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中島美嘉、耳管開放症で音楽活動中断

自分自身が突発性難聴を患ったことから耳の病気には少し敏感になっているのですが、歌手の中島美嘉が「両側耳管開放症」の悪化のため、当分の間歌手としての活動を中断することを決意したとのことです。

「耳管開放症」という聞きなれない病状、私も記事を見て初めて知ったのですが、通常閉じているべき耳管が開きっ放しになった状態で、耳詰まり感、自分の声が大きく聞こえるが外部の音は聞こえにくい、自分の呼吸音が聞こえる、鼻の穴と耳の穴がつながったような感覚、といった症状です。

発症者は女性に多く、ストレスや疲労、急激な体重の減少、妊娠などが原因であることが多く、男性でも痩せている人や激しい運動をする人がなりやすいそうです。中島美嘉も確かに痩せてますね(Wikipediaによると160cmで40kg)。

実は私は慢性ではないものの、トレーニング中あるいはトレーニング後などにたまにこの症状が出ます。記憶のある限りでは大学生の頃に既に発症していたのですが、今回の記事を読んで初めて耳管開放症の疑いがあることを知りました。特に痛みがあるわけではないのですが、精神的には結構きつい症状です。私の場合はたまになる程度で長くても数時間で治るのですが、常時だと本当に辛いと思います。発症したことのない人にはこの辛さはわかってもらえないでしょう。

今までそんな病名のある病気と思っていなかったし症状も説明しづらいので、診察を受けたこともないのですが、もしも今後慢性化するようなことがあれば、耳管開放症のような症状と言って受診しようと思います。

浜崎あゆみが罹患した突発性難聴といい、中島美嘉が患っている耳管開放症といい、なぜか歌手の耳の病気と共通点があります。効果的な治療法があるのかどうかわかりませんが、早く治して復帰してほしいですね。

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コメント

ご無沙汰してます。
半年ほど前、母が突発性難聴に。
発症から一週間ほど経ってから病院へ行ったため、回復は難しいと言われたそうですが、加圧?チャンバー治療でほぼ元通りの聴力に戻ったようです。(3日ほど入院)

伊豆の病院ですが、県内でも数少ない施設と聞きました。

回復されてよかったですね。
病院の説明のとおり、成功率の高い治療法は確立していないようで、一般的には完治が1/3、回復はするが聴力は完全には戻らない人が1/3、まったく回復しない人が1/3と言われています。元通りになるだけで1/3の幸運ですが、1週間経ってからというと奇跡的かもしれません。

私は真ん中のタイプで、聞こえなくなって即日病院に行ったのですが、ある程度聞こえるものの、聴力検査の4000Hzは全く聞こえず、耳鳴りが残っています。1000Hzも感度が10dBほど悪いので、音量で言うと1/3程度しか聞こえていないようです。

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