ダメコーチ
今日の長距離記録会を観戦している時のことです。ある大学のコーチらしき女性がレースを終えたばかりの女子学生をひどく叱っていました。以下は話していた内容ですが、選手は中盤以降失速してベストから大きく遅れてしまったのですが、以前にも同じような失敗をしていて全然進歩していないとか、かなり厳しい口調でした。
しかしそばで話を聞いていたら、練習は予定通りこなし、レース前の休養もしっかりとって万全のはずなのにどうして走れないのか、というようなことを言っていました。だとすると、選手はコーチの言われたとおりのことをやってレースに臨み、そして失敗。でもそれって、コーチがそこまで選手を管理し、体調を把握しているんだったら、失敗の責任はどちらかといえばコーチの方にあるんじゃないでしょうか。
ちなみに同じ学校の別の選手は自己新を出したようですが、それがとても意外というか全然想定していなかったらしく、さっきまでとは人が変わったように大はしゃぎしていました。要するにトレーニングから調整の過程が全く把握できていないわけです。選手のことは表面的なことしか見ていなくて、結果だけよければほめる、悪ければけなすだけ。まさにダメコーチの典型を見てしまった気がします。
コメント
考えさせられた。ほめるのはいいけど、怒っちゃだめだね。
投稿者: Gucci | 2008年09月19日 12:28