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トレッドミル(3000+1200)×2

今日は変則インターバル。3000m(Rest=400)+1200mを2セット、セット間はRest=600m。3000mは16.0km/h、1200mは16.4km/h、いずれも傾斜2%の設定。

このところインターバルを定期的にやっているので16.0km/hの動き自体は無理はありませんが、3000mとなるとさすがにきつく、しかもレスト2分で更にスピードを上げた1200mがまたきつい。1セット目はそれでも無難にこなしたものの、2セット目の3000mはかなり限界に近く、心拍数も174まで上昇。トレッドミルでこれほど呼吸がきつくなったのは初めてかもしれません。最初はセット間も400mにするつもりだったのですが、1セットやってみて600mに変更。当初予定通りだと2セット目の3000mは最後までもちませんでした。

トレッドミルで限界近くの速度で走っていると、ほんのわずかでも速度を緩めたりできないのが辛いです。実際のトラックやロードでは小刻みに速度が変化しているはずで、更には1歩の間でも加速・減速を繰り返しています。しかしトレッドミルではそれが許されないので、結果的には限界の速度では走れないことになります。

よく「トレッドミルはベルトが勝手に動くのだから上に跳べばいい」などと言う人がいます(ランニング専門誌でもよくそういう記事を見ます)が、もし本当にそんなことをしたらたちまち後方に飛ばされてしまうはずです。慣性の法則を無視した誤った理屈であることはちょっと物理学をかじった人なら簡単にわかると思います。その誤った理屈だと、地球は西から東へ回転しているので、東から西へ走るときは上に飛び跳ねれば地球が勝手に動くから楽だ、と言っているのと同じなのですが…。

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コメント

まこてぃん@別府です。
何度か豊橋でお世話になりましたが、覚えておられますか?
トレッドミルに関する誤解については、かねてから自分が言ってきたのと
同じ趣旨で、大変心強い思いをしています。
よろしければ私の拙い説明も見てやってください。(笑)

http://makotin.cocolog-nifty.com/kansou/treadmill.pdf

いつもまこてぃんさんのイーブンペースには感心します。これもトレッドミルで養った感覚でしょうか。別大マラソンがんばってください。

トレッドミルの件は、偶然ですがまこてぃんさんとほとんど同じことを書いてしまいましたね。

ただ、トレッドミルが突然止まってしまった場合は、前方に飛ばされるのではなく、頭から後方にひっくり返ってしまうのが正しいようです。実際の実験した映像を見たことがあります。

突然走っているのと同じ速度で地面が前方に動き出したのと同じだと思えば理解しやすいと思います。走っている時に地面が突然氷になってしまった場合にも似たような現象が起こります。

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