たら、ちょうどエコパアリーナで行なわれていたコンサートが終わったところ。駐車場渋滞でなかなか出られなかった。コンサートをやっていることは知っていたのだが、それが安室奈美恵とは思わなかった。結局家に着いたのは22時近くでぐったり。

2006年10月11日

県長距離記録会(10月14日)エントリー状況

10月14日にエコパスタジアムで行なわれる静岡県長距離記録会のタイムテーブルとスタートリストが発表された。

注目は女子3000m。事前情報どおり、須磨学園の小林選手がエントリーしていた。なんと、須磨学園は10人エントリー。
ペースメーカーに見立てられると思われるユタカ技研の外国人は、ワンボイが今季3000m8分53秒92、5000m15分08秒88、ワンジルが3000m9分07秒41、5000m15分27秒03で走っている。しかし肝心の小林が国体3000mを棄権しているので、本当に出場するかは不明。
以下、注目レースのエントリーリスト。

女子3000m第6組 18:15スタート


1エバリン・ワンボイユタカ技研
2小林祐梨子須磨学園高3
3ペニーナ・ワンジルユタカ技研
4高吉理恵須磨学園高3
5永田幸栄須磨学園高3
6村岡温子須磨学園高3
7柴原杏梨須磨学園高2
8駒井直美須磨学園高2
9新畑志保里須磨学園高2
10広田愛子須磨学園高2
11中道早紀須磨学園高1
12仲埜瑠里子須磨学園高2
13宮下沙希ユタカ技研
14堀佳奈子ユタカ技研
15溝上優ユタカ技研
16宮﨑恵ユタカ技研
17布野加奈子ユタカ技研
18三郷実沙希常葉菊川高2
19原田美幸常葉菊川高3

男子は当日の最終レースで27分台が見られるか。マサシが出ないのが残念。
10000mの第4組 19:30スタート


1アガスティン・ガティム・ディラング中央発條
2ピーター・カリウキスズキ
3ジョン・カリウキトヨタ紡織
4ムワンギ・ムリギトヨタ自動車
5ジョン・カーニートヨタ自動車
6スタンレイ・ガンガJAL AGS
7ダニエル・ムワンギJAL AGS
8ジェームス・ドゥング八千代工業
9尾田賢典トヨタ自動車
10岩水嘉孝トヨタ自動車
11秋山羊一郎ホンダ
12白栁智也トヨタ紡織
13前田貴史トヨタ紡織
14市之瀬進八千代工業
15内田直将トヨタ自動車
16熊本 剛トヨタ自動車
17杉本芳規愛知製鋼
18大関喜幸愛知製鋼
19吉川裕也愛知製鋼
20仲野旭彦愛三工業

ちなみに、私は5000m第2組で12:35スタート。週間予報だと最高気温23度なので、昼間でもそれほど暑さは気にならないと思われる。

兵庫国体終了

期間が長いですが、少しずつ更新していきます。

成年男子
100mは末續が10秒29(+0.4m)で圧勝。
400mは向井が45秒68の好記録で好調堀籠をラストで差した。しかし堀籠の45秒89も好記録。3位は400mH選手の成迫が46秒51で入った。
110mHは内藤が-1.5mの風の中、13秒59はなかなかの記録。TV解説の尾縣さんがしきりに言っていたように、ハードル間のインターバルが、これまで日本人にはなかなかできなかった足を後方に流さない走りが特徴。日本記録更新の力は十分にある。
400mHは成迫が49秒19、杉町マハウが49秒62、河北49秒87までが50秒を切った。
棒高跳は澤野がポカをやらない限り優勝間違いないのだが、やはり優勝で5m65。5m85に上げて日本新を狙ったが3回失敗。すれすれの跳躍もなかったが、強風で跳躍が難しかったか。
走幅跳はTVでも紹介があったが、荒川(大阪陸協)が7m92(+0.5m)、藤川(筑波大)が7m91(+0.7m)、しかも6回目で逆転と見ごたえがあった。欲を言えばコンディションが良かったので8m超えてもらいたいのだが。

成年女子
100mは小島が11秒66(+1.0m)、次いで北風(浅井学園大)が11秒72。
400mは丹野が短期間で復調してきて52秒65の大会新。5位まで福島大関係者とか。今季丹野に土をつけている久保倉は前半積極的に行ったが53秒50の2位に終わった。
800mは陣内(佐賀大)が2分04秒92、吉田真紀子が2分06秒24、西村は2分06秒30で3位。
110mHは池田と石野(長谷川体育施設)が13秒24の同タイムながら着差ありで池田が優勝。向風1.2mでの記録なので、石野の力も大したものだ。池田がこのレースで脚を痛めたらしく、走幅跳を欠場したのは残念。
砲丸投は豊永が16m22、美濃部(静岡・筑波大)が14m66で2位。
やり投は海老原(国士大)が55m73の大会新。

少年A男子
100mで江里口(熊本・鹿本)が10秒37(+1.5m)。
400mは我孫子(山形・上山明新館)が46秒97(たぶん今季高校生で唯一の46秒台)。
5000mは4000mまで善戦したものの、やはり最後は留学生。コスマス(山学大付)の13分50秒26は留学生の優勝記録としては平凡。日本人1位は八木(西脇工)で14分01秒97。今年は日本人高校生の13分台は出ていないのでは?
棒高跳で先日5m26の高2最高を出した笹瀬(浜松市立)が5m31と更に記録を伸ばし、高校歴代単独2位。まだ2年生だけに、5m40の高校記録も視界に入ってきた。
三段跳は塩見(玉野江南)が15m31(+1.1m)。
やり投は清水(旭川龍谷)が67m11。
砲丸投は福島(大社)が16m84。インターハイ優勝の宮田(東京学館船橋)は15m45でベスト8にも残れず。

少年B男子
200mは田嶋(白河旭)が-1.3mの風の中、21秒71。
走幅跳の田中(大阪・大和川)の7m43(-0.2m)は高1歴代2位の好記録。

少年A女子
注目の100mは高橋(埼玉栄)が11秒66(+0.7m)の大会タイ、中村(浜松西)が11秒78、福島(帯広南商)が11秒88。以下5位まで11秒台。中村は準決勝を11秒77で走っている。
400mはインターハイ優勝の田中(筑紫女学園)を渡辺(長岡)が破った。記録は54秒08、2位田中は54秒84、3位には飯尾(浜松西)が55秒23で入った。
1500mは小林が順当に圧勝。4分15秒53のタイムでも2位ドリカを5秒以上離した。しかし小林は何と3000mでは体調不良とかで予選DNS。ドリカ(山学大付)が9分04秒16で優勝をさらった。
400mHは田子(久喜)が59秒52の他、3着までが60秒を切った。
三段跳は本田(成田)が12m54、橘(松山北)が12m48。
やり投と円盤投はそれぞれ50m87、43m15で助永(太成学院大高)が2冠(やり投は少年共通)。

少年B女子
200mは紫村(筑紫女学園)が24秒60(+0.6m)、今井(愛知・至学館)が24秒61、伴野(浜松市立)が24秒72。今年の高校女子スプリントは3年生が目立ったが、1年生もレベルが高い。
800mは全日中で転倒して優勝を逃した鈴木(豊城中)が勝ったが、記録は2分12秒62。
100mHは島田(添上)が13秒94(-0.9m)の好記録、と思いきや、高さが76cmの中学用。しかもハードル間は一般用の8.5m(中学は8.0m)と中途半端なことこの上ない。こういう中途半端な競技を行なう必要があるのだろうか。高校生は国体のためだけに低いハードルで練習しなければならず、中学生も卒業後につながらない。
3000mWは3位まで大会新で、優勝は谷本(石川・鶴来)で14分34秒56。
走幅跳で中野(兵庫・長田)が6m05(+1.2m)。中野は昨年の全日中3位の選手で中学時代は5m67。今年の総体で2位。

少年共通女子
走高跳は三村(大阪・太成学院大高)が1m75、同記録で藪根(近大高専)が2位。
棒高跳は仲田(西条農)が3m80。
砲丸投は鈴木(東京)が14m40、大谷(添上)が14m30でいずれも大会新。

400mR
男子は熊本が39秒78で優勝。末續を擁するとはいえ、高1(あるいは中3)を起用しなければならない国体特有のオーダーでのこの記録は好記録。2位千葉の39秒86もすごい。
女子も好記録で地元兵庫が45秒04の大会新。2位埼玉はわずか1/100秒差。

記録的にパッとしなかったものも残念ながら少なくない。

成年男子
1500mは小林が3分57秒32で超スローペースを制した。TV中継で見たところ、71-69-56-41というようなラップだったようだ。
3000mSCは加藤(トヨタ自動車)が勝ったが記録は8分51秒25。

少年A男子
800mは消極的なのか力がないのか、1分52秒62で1位。
400mHも今年は特に低レベル。52秒82が1位で、しかも52秒台は唯一人。
走高跳は優勝が2m09、6位が2m03と寂しい。
ハンマー投の優勝記録は61m58。約350g軽くなったのにこの記録では寂しい。

少年B男子
3000mは8分31秒34。中学生ならともかく今の高校1年生で8分30秒以上はないだろう。昨年の三田(豊川工)の8分13秒94は速過ぎとしても、遅くとも8分20秒台前半では行ってほしい。今季序盤で既に5000m14分10秒台で走っている上野(仙台育英)も8分35秒かかっている。ちなみに私が高1の時の優勝タイムは8分24秒台だった。唯一注目するとすれば、2位に須磨学園の選手が入っていることだろう。須磨学園は近いうちに西脇工・報徳の兵庫県両横綱の間に割って入る存在になる可能性を秘めている。

成年女子
5000mは杉原(パナソニック)が15分41秒86。

2006年10月09日

第18回出雲全日本大学選抜駅伝

早いものでもう18回目。第1回が1989年というから、私が大学を卒業した翌々年度から始まったことになる。地区選抜チームを除けば、単独校で連続出場を続けているのは中央大と京産大の2校のみと意外に少ない。
前評判では東海大だが、箱根優勝の亜大がどこまで戦力が整っているか、駒大の巻き返し、大砲のいる山学大、日大、戦力が安定している順大、日体大、中大、東洋大などを注目して見た。

1区で日体大が1分18秒遅れの15位、山学大が1分27秒遅れの17位と早くも致命的な遅れ。順大もこの2校ほどではないが36秒遅れの10位と8km区間としては出遅れ。東海大は終盤疲れたものの14秒差でまだ射程内。
2区は東海大の杉本の追い上げは素晴らしかった。6人抜きで一気に首位へ。昨年も1区4位と好走しているが、箱根では1区15位。3区で伊達に渡り、順調に後続を引き離していくあたりから勝負への関心は薄らぎ、最終区も佐藤と日大のダニエルが1分11秒差では逆転不可能。

以下、主要校別のコメント。

1位東海大は文句なしだが、6区佐藤の実力はあんなものではないはず。日本人でも日体大北村に負けている。気になるのは独走だとあまり力を発揮できない点。チームとしては2、3年だけでこの力というのは底知れない。
2位日大は1区土橋が区間8位。結局4年間鳴かず飛ばずで終わってしまうのか。6区ダニエルは東海大佐藤を32秒追い詰めたが、20km超の長丁場は走れるだろうか。それよりD.サイモンは一体どうなってしまったのか、そちらの方が気になる。
3位東洋大はトラックの記録の割に安定しているのは充実した練習ができている証拠。全日本、箱根も期待できる。
4位日体大は1区15位からよく持ち直したが、1区の鷲見は4年生なんだからいい加減大人のレースをしてもらいたい。
5位駒大はトラックの記録だけなら13分台がメンバー中5人と最強なのだが、昨年までと比べて戦力ダウンは否めない。期待の宇賀地も区間9位と長距離への移行が不十分と思われる。今回走らなかった高井ももう4年生。日大土橋同様、平凡な選手で終わってしまうのか。
6位第一工業大は6区間中3区間が外国人と、外国人の人数制限がないのをいいことに相変わらずの布陣だが、それでも日本人区間が区間5位、13位、9位とそれなりにまとめている。
7位法大、8位亜大は、箱根までには仕上げてくるだろうが、この大会はほとんど重視していない感じ。あまり参考にならない。
9位順大も同様だが、超大物がエントリーすらしていないのが気になるところだろう。有力な情報筋によれば、退部こそしていないが地元に帰ってしまったとか。ちなみに同じ高校出身では順大と中大にも出ているが、いずれもパッとしない。

2006年10月08日

第1回世界ロードランニング選手権

10月8日、ハンガリーのデブレツェンで開催。この大会は昨年まで行なわれていた世界ハーフマラソン選手権を改編。今年は20kmで行なわれるが、大会毎に距離や形式を変えてもいいらしい。駅伝形式も可とのこと。ちなみに2007年はイタリア、2008年はブラジル開催が決まっているが、いずれもハーフマラソンでの実施が決まっている。

女子20kmはオランダのキプラガトが63分21秒の世界新で優勝。2位には同じくラドクリフの持っていた世界記録63分26秒を上回る63分23秒を出したトメスク(ルーマニア)。3位はヤプトゥー(ケニア)が63分47秒。
レースは5kmを15分34秒(この時点で世界記録より27秒上回る)で通過した後、10kmを31分11秒(15分37秒)で通過。世界記録を49秒も上回っていた。15kmを47分10秒で通過したので、この5kmは15分59秒かかり、世界記録との差は34秒に縮まっていた。なおもペースダウンし、残り5kmを16分11秒かかりながら辛くも世界記録を5秒上回った。

日本人は福士が6位で65分32秒。先日の10000m30分台の疲れが残っていたか。中村友梨香(天満屋)が65分36秒で7位、木崎良子(仏教大)は67分52秒で19位、坂田昌美(京セラ)は68分13秒で20位。
団体(上位3人)ではケニアが3時間15分55秒、エチオピアが3時間18分50秒、日本が3時間19分00秒で第3位。

男子の方は、アテネ五輪10000m銅メダルのタデッセ(エリトリア)が56分01秒で優勝。5km14分05秒、10km27分55秒(13分50秒)、15km41分47秒(13分52秒)までは世界新を狙えるペースだったが、残り5kmで14分14秒かけてしまい、ゲブルセラシエの持つ55分48秒の世界記録には及ばなかった。

日本人は家谷(山陽特殊製鋼)の27位、59分56秒が最高。以下戸村(九電工)が32位で60分24秒、井幡(愛三工業)が35位、60分30秒、道方(JFE)が59位、62分29秒、下里(日産自動車)は65位、63分03秒といずれも不振に終わった。
チームではケニアが2時間51分18秒で1位、2位はエリトリアで2時間53分19秒、エチオピアが2時間54分17秒で3位。以下、カタール、ウガンダ、米、仏と続き、日本は3時間00分50秒で8位に終わった。一線級が出ていないとはいえ、大学生でもハーフ62分台で当たり前に走る時世に60分を切れないようでは、派遣する意味を問われてしまう。

2006年10月07日

2006年9月の練習

9月の練習をアップするのを忘れてました。

9月は忙しく、平日の通勤ランがやっとで土日は休養になってしまい、練習量がかなり減ってしまった。それまでのせっかくの積上げも台無し。そんな状況で5000mのレースを走ってもやはり走れるはずがなく、17分39秒に終わってしまった(天候の影響も多少はあるが)。9月下旬は人事異動に伴う送別会などが多く、さらに練習不足の状態に。

10月も記録会で5000mを走るが、これは記録狙いではなく、どちらかといえば休日に走る理由付けみたいなもの。その翌週は東海高校新人の役員ほとんど練習できないので。


日付距離累計練習内容体重脂肪心拍
06/09/017.17.1通勤7.1k[4'20]
06/09/0222.529.6jog1:38'(22.5k)47.15.0
06/09/030.029.6
06/09/040.029.6
06/09/055.835.4帰宅5.8k[3'54]
06/09/0612.948.3通勤7.1k[4'24]、帰宅5.8k[3'55]47.55.0
06/09/0713.461.7通勤6.7k[4'21]、帰宅6.7k[3'56]47.25.050
06/09/0814.776.4通勤7.1k[4'25]、帰宅7.6k[4'02]47.25.2
06/09/090.076.4
06/09/100.076.4
06/09/116.983.3通勤6.9k[4'40]
06/09/120.083.3
06/09/136.790.0帰宅6.7k[3'50]48.45.4
06/09/146.096.0通勤6.0k[4'29]
06/09/150.096.0
06/09/160.096.0
06/09/1710.5106.51.04k(3'22)+jog
06/09/189.5116.0記録会5000m(17'39)
06/09/194.9120.9帰宅4.9k[4'03]48.25.0
06/09/2013.6134.5通勤6.9k[4'23]、帰宅6.7k[3'59]
06/09/2114.7149.2通勤7.1k[4'22]、帰宅7.6k[3'57]
06/09/226.9156.1通勤6.9k[4'20]
06/09/230.0156.1
06/09/2416.5172.6jog16.5k(1:10')
06/09/254.9177.5帰宅4.9k[3'48]
06/09/267.1184.6通勤7.1k[4'24]
06/09/274.9189.5帰宅4.9k[3'59]
06/09/286.9196.4通勤6.9k[4'15]
06/09/290.0196.4
06/09/300.0196.4

久々のトラック練習

久しぶりにトラックで練習しました。日誌を見たら3ヵ月半ぶりでした。
1000m×5を200jogでつなぎましたが、予想外に暑く(26度まで上がった)4~5本目がきつかった。
3'24-3'23-3'24-3'22-3'19でつなぎはやや遅めの70秒位。3分20秒を切って行ければいいのですが、練習不足なのでこんなものでしょう。やはり来週の設定タイムは17分10秒台となりそうです。

スピードを上げると出てくるのが右脚の動きの悪さ。もう7年くらい続いているのだから、治る可能性は低いのですが、これさえなければもっと楽に、気持ちよく走れるのに…

2006年10月03日

県長距離記録会(10月14日)エントリー

前回は惨敗しましたが、性懲りもなく申し込みました。5000mです。
練習不足は解消されていないので、きっと今回もパッとしないことでしょう。
申告タイムも控えめに17分15秒にしておきました。

ところで、この記録会には女子1500m日本記録を樹立した小林選手が出場するとの情報を得ました(違ってたらすみません)。出るとすれば3000mでしょうか。記録狙いとのことですが、国体も近いので、記録は記録会で、国体は勝負に徹するということでしょうか。静岡あたりの高校生があの走りを目の当たりにしたら、愕然とするでしょうね。男女とも。

2006年10月01日

全日本実業団対抗陸上

9月30日~10月1日にかけて大分・九州石油ドームで開催。
男子
200mで末續が20秒36(+0.6m)、大前(富士通が20秒74)。
400mで堀籠(富士通)が45秒88。先日のスーパー陸上に続く45秒台。
1500mはマサシ(スズキ)が3分38秒57の後、小林が3分38秒95で続いた。村上(富士通)が3分40秒01、田子(中国電力)が3分40秒67と小林に続き3分40秒を切れそうな選手が出てきた。
110mHは内藤(ミズノ)が13秒73(無風)。
400mHは河北(石丸製麺)が49秒17、杉町カマウ(日本ウェルネス)が49秒64、吉形(三洋信販)が49秒83。
円盤投は畑山(ゼンリン)が55m10。

女子
200mは信岡(ミズノ)が23秒62(+1.0m)。
800mは杉森(京セラ)が2分03秒52。
1500mはワゴイ(スズキ)が4分12秒44、杉森が4分12秒54、吉川(パナソニック)が4分14秒57。
5000mはW.KEBASO(デオデオ)が15分18秒60。日本人トップは5位の那須川(アルゼ)が15分23秒00。
10000mで福士(ワコール)が国内日本人最高となる30分57秒90。今季世界9位。
100mHは池田(スズキ)が13秒25(0.0m)で優勝。池田は走幅跳も6m44と本人としては低調ながら2冠。
400mHは久保倉(新潟アルビレックス)が56秒24。吉田(ナチュリル)は今回も久保倉に破れ、57秒66。久保倉は400mも53秒66で制し、2冠。
3000mSCで森(第一生命)が10分07秒65。早狩に続く10分切りが目前となった。
5000mWで坂倉(登利平)が21分36秒41。
走高跳は青山(吹田第一中教)が1m87。
ハンマー投で綾(丸善工業)が65m48。円盤投は室伏(ミズノ)が52m60。

静岡県高校新人陸上

9月30日~10月1日にかけて静岡県草薙陸上競技場で開催。
男子棒高跳で笹瀬(浜松市立)が5m26の高2最高、東海高校新を出したのは別エントリーの通り。
笹瀬は父親が浜松工、日体大で棒高跳で活躍した選手で、スプリント種目からマイルリレーまで精力的にこなす選手。
2位には総体5位の横山(浜松北)が4m90で入っている。以下、来年に向けて期待のできる記録を中心に。

男子
羽根(藤枝明誠)が100m10秒74(+0.6m)、200m21秒68(+0.0m)で2冠。200mで2位に入った伊堂(浜松商)は1年生ながら21秒89をマーク、100mでも10秒97で2位。
400mは渡邉(浜松市立)が48秒91。渡邉は400mHでも雨天の中53秒46で優勝。400mHでは7月の県選手権で2年生ながら52秒67をマークしている。ハードリングは荒削りながら5台目くらいまで13歩で行けるのが強み。400mH2位の伏見(静岡市立)の54秒29もまずまずだが、実はこの選手は1年時に53秒60で走っていてやや物足りない。
400mRは浜松市立が笹瀬を1走に起用して42秒25で優勝。浜松市立は1600mRも3分21秒50で制してリレー2冠。
三段跳は山崎(浜松市立)が14m92(+0.9m)。
円盤投は小林(沼津東)が45m32。やり投は杉本(藤枝明誠)が59m65。

女子
100mは佐野(富士見)が12秒10(+1.1m)で優勝、2位伴野(浜松市立)も同タイム。
中距離は三郷(常葉学園菊川)が800m2分16秒65、4分29秒15で2冠。三郷は父親が1982年のインターハイで確か2位だったと思う。800mでは1周目69秒のスローペースながらラスト100mからの爆発的なスパートで後続を2秒近く離した。
ハードルは肥田(浜松西)が100mH14秒48(+2.2m)、400mH62秒60で2冠。肥田は中1の時に一般用のハードルで15秒84で走っている。
400mRは浜松市立が48秒22。
走高跳は大城(浜松商)が1m63。オープン種目ではあるが棒高跳で尾上(磐田農)が3m51。

まあそれなりに好記録は出ているのだが、陸上王国の名を欲しいままにしてきた約20年前以前と比べると、全国レベルの記録が少なくて寂しい。特にフィールド種目の低迷ぶりには目を覆うばかり。その中で浜松市立の活躍が目立つが、実はこの学校はずっと女子高で昨年から共学化した学校。当然男子は2年生までしかいない。監督は浜松商業で数々の名選手を輩出してきた杉井将彦先生。