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2007年06月23日

ATテスト(失敗)


トレッドミルを使ってAT値の測定をしてみた。
やり方はコンコーニ法に近い簡便法で、200m毎に速度を0.2km/hずつ上げていき、心拍数を計測する。時速12.0km/hで1.2kmウォーミングアップをした後、ビルドアップ。そして18.0km/hまで上げたところで終了。

計測結果は図の通りであるが、ほぼ完全な直線となり、AT値を示す領域が判明しない。18km/hまで上げたときは結構きつくなったのだが、実はATに達していなかったようで、テストは失敗に終わった。おそらく170以上であろうことは推測できるのだが…。心肺機能に比べてまだ走力が追いついていないということか。今度やるときはもっとオールアウト付近まで追い込まなければ。

2007年06月18日

東海インターハイ

6月15~17日にかけて静岡のエコパで開催。この時期にしては3日間とも好天で、かといって暑すぎもなく風も穏やかで良いコンディションだった。

男子
400mで渡邉(浜松市立)が47秒88。渡邉は準決勝でも47秒93を出している。2着は恩田(惟信)で48秒00。準決勝では小松(富士)が47秒98を出しているが、小松は決勝では5着。
800mは粟津(愛工大名電)が1分53秒21。粟津は1500mも3分57秒42で制し、2冠。
110mHは加納(中京大中京)が14秒91(-1.0m)。予選で14秒75(+0.7m)を出した和戸(中津商)は14秒93の2着。
400mHで高レベルの混戦を制したのは柳本(三重)で52秒17。以下、若井(三島北)52秒32、渡邉(浜松市立)52秒79。54秒25でも7位落選。
5000mWは鈴木(豊川工)が21分52秒75。
400mRは宇治山田商が41秒16、中京大中京が41秒29、藤枝明誠が41秒31。41秒76でも7位落選というハイレベル。
1600mRは浜松市立が3分15秒29。
走高跳は1位小野田(修善寺工)と2位中村(岡崎城西)がともに2m04を跳んでいる。
棒高跳は笹瀬(浜松市立)が5m20。笹瀬は4m60を1回でクリアしたあと、400mRの準決勝に出場。その間はパスして次の試技5m00を一発クリアという芸当。続く5m20は3回目でクリア。バーを5m41に上げたが、使ったポールは世界選手権B標準の5m60を跳ぶためのポールだとか。1回目は全く立たなかったが2,3回目は失敗はしたものの、跳ぶ形には持っていったあたりは非凡。2位横山(浜松北)は5m00。
走幅跳は長谷川(宇治山田商)が7m33(+0.6m)。
三段跳は小野(浜松商)が14m84(+1.0m)。県大会で15m17を跳んでいた山崎(浜松市立)は14m45で5位に終わった。
円盤投は小野(津)が50m50。
やり投は土田(至学館)が64m66。

女子
100mは佐野(富士見)が11秒97(-0.2m)。佐野は200mも24秒75(-0.2m)で制し、2冠。
400mは、愛敬(桑名)が55秒88。愛敬は3000mSCの愛敬重之氏の娘。
1500mは鈴木亜由子(時習館)が4分22秒11の東海高校新で優勝したが、800mはDNS。800mは三郷(常葉菊川)が2分12秒04で優勝。
5000mはワイリム(豊川)が9分15秒59。豊川高は2着にも二宮が9分20秒21で入っている。
400mRは宇治山田商が47秒26。47秒88でも7位落選。
1600mRは三島北が3分49秒66。
走幅跳は吉田(県岐阜商)が6m07(+0.2m)の好記録。

2007年06月12日

World Athletic Tour 2007(ユージン)

6月10日に米オレゴン州ユージンで行なわれたプレフォンテーン・クラシック。
日本人も澤野、岩水(3000mSC)、小林(女子1500m)が参戦。

男子
200mで-2.3mの風の中、カーター(米)が20秒23、スピアーモンが20秒25。この2人は昨年の世界ランク1,2位。
1マイルはD.K.コメン(ケニア)が3分48秒28。ラガト(米)が3分50秒56で2位。
2マイルはモットラム(豪)が8分03秒50、ベケレ弟が8分04秒83。
3000mSCはP.K.コエチ(ケニア)が独走で8分08秒08、岩水は2位争いに加わり、8分23秒31で4位。世界選手権のA標準を突破。
走幅跳はサラディノ(パナマ)が8m49(+1.3m)。この選手は昨年も8m40以上を8試合で記録しており、本当に安定している。
棒高跳はラナロ(メキシコ)が5m80。澤野は5m45に留まり4位。
砲丸投はキャントウェル(米)が21m83、ホッファ(米)が21m65。この2人も昨年の世界ランク1,2位。

女子
1500mはブルカ(エチオピア)が4分00秒48。小林は最終周で失速、4分11秒41で10位(14名出走、12名完走)。小林は今、生まれて初めて伸び悩みを感じているのではないだろうか。環境も変わり、試練の時。
100mHはペリー(米)が12秒51(+1.3m)。
400mHはウォーカー(ジャマイカ)が54秒14。
やり投はスポタコヴァ(チェコ)が65m20。

2007年06月10日

久しぶりに日中の野外走

昨日に続き、今日も朝から雷を伴う雨。今日もトレッドミルか…と思ったが午後からは雨が上がるらしいとのことで午前中は待機。午後はすっかり好天になり、一番暑い午後2時頃から約21kmのジョグ。

日中の日射しが強い時間帯に長い距離を走るのは久しぶりで、やっぱり体が慣れてない。気温は24度でそれほど高くないのに結構汗はかく…のだが、あまりサラサラ汗が出ない。終盤は塩を吹いてしまった。

ペース的には1時間26分半なのでジョグ感覚の割には結構速かった。筋力トレーニングを始めて1ヵ月(やった日は15日)経ったので、少しは効果が出てきたのなら嬉しい。走行距離は月間250km程度と多くはないのだが、補強は一通りやると20~30分かかるので時間的には5~6km走っているのと変わらない。走力を戻したいけれど膝は大事にしなければならないので、この夏は補強をやる代わりにあまり距離は追わないように、と考えている。

日本インカレ

6月8~10日にかけて国立競技場で行なわれた日本インカレ。
男子
200mで斉藤(筑波大)が20秒74(-1.3m)、神山(作新学大)が20秒79、ともに2年生。
800mは3人が1分49秒台。只野(日体大)1分49秒55、安西アルトウ(城西大)1分49秒91、井野(順大)1分49秒96。
5000mは竹澤(早大)が13分36秒02で優勝、以下松岡(順大)13分36秒51、高橋(城西大)13分37秒69、キプロノ・ムタイ(第一工大)13分39秒80と4人が13分40秒切りのハイレベルの争い。5位上野(中大)、6位伊達(東海大)と続き、佐藤悠基(東海大)は9位、北村(日体大)は11位。モグス(山梨学大)はDNS。
10000mはモグスが27分52秒79の大会新。2位に松岡(順大)が入ったが28分55秒66と1分以上の大差。佐藤悠基は29分17秒60で8位。
10000mWは森岡(順大)が40分22秒35。
棒高跳は川口(筑波大)が5m35、鈴木(東海大)が5m30で静岡出身勢がワンツー。
走幅跳は鈴木秀明(順大)が8m01(+1.7m)で日本人11人目の8mジャンパーとなった。但しセカンド記録は7m71(+2.3m)。7m90台がもう1本位あるとよかった。
10種競技は池田(日大)が7457点。

女子
100mは高橋(平成国大)が向風2.1mの中で11秒94を出し、11秒98の北風(北翔大)を抑えた。
200mは丹野(福島大)が23秒64(0.0m)の学生新。丹野は400mでも52秒32の大会新。
400mでは青木(福島大)が53秒40の好記録で2位に入っているが、400mHでは57秒26で優勝。
リレーは福島大が2冠。400mRで45秒59、1600mRで3分37秒68。
10000mWでは渕瀬(龍谷大)が44分52秒90の学生新。大利(日女体大)は46分06秒58の大会新。
棒高跳は我孫子(同大)が4m00の大会タイ。
ハンマー投は山城が60m78、武川が58m24で中京大勢がワンツーでそろって大会新。60m突破は日本人5人目。

2007年06月09日

掲示板を変えました

スパム投稿があまりに多いので、掲示板のCGIを変えました。有名なKENT WEBのYYBBSですが、だいぶ改良を重ねてスパム防止策が強化されているようなので、これを使ってみることにします。

右膝痛、ひとまず沈静化

先日痛み出した右膝半月板の痛みですが、とりあえず一過性だったようでホッとしています。
翌日までは痛みが残っていましたが、その後は鎮痛剤を使わなくても痛みは無し。
部分切除した半月板が擦れて出る痛みなので、ちょっとしたことで痛み出したり、逆に上手い具合に引っ掛かりが取れて痛みが消えてしまうこともあります(が、決して治ったわけではありません)。

2007年06月04日

右膝半月板痛み出す

土曜日頃からちょっと違和感があったのですが、日曜日の練習(ロードでジョグ)中、だんだん痛みが出てきました。
痛くて走れないほどではないので、今日の通勤ランもいつもより速度を落として様子を見ながら走りました。
念のため日曜日に痛み止めを飲んでおいたせいか、今朝は少し痛んだものの、夜の帰宅時は痛みは出ませんでした。
しばらくは無理せず様子見です。

2007年06月03日

ストレッチマット


ジムの必需品、ストレッチ用のマット(トーエイライト エクササイズマットST180)。大は小を兼ねるということで、一番大きなサイズ(幅60cm×長さ180cm)、厚さも4cmある。軽いので、邪魔だったらすぐに部屋の隅に除けたり壁に立て掛けておける。トレッドミルの上に敷けば簡易ベッドに(笑)。
ストレッチの他、V字腹筋や背筋、腕立てなどのトレーニングに活用する予定。

ツァートゥマスが走幅跳で8m66

ギリシャで行なわれたEAA(欧州陸上競技協会)の競技会。
男子走幅跳でツァートゥマス(ギリシャ)が8m66(+1.6m)で優勝。
ただし、最近のギリシャ選手の好記録はどうも違和感を覚えざるを得ない。
この選手は2002年に8m17(-0.3m)で世界50傑入りして以来、2003年8m34(+1.4m)、2004年8m19(2.0m)、2005年8m14(+0.8)、2006年8m30(+2.0)と安定している。これほど長期間にわたって8m10~30台で安定している選手がいきなり8m66を跳ぶことの違和感だ。

その他の種目では女子三段跳でアルダマ(スーダン)が14m58(0.0m)など。

リーボック・グランプリ


6月2日にニューヨークで行なわれたリーボック・グランプリ。

男子
100mでは9秒84の記録を持つゲイ(米)が9秒76の世界新か!と思いきや、+2.2mの追参。バーレーンのアトキンスという選手が9秒83で2位に入っている。
200mはスピアーモン(米)が19秒82、ボルト(米)が19秒89(+1.3m)。
5000mはタリク・ベケレが13分04秒05。
110mHは劉翔が早くも12秒95(+1.5m)の好記録をマーク。ベテランの域に入るトランメル(米)が12秒95を出したのが注目される。ウィルソン(米)が13秒02。
400mHはカーター(米)が48秒37。
棒高跳は澤野が参戦。1位はラナロ(メキシコ)が5m70。澤野は5m50に終り6位。
円盤投はローム(米)が66m84。

女子
100mはキャンベル(ジャマイカ)が10秒93、エドワーズ(米)が10秒96、フェリックス(米)が11秒01(+1.2m)。
200mはブーン・スミス(米)が22秒31(+1.6m)。
400mにはなんとフェリックスが出て50秒53。昨年49秒53で走っているウィリアムズ(ジャマイカ)を抑えた。もともとロングスプリントも走れそうな走法ではあるが、400mに出場した意図は何なのか?
5000mはT.ディババが独走で14分35秒67。
100mHはパウエルが12秒45(+1.4m)。
棒高跳はベストが昨年の4m68のステュチンスキ(米)が4m88をマーク。一躍イシンバエワを脅かす存在になった。中国のGao, Shuying(高淑英?)が4m64をマークしているのも注目される。

静岡県長距離記録会で日本人2名が27分台

エコパで行なわれた静岡県長距離記録会。出場したかったのだが、子供の運動会と重なってしまったので行けなかった。
実は今回の記録会は陸連からの要請で特別レースが組まれていた。通常この時期に行なうことのない10000m(男子)。
これに好記録が出ていた。生で見たかった!

1,2位は国内所属の外国勢が27分51秒台で占めた後、3位に大森(四国電力)が27分51秒90!欲を言えば世界選手権A標準(27分49秒)を切ってもらいたかったが、国内としてはかなりの好タイム。
4位には前田(九電工)が自己記録28分10秒66を大幅に破る27分56秒92。6位に北村(日体大)が28分00秒22とこちらもB標準を突破。

10000mが行なわれた頃はアメダスの最寄の観測点では気温約18度、風速1mの微風と条件もかなり良かったものと思われる。