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男子800mで日本新記録

日体大健志台キャンパス陸上競技場で行われた日体大最終フィールド競技会の特別種目、男子800メートルで、大学の後輩に当たる横田真人選手が1分46秒 16の日本新記録をマークしました。おめでとうございます。

横田選手は9月25日にテグ国際で1分47秒04の自己新を記録し、その翌日には早慶対校陸上の1500mで3分47秒48の好記録をマーク。さらに10月12日には筑波大競技会で1分47秒50と安定して47秒台を出していました。

本人は「ジョグはやらない」と断言するほど持久系トレーニングをしていないにもかかわらず、1500mを3分47秒台で走れるようになった背景として、(本人は意識していないかもしれないが)何らかの肉体の変化があったのではないでしょうか。それが何を原因としているのかはわかりませんが、800mにも好影響を及ぼしているのではないかと推測しています。

ちなみに、現役慶大生が800mで日本記録を出したのは、1933年に菅沼俊哉先輩(私も存じません)が1分58秒0の日本タイを記録して以来。日本新となると、1926年の岡田英夫先輩の2分00秒0までさかのぼります。また、他種目も含めると1961年に200mで21秒4を記録した室洋二郎先輩が最後に出した日本新と思われますので、48年ぶりとなります。日本タイでは1965年に棒高跳で4m80を記録した喜田武志先輩が最後ですので、日本記録を樹立ということになると44年ぶりとなります。

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コメント

横田君の日本記録、喜ばしい限りです。因みに文中にあった「菅沼俊哉」さんは、先日亡くなられた森繁久弥氏のお兄様。東京オリンピックの誘致にも尽力されました。ご本人もS57年に亡くなられています。

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