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2006年07月30日

ようやく梅雨明け

関東甲信以西、中国地方までの梅雨明け宣言がようやく出た。もう1週間くらい前から好天が続いていたので今さらという感じ。ちなみに今日は朝から曇り空で夕方からは雨もパラつき、気温も27度位にとどまっている。

今年は梅雨入り前の5月から梅雨のような天候が続き、さすがに長かった…という印象。各地で大雨の被害が出たり、降水量の記録が更新されたりしているが、ここ静岡に限れば、雨の量は例年に比べそれほどでもなかった気がする。この時期は雨でも通勤ランはするが、大雨に降られた記憶もほとんどない。しかし天気はというとはっきりしない日が多かった。最高気温の割に、熱帯夜もあった。梅雨明けしても何だかカラッと晴れる日は少ないような気がする。

今週の練習(7/24~7/30)

月曜日 夜9km
火曜日 朝9km
水曜日 夜5km
木曜日 朝7km、夜7km
金曜日 朝7km
土曜日 午前jog52'(11k)、夕方jog44'(10k)
日曜日 午前jog70'(15k)、夕方jog35'(8.5k)

今週は2度飲みに行ってしまったので通勤ランは少なめ。週末は上の子がサッカーの合宿で、妻が日帰りの付添いのため、下の子と留守番。あまり長時間走りにいけないので、久しぶりに2部練にした。1日に2度走りに行くのはあまり好きではないのだが、かつて交通事故からの復調途上では、脚に負担をかけないために1日2回に分割して走っていたくらいだから、同じ距離走っても体はずっと楽。

梅雨明け前で、気温も35度を超えるような酷暑はほとんどないのだが、それでも日中走ると体がだるい。キロ6分位で走ればそんなにきつくないのだろうが、ゆっくり走るのはどうも性に合わず、4分台の前半くらいまでは上げてしまうのでなおきつい。本当に力がついているのか、と常に疑念を抱きながら走っているが、日曜日の夕方、気温が23度位まで下がった頃に走ったら、ビルドアップ的にペースが自然と上がった。涼しくなってからのお楽しみということで、あと1ヵ月ちょっとの辛抱です。

ガトリンがドーピング陽性か?

記事の出所はここ。
http://www.asahi.com/sports/update/0730/012.html

真実としたら残念なこと。こうなると9秒7台というのは薬物の力を借りないと出せないのかと思ってしまう。

惑星の定義が変わる?

8月14~25日までチェコで開かれる国際天文学連合(IAU)総会で、「惑星」の定義が見直されるかもしれないとのこと。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060729k0000e040069000c.html

今回の議論での最大の注目は、冥王星は惑星かどうか再確認されることだろう。冥王星がカイパーベルト天体(EKBO)の一つであることはすでに周知の事実であるし、冥王星の大きさを上回るEKBOさえ見つかっている。また、これらをひっくるめて「準惑星」としたらどうかという人もいる。今回の結末は非常に注目している。

2006年07月29日

タイタンに湖発見か?

NASAが土星の衛星タイタンにメタンかエタンの湖らしい地形を発見したとのこと。
http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/multimedia/pia08630.html

探査機カッシーニや着陸したホイヘンスをもってしても、これまで期待されていた海は発見できなかった。
今回、海ではなく湖とはいえ、NASAの写真(2つあるうちの上の画像)は横420km×縦150kmであることから推測すると、最も大きく写っている湖は対岸まで最大100km位はありそうだ。面積はざっと琵琶湖の10倍くらいか。いずれにしても、タイタンに液体の表面があったことで、何らかの生命体の存在への期待は高まる。

IAAFスーパーグランプリ(ロンドン)

7月28日に開催されたロンドングランプリ。
女子走高跳でベリークイストが2m05、男子走高跳でホルムが2m34の今季世界最高で勝った。ともにスウェーデン。
男子5000mではラガト(米)が12分59秒22の自己新でケネニサ・ベケレ(13分00秒04)を抑えた。ラガトは1500mを得意とする選手でベケレにも劣らないキック力を持ち、ラスト1周を52秒でカバー。

男子100mはパウエルが9秒91(-0.6m)で勝ったが、この程度の記録では彼にとってもはや話題にもならない。
むしろ注目は200m。スペアモン、ゲイ、カーターの米国勢が揃い踏みしたレースは、ゲイが19秒84(+0.2m)で快勝、カーターは19秒98、スペアモンは20秒11で3位に終わった。400mはウォリナーが43秒99とまたも43秒台。
400mHはクレメントが勝ったものの48秒63と平凡。日本の吉形は50秒77の最下位。
三段跳はオルソン(スウェーデン)が17m42(+0.7m)。

女子400mはリチャーズ(米)が49秒05、3000mはティルネシュ・ディババ(エチオピア)が8分29秒55、アデレ(エチオピア)は8分33秒17の2位に終わった。棒高跳はイシンバイェワ(ロ)が4m91。

2006年07月28日

IAAFスーパーグランプリ(ヘルシンキ)で日本人活躍

7月26日、ヘルシンキで開催。
男子ハンマー投げで室伏が81m77でジョルコフスキー(ポーランド)81m42を上回った。
女子10000mは福士が後半独走、31分00秒64で1着。約14秒の大差をつけた。
男子110mHは内藤が13秒54(+0.4m)と比較的好走したものの、400mHの成迫は49秒78に終わった。
棒高跳の澤野は5m48を越えられず、記録なし。

男子800はムラウジが1分43秒97。砲丸投はホッファが21m59。
女子三段跳はスミス(ジャマイカ)が15m05(+0.2m)。やり投はシュポタコーヴァ(チェコ)が66m00。

2006年07月27日

IAAFスーパーグランプリ(DNガラン)

7月25日、スウェーデンのストックホルムにて開催。
密かに注目していたのは男子1500mに出場したケネニサ・ベケレ。3分33秒08でソンゴク(ケニア)3分33秒25をかわした。いいペースで引っ張られればもっといい記録が出るのでは。
日本期待の女子走幅跳の池田は6m27(+0.1m)の9位、久しぶりに低調に終わった。

100mはパウエル(ジャマイカ)が9秒86(+0.2m)、200mはスペアモン(米)が20秒08(-0.8m)、400mはウォリナー(米)が44秒02とそれぞれ順当勝ち。5000mはキプロプ(ウガンダ)が12分57秒11。3000mSCはコエチ(ケニア)が8分00秒29。
やり投はトルキルドセン(ノルウェー)が89m78。

女子200mはシンプソンが22秒00(-0.3m)。1500mはジャマル(バーレーン)が3分58秒96。マイナー種目になってしまったが3000mでデファールが8分24秒66。
走高跳でベリークィスト(スウェーデン)が2m02。棒高跳でイシンバイェワ(ロ)が4m62で破れ、ポーランドのピレクが同記録で優勝。

2006年07月24日

投擲で好記録(ベラルーシ)

7月22日、ベラルーシで行われた競技会。男子ハンマー投でデヴャトフスキーが82m95。この選手は昨年84m90を投げている。砲丸投はミフネヴィッチ21m60。女子砲丸投はオスタプチェクが20m56、ハンマー投はメンコワが20m56。

2006年07月23日

今週の練習(7/17~7/23)

月曜日 LSD3:04'(40k)
火曜日 夜7km
水曜日 朝7km、夜8km
木曜日 朝8km、夜7km
金曜日 朝8km
土曜日 jog1:29'(20km)
日曜日 休

休日だった月曜日に梅ヶ島方面を約40kmのLSD。40km走れることはわかったが、ダメージは大きかった。涼しい日が続いたにもかかわらず、脚が重くて思い通りに動かない。土日は先週に引き続き大会(中学県大会)の役員だったこともあり、日曜日は久しぶりに走らず、体を休めることにした。

米独、ネアンデルタール人のゲノム解読へ

ドイツの研究所と米国のバイオ企業が協力し、今後2年間かけて、ネアンデルタール人のゲノム解読に取り組むとのこと。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060723k0000m040030000c.html

ネアンデルタール人は現生人類(ホモサピエンス)と約60万年前に枝分かれし、2万7千年前まで生存していた最も現生人類と近い人類と言われている。現生人類の亜種(ホモサピエンス・ネアンデルターレンシス)という学説も依然として残っているほどだ。脳の容量は同程度かむしろ大きかったとされるが、発声能力が不十分だったこと、寒冷地に適応しすぎたこと、平衡感覚が現生人類より劣り、俊敏性に欠けていたことなどが絶滅の原因と考えられている。現生人類との混血は不可能か、または1世代限りと言われるが、正確なところはわからない。

もし今回ゲノムが解析され、現生人類と遺伝子的にどの程度の差だったのかがわかれば、ネアンデルタール人の謎はかなり解明されると思われ、非常に興味深い。

ベルギーの競技会で小林史、杉森好走

7月22日に行われたEAA屋外競技会(ヒュースデン;ベルギー)の男子1500mB組で小林史和が3分39秒08の3位(総合14位)、女子800mで杉森が2分01秒81の7位に入った。他にも日本人選手が何人か出場しているが、男子100m予選で小島が10秒59(-0.6m)、決勝は10秒47(-0.1m)、200mは大前が20秒82、(+0.6m)と振るわず、110mHで田野中が13秒75(-0.5m)。

なお、同日ドイツのホフで行われた競技会に出場した棒高跳の澤野は5m41を失敗して記録なしに終わった。

ごく平凡な海外の競技会でも国内のようには力を発揮できないのだから、オリンピックや世界陸上でそれを求めるのは無理というもの(稀に好記録が出たとしてもそれはフロックの可能性が高い)。今年は長距離以外の種目でも欧州参戦が増えているようだが、これを継続して行い、もっと選手に経験を積ませるべきだ。

2006年07月22日

NIFTYの「フォーラム」終了

2007年3月末をもってNIFTYのフォーラムが終了になるとのこと。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060721/244008/?ST=pc_news

インターネットが普及する前、ニフティサーブと呼ばれていた時代にはパソコン通信がネット上の仮想空間だった。その中でもNIFTYのフォーラムは一時期活気にあふれていた。私自身も95年頃から入会し、全国のランナーと交流を深めてきたこともあるだけに、寂しさは否めない。

インターネットとの大きな違いは会員専用の閉じた世界であることと基本的に文字だけのコミュニケーションだったこと。インターネットが普及してからは、共通の趣味を持つ人が集まる「場」を提供しているに過ぎず、それも既存会員をつなぎとめる効果しかなかったということか。それでも「オフ」や「ハンドル名」といったネット用語は今もなお生き続けており、パソコン通信の功績は大きい。

日本人も参戦、ギリシャの競技会

7月20~21日にギリシャで開催されたEAA屋外競技会。
男子100mや円盤投で好記録が出ているほか、女子走幅跳では池田が6m75で6位に入った。

男子100mはゲイ(米)が9秒88をマーク。風は2.0mとギリギリ公認。ゲイは先日200mでも19秒70を記録している。
円盤投はアレクナ(リトアニア)が71m08の今季世界最高。
女子800mはムトラ(モザンビーク)が1分57秒36、シンクレイアー(ジャマイカ)が1分57秒88。
100mHはペリー(米)が12秒49(+1.8m)。棒高跳はスツチンスキ(米)という無名選手(?)が4m65を跳んでいる。
走幅跳はウドムラトワ(ロ)6m98(+1.8m)、トンプソン(豪)6m95(+1.6m)、コトワ(ロ)6m92(+1.9m)、レベデワ(ロ)6m85(+1.5m)、三段跳が専門のデヴェツィ(ギリシャ)6m75(+1.7m)の後、6位に池田久美子が6m75(+1.4m)。慣れない海外で高いレベルの争いで食い下がった池田は自己記録には及ばないとはいえ価値ある記録。

その他にも好記録が出ているが追風参考。IAAFのホームページを見ても全般的に風に助けられたとのコメントあり。

2006年07月21日

末續がヨーロッパで2連勝

7月19日にベルギーで行われた競技会で、末續が200mに出場、自己3番目の記録となる20秒25(+0.5m)をマークし、優勝。末續は16日にもフィンランドの競技会で20秒69で優勝している。
同競技会には女子5000mに福士も出場しており、15分09秒81で6位に入っている。

2006年07月19日

World Athletic Tour 2006(マドリード大会)

男子800mでブンゲイ(ケニア)が1分43秒69、ラムジ(バーレーン)は1分44秒05で2位。
110mHでロブレス(キューバ)が13秒08(+0.1m)。20歳の選手で先日もローザンヌ大会で13秒04をマークしている逸材。
砲丸投はカントウェル(米)が21m79、ホッファ(米)が21m45、テイラー(米)が21m26。円盤投はアレクナ(リトアニア)が68m05。
女子三段跳でレベデワ(ロ)が15m02(+1.3m)。
ハンマー投でモレノ(キューバ)が73m77、スコリモフスカ(ポーランド)が73m44。

2006年07月18日

ベリークイスト2m04ほか

7月16日に行われたスウェーデン選手権女子走高跳でベリークイストが2m04をマーク。
また、同日英国マンチェスターで行われた競技会の男子三段跳で、イドウ(英)が17m50(+0.5m)をマーク。
7月15日に行われたドイツ選手権女子円盤投でディーチュ(独)が66m29。
7月14~15日に行われたロシアカップでは、女子400mでザイツェワが49秒49。

2006年07月17日

梅ヶ島試走

コースの状況が変わっていないかどうかの確認を兼ねて、梅ヶ島LSDに向けて試走をしてきました。

朝5時頃家を出て、車で真富士の里へ向かいました。ここまでは所々道路の拡張工事等をやっていましたが、目立った変化はなく、コンビニの閉店等もなく従来どおりです。

真富士の里以降は自走。時折小雨がパラつく天気で涼しく、走るのには楽な天候。約8km先の有東木園で予定通り第1休憩。6.5km先の梅ヶ島小中学校で第2休憩。7km先の新田温泉黄金の湯で第3休憩。赤水の滝の手前に公衆トイレができていた程度でほとんど状況は変わっていませんでした。

まだ21kmほどしか走っていないので、3km先の温泉街まで行って小休止後、そこから梅ヶ島小中学校まで下って、第4休憩。帰りのバスが来るまでまだ時間があり、脚の方もまだ余裕があったので、更に有東木園まで戻りました。ここまで約40km、走行時間は3時間04分でした。真富士の里まではまだ8kmもあるので、ここでバスに乗って真富士の里で下車。真富士の里ではお決まりの「わさびソフト」を食べ、車で帰宅。涼しかったとはいえ、昨年の梅ヶ島LSD以来、約11ヵ月ぶりに40km走れ、いい練習になりました。

2006年07月16日

今週の練習(7/10~7/16)

月曜日 朝5km、夜9km
火曜日 朝8km
水曜日 夜9km
木曜日 朝5km、夜9km
金曜日 朝7km
土曜日 jog1:08'(15km)
日曜日 jog54'(12.5km)

土日は終日県選手権の役員だったのであまり走れず。平日も2回飲み会があったので距離が伸びず週79kmにとどまった。しかし今月は16日までで231kmと走行距離だけは順調で、久々に400kmを超えそう。その分疲れもたまってきて、朝など脚がすごく重たい日がある。ただ全盛時も真夏は調子が分からないまま距離だけ踏んでいれば秋にはしっかり走れたので、信じてやるしかない。

2006年07月15日

ウォリナー43秒62、世界歴代4位

IAAF Golden League 2006ローマ大会(ゴールデン・ガラ)でも好記録続出。
男子400mで先日43秒91の自己記録を出したばかりのウォリナー(米)が43秒62の世界歴代4位の好記録をマーク。これより上位の記録は、マイケル・ジョンソンの43秒18、レイノルズの43秒29、ワッツの43秒50(いずれも米国)だが、複数回出しているのはM.ジョンソンのみ。ウォリナーは既に43秒台を3度記録している。

男子100mはパウエル(ジャマイカ)が9秒85(+0.5m)。
800mはラルー(モロッコ)が1分43秒25、ロビンソン(米)が1分43秒86、アル・サルヒ(サウジ)が1分43秒99。
1500mはコーメン(ケニア)が3分29秒02で3分29秒14のラムジ(バーレーン)を抑えた。
5000mはベケレ(エチオピア)が12分51秒44、3000mSCが専門のシャヒーン(カタール)が12分51秒98、以下10位まで12分台。
シャヒーンのいない3000mSCでコエチが唯一人8分を切る7分59秒94。
日本人が出場した400mHはジャクソン(米)が47秒86で1位、成迫は50秒20、千葉が51秒67とふるわず。
澤野が出場した棒高跳はバージェス(豪)が5m82で1位、澤野は5m62で7位。
走幅跳はサラディノ(パナマ)が8m45(-0.1m)以下、ガイサー(ガーナ)8m43(-0.2m)、ホウィー(伊)8m41(-0.1m)と僅差で続いた。
やり投ではトルキルドセン(ノルウェー)が90m34で88m19のピトカマキ(フィンランド)を抑えた。

女子は100mでシンプソン(ジャマイカ)が10秒87(+0.3m)、2位はM.ジョーンズ10秒91。
400mはリチャーズ(米)が49秒31、ウィリアムズ(ジャマイカ)が49秒65。
福士が出場した5000mは、ティルネシュ・ディババ(エチオピア)が14分52秒37、世界新を出したデファールは2位で14分53秒51、アデレは4位、福士は11位、15分03秒17。
100mHはカルー(スウェーデン)が12秒52(0.0m)で勝ち、400mHはディーマスが53秒51で制した。
走高跳はブラシッチ(クロアチア)が2m00で1位、エルボー(ベルギー)が同記録で2位。
三段跳はレベデワ(ロ)が14m88(+0.1m)、デヴェツィ(ギリシャ)が14m79(-0.2m)。

2006年07月12日

小惑星がニアミス

7月2日に長径800mの小惑星が地球から43万kmという近傍を通過していたらしい。
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics060712_2.htm

この距離は地球から月まで(38万km)の1.1倍強、地球と太陽間(約1億5000万km)のわずか1000分の3という至近距離。このくらいの距離に接近する小惑星は実はさほど珍しいわけではないが、もし衝突したらテポドン2どころの騒ぎではない。

110mHで劉翔が12秒88の世界新樹立!

7月11日に開催されたWorld Athletic Tour2006 ローザンヌ大会で記録された。追い風1.1m。2位アーノルド(米)も12秒90の世界新、3位トランメル(米)13秒02、4位ロブレス(キューバ)13秒04とハイレベル。ロブレスは今年20歳の新鋭。
その他の種目も好記録が続出している。

男子200mではカーター(米)が19秒63(+0.4m)の世界歴代2位。世界記録M.ジョンソンの19秒32は別格として世界新並みに価値ある記録。2着ゲイ(米)の19秒70、3着ボルト(ジャマイカ)の19秒88も素晴らしい。スペアモン(米)は4着に終わるも19秒90。
800mはエゴ(ケニア)が1分43秒91。400mHはジャクソン(米)が47秒77、成迫は49秒02で組で2着にはいるも総合7位に終わった。
三段跳はオルソン(スウェーデン)が17m62(+0.8m)、グレゴリオ(ブラジル)が17m54(+0.8m)。

女子100mはM.ジョーンズ(米)が10秒94(+1.1m)。
800mはジェプコスゲイ(ケニア)が1分56秒66で制し、1分56秒77のムトラを抑えた。3着カラタユード(キューバ)も1分56秒91の好記録。1500mはソボロワ(ロシア)が唯一人3分台の3分58秒60。
100mHはペリー(米)が12秒43(+0.6m)、チェリー(米)12秒44、フォスターヒルトン(ジャマイカ)が12秒49。
走高跳は1位のハワード(米)、2位スレサレンコ(ロ)ともに1m99。
棒高跳はイシンバイェワ(ロ)が4m90、ピレク(ポーランド)が4m75、ブランクのあったフェオファノワ(ロ)が4m70。
三段跳はレベデワ(ロ)が15m19(+0.5m)、サビヌ(キューバ)が14m85(+0.6m)、やり投でシュポタコーバ(チェコ)が65m89。

2006年07月09日

間取りはほぼ決まったが…

いよいよ詳細の設計に入るのだが、間取りはほぼ決まったものの、実は窓の位置や大きさが結構重要らしい。これが意外とスパッと決められない。家作りの本を見ても間取りはすごく詳しく書いてあるのに窓の説明ってほとんど載っていない。大きさや位置だけでなく、引き戸や滑り窓、はめ殺し窓、ジャロジー窓など種類もたくさんあり、格子、雨戸やシャッターをつけるかどうか、手すりは必要か…などいろいろ決めることがある。夫婦の意見もなかなか合わない。なんとか落ち着いたものの、頭で考えるのとイメージが合っているかどうか…。

今週の練習(7/3~7/9)

月曜日 朝7km、夜7km
火曜日 朝7km、夜5km
水曜日 朝7km、夜6km
木曜日 朝6km、夜8km
金曜日 朝6km、夜8km
土曜日 LSD1:41'(途中CC16km)
日曜日 jog 1:14'(16.5km)

1週間で104km、7月に入ってから9日で152kmと順調に走り込みできているが、その分疲労も溜まってきて脚が重く感じる。まだそれほど暑さが厳しい日はないのに体力の消耗が激しく、ここ数年走り込みをしてこなかったツケが回ってきている。それでも、とにかく7~8月はしっかり距離を踏み、脚をつくる。来週、再来週と県選手権、中学の県大会と大会役員で十分練習できないのが痛い。

IAAFゴールデンリーグ(パリ大会)

男子400mでウォリナー(米)が43秒91の自己新、女子1500mでチジェンコ(ロ)が3分55秒68など好記録続出。詳細は以下。

男子100mはパウエル(ジャマイカ)が9秒85(+0.1m)。
1500mはウクライナのヘシュコが3分31秒08で制した。キプチルチル(ケニア)3.31.36、ラガト(米)3.31.48、シモトゥー(ケニア)3.31.67、ソンゴク(ケニア)3.31.85、バーラ(仏)3.32.06・・・と続き8位まで3分33秒以内の大混戦。
5000mはベケレ(エチオピア)が12分51秒32。以下8位まで12分台だが、5位にアイルランドの選手(クラッグ)が12分57秒60で入っているのが特筆。
110mHはトランメルが13秒06(-0.6m)、アーノルドが13秒08と米国勢が強い。昨年までジュニアのロブレス(キューバ)の13秒11も楽しみ。劉翔(中)は13秒19の4位に終わる。
走幅跳はガーナのガイザーが8m31(-0.2m)で勝ち、今季好調のサラディノ(パナマ)は8m29(+0.1m)。
やり投は90mスローワーのピトカマキ(フィンランド)が89m07で優勝。

女子100mはマリオン・ジョーンズ(米)がようやく10秒台となる10秒92(+0.1m)。
400mはリチャーズ(米)が49秒73。1500mはチジェンコに次いで入ったソボロワも3分56秒43の好記録。
100mHはカルー(スウェーデン)が12秒61(-0.3m)、400mHはディーマス(米)が53秒76。
走高跳は1位スレサレンコ(ロ)を筆頭に、ベリークイスト(スウェーデン)、エルボー(ベルギー)、ヴラシッチ(クロアチア)の4人が2m00。
棒高跳はイシンバイェワ(ロ)が自己の持つ世界記録には遠く及ばないものの4m76で圧勝。

2006年07月08日

フラット走法って本当にいいの?

最近の市民ランナーの雑誌は「フラット走法」一辺倒。ランナーズやクリールの7月号にもDVDの付録がついている(メーカーの宣伝だが)。しかし、フラット走法は本当に長距離ランナーの理想の走法なのか?いや、そもそもフラット走法というものを誤って解釈していないだろうか?

実際に付録DVDを見てみると、フラット走法のポイントは、「直立姿勢から前方に倒れこみ、自然に足が出るイメージ」とか「足を引き付ける動き」を強調している。前者はもう20~30年も前から言われていることで、初めて聞くと「なるほど!」と思うかもしれないが、次の1歩は一体どうする? 膝が完全に曲がった状態から伸展させるのはすごいエネルギーを消費する動作だし、重心が完全に落ちてしまっていて、フラット走法でいう上下動のない動きにつながらないのは明らか。全くの間違いである。

次に足の引き付けだが、フラット走法とは本来、上腿と下腿の角度をあまり変えない、膝を少し曲げた状態で股関節のスイングにより推進力を生む走法である。しかし、映像を見るとこれまた20~30年前にスプリントドリルなどで行われていた動きそのもの。下腿の巻き込み・振り出しの動作をしてしまっていて、どちらかというとピストン走法の動きに近い。この動きで重心の真下に着地すると、着地はフラットにはなるが、推進力は得られない。わかりやすく言うと、運動会などの「入場行進」がこの動きに近い。普通の歩行と違い、確かに着地はフラットになるが、歩く速度は遅くなる。しかもこんな動作を長時間続けるのはよほど筋力と持久力に優れていなければできないだろう。また、この動作は上体が直立姿勢でないとできず、「倒れ込み」イメージとは全く矛盾している。

こういうのを見ていると、フラット走法という言葉に踊らされているとしか思えない。映像で解説している動作をマスターしても、フラット着地はできてもその場駆け足にしかならず、スイング動作につながることはないだろう。活字や映像として出す以上、きちんと理解したうえで出してもらいたい。ちなみに、フラット走法とピストン走法はどちらも長所・短所があり、どちらが優れているという結論は出ていない。ちなみにエチオピアのケネニサ・ベケレの弟、タリク・ベケレ(5000m12分55秒)のランニングフォームをたまたま見つけたのだが、極端なかかと着地。

個人的には、初心者はより歩行動作に近いかかと着地が好ましいと思う。歩行は脚をスイングしなければ進まないのと同じで、まずは着地がどうのこうのより、スイング動作をしっかりマスターしてもらいたい。

W-ZERO3の新製品

PHS機能付きPDA「W-ZERO3」を販売中のウィルコムが、新製品「W-ZERO3[es]」を発表した。7月27日より発売開始。

前モデルは見た目はPDAだったが、新モデルは外見も大きさもかなり「ケータイ」に近づいた。重量は175g。VGAのディスプレイにQWERTY配列のスライド式キーボード付き。OSはWindows Mobile 5.0 for PocketPCで簡易版のOfficeソフトが動く。ブラウザはIEとOpera(いずれもモバイル版)。通信機能は当然ながらPHS。

携帯電話に今ほどの機能が無ければ、欲しい!と思わせる製品だ。店頭で実機を見てみたい。

設計ほぼ完了

間取りや窓の位置・大きさなど、建物の設計がほぼできあがった。素敵住生活研究所というサイトにある「せっけい倶楽部」というフリーソフトを使っておおまかなプランを立てたのだが、とても簡単で使いやすいソフトだった。その間取りをベースに業者に設計してもらったので、ほぼイメージどおりのプランに仕上がったと思う。

カントウェル、砲丸投で22m台

7月6日、デンマークの競技会でカントウェル(米)が22m04をマーク。先日の日本選手権で日本新(18m56)が出たが、まだ3メートル半位の差。世界は遠い。

2006年07月05日

World Athletic Tour 2006(アテネ大会)

男子800mでハイレベルの争い。1着ボルザコフスキー(ロ)1分43秒42、2着ブンゲイ(ケニア)1分43秒67、3着ミルケヴィクス(ラトビア)1分43秒75、以下、44秒台も4人。
1500mはコーメン(ケニア)が3分30秒27、3000mSCはシャヒーン(カタール)7分56秒32
400mHはジャクソン(米)48秒00、走幅跳は好調サラディノ(パナマ)が追い風3.3mの参考記録ながら8m65。
円盤投はアレクナ(リトアニア)が69m36。
女子800mはコトリャロワ(ロ)が1分57秒86、以下57秒台2人、58秒台3人、59秒台3人と高いレベル。
1500mはソボレワ(ロ)が3分56秒74。2位チジェンコ(ロ)は3分58秒02。
400mHはディーマス(米)が53秒02、3000mSCはヤノウスカ(ポーランド)が9分17秒15。
走高跳はベリークイスト(スウェーデン)が2m00。三段跳でレベデワ(ロ)が15m23(+0.6m)、2位ピャティフも15m17。
やり投はオベルクフォル(独)が66m92。

2006年07月02日

静岡大学周辺


静岡大学は静岡市の有渡山(久能山とも言う)の斜面に位置し、構内およびその周辺には起伏が非常に多いため、とてもよいトレーニングコースがとれる。

画像のコースは私が設定したコースで1周約4km。1周の内に高低差が60mもあり、一部不整地もある。木陰も多く、夏でもそれほど暑さを気にせず走れるのもよい。大学構内はもちろん、構外の道路も交通量は少なく、特に危険なところはない。

今週の練習(6/26~7/2)

月曜日 朝5km、夜7km
火曜日 朝6km、夜5km
水曜日 朝6km、夜7km
木曜日 朝7km
金曜日 休
土曜日 LSD2:36'(33.5km)
日曜日 jog 1:04'(14km)

先週土曜日の転倒による打撲が痛むため週初は抑え気味。まだ押えると痛みがあるものの、走るのにはさほど影響はなくなった。練習再開してちょうど3ヶ月経過したが、スピードに課題を残すものの、夏場の走り込みを前にした体力づくりという目的は達成できた。土曜日のLSDでも暑さで少しバテたものの、筋肉の疲労はあまりなかった。

日本選手権で日本新2つ

神戸ユニバー記念競技場で開催された日本選手権で、日本新が2つ誕生した。
男子走高跳で醍醐(富士通)が2m33で日本記録を1cm更新。2m10から開始して2m24以降はすべて3回目での成功。2m33はトータル15回目の跳躍という体力を消耗しきった中での記録達成となった。
男子砲丸投では、畑瀬(群馬綜合ガード)が日本記録を3cm更新する18m56。18mを4回オーバーしているのも価値ある。2位村川(スズキ自販茨城)も18m43の好記録だった。

その他の主な種目。
男子200mは末續(ミズノ)と今季好調の高平(順大)の対決が注目されたが、末續が20秒37(0.0m)で圧勝。大阪世界選手権のA標準を突破。まだまだ同じ条件では高平とは差があるようだが、末續も全盛時の走りにはまだ遠い。
400mは金丸が45秒74で制するも、45秒55のA標準には届かず。
800mは横田(慶大1年)が1分48秒42の自己新で鈴木尚人、笹野らを抑えた。次は1分47秒台が期待される。
400mHの成迫(筑波大)は48秒95で圧勝。A標準も突破。
3000mSCは第一人者岩水(トヨタ)が中央学大の篠藤に敗れる波乱。篠藤は8分33秒44。
ハンマー投は室伏が久々の80m超えとなる80m17。新投法が体に馴染んできたか。

女子は1500mで日本記録を樹立した小林が貫録勝ちかに見えたが、ラストが意外に伸びず、吉川(パナソニック)に差された。記録は両者とも4分11秒00で吉川は日本歴代4位。
3000mSCは日本記録保持者の早狩が9分49秒88で圧勝。有力選手が挑戦しない限り早狩の競争相手は見つからない。
走幅跳は池田が6m75(+0.5m)を跳び、6m60の花岡を抑えた。

2006年07月01日

2006年6月の練習

目標300kmに対し、310kmとほぼ予定通り。24日の練習で転倒し、右脚の付け根を強く打撲したのが悔やまれます。21日の練習で前回の記録会よりあまり状態が良くなっていないようだったので、7月1日の長距離記録会は回避。

距離走に対する耐性は着いてきたように思いますが、あとはいかにスピードを持続できるようにするか、速い動きの中で どうバランスをとっていくかが課題です。全般的には練習量が増え、気温も上がってきたので疲労が抜けにくくなっています。心拍数はいつも就寝時に計っている(朝は目覚ましの音でびっくりして心拍数が上昇してしまうので)のですが、寝る時になっても心拍数があまり下がらない日が多くなっています。


日付距離累計練習内容体重脂肪心拍
06/06/016.76.7帰宅 6.7k[3'58]47.95.447
06/06/0210.016.7通勤 5.1k[4'35]、帰宅 4.9k[4'10]47.55.244
06/06/0319.035.7記録会5000m(17'15)、jog50'48.15.5
06/06/040.035.749.45.2
06/06/0512.047.7通勤 6.2k[4'37]、帰宅 5.8k[4'03]47.95.349
06/06/0612.760.4通勤 6.0k[4'31]、帰宅 6.7k[4'00]47.65.1
06/06/0715.776.1通勤 6.0k[4'29]、帰宅 9.7k[4'03]47.25.0
06/06/0810.987.0通勤 6.0k[4'28]、帰宅 4.9k[4'01]47.35.040
06/06/0911.898.8通勤 5.1k[4'21]、帰宅 6.7k[3'58]47.95.140
06/06/1028.5127.3LSD 2:15'(28.5k)48.05.044
06/06/1113.2140.5jog 59'(13.2k)48.55.041
06/06/1212.9153.4通勤 6.2k[4'36]、帰宅 6.7k[3'58]47.55.0
06/06/136.0159.4通勤 6.0k[4'28]
06/06/140.0159.449.05.9
06/06/154.9164.3帰宅 4.9k[3'53]48.25.1
06/06/165.3169.6通勤 5.3k[4'28]49.05.5
06/06/1721.0190.6LSD 1:35'(21k)45
06/06/1816.0206.6jog 1:08'(16k)48.15.1
06/06/194.9211.5帰宅 4.9k[3'54]47.35.0
06/06/206.2217.7通勤 6.2k[4'26]48.45.0
06/06/2114.0231.71000(200j)*4 (Av=3'26,r=60)48.36.047
06/06/225.8237.5帰宅 5.8k[3'56]47.85.055
06/06/2312.7250.2通勤 6.0k[4'17]、帰宅 6.7k[3'52]47.45.042
06/06/2417.5267.7jog 1:18'(途中CC9k)
06/06/250.0267.745
06/06/2611.8279.5通勤 5.1k[4'42]、帰宅 6.7k[4'16]47.45.049
06/06/2710.9290.4通勤 6.0k[4'27]、帰宅 4.9k[4'01]47.55.048
06/06/2812.7303.1通勤 6.0k[4'23]、帰宅 6.7k[3'55]46.95.048
06/06/296.9310.0通勤 6.9k[4'23]48.15.0
06/06/300.0310.0

社内旅行の帰りに

6月30日(金)の夕方に職場を出発し、伊豆長岡に一泊旅行。
荷物は最低限にして、翌朝宿を出て行けるところまで走ってみよう!とLSD出発。
明け方小雨が降っていたようでしたが、出発時には雨が上がって時折日が射し、予想外の蒸し暑い天候。沼津まで約12kmだがすでにその時点でだいぶ消耗していました。

沼津からはJRに並行して走るので、片浜、原、東田子の浦、吉原、富士の順番に体力と相談して距離を伸ばしていきましたが、富士でストップ。暑さが堪えました。それでも後で地図ソフトで距離を測ったら33km以上ありました。昨年の梅ヶ島以来、久しぶりに30kmを超えました。所要時間は2時間36分(休憩除く)、給水は3回。途中公園など水浴びできるところがなかったのが辛かった。

富士からは電車で帰宅。一眠りしたら疲労がだいぶ抜けていたので、やはり暑さで体力を消耗しただけで、筋肉の疲労はさほどなかったようです。