北京オリンピック(1)
昨日いよいよ陸上競技が開幕。しかし録画して見るのが精一杯でとても各種目のコメントを書けそうもありません。かなり雑談的な内容になりそう。
放送が日本選手中心なので、初日の女子800m予選、男子1500m予選などが見られず残念です。それと当然ですがオリンピックなので他の競技も混在してくるので飛ばし見するのも大変です。
それにしても昨日の女子10000mのT.ディババとアベイレゲッセの走りは凄まじかったです。あれだけのハイペースで刻みながらラスト1周を60秒とは…。もっともT.ディババは5000mを14分11秒で走っているので、29分30秒を切る力があることを考えると余裕があったのかもしれませんが、アベイレゲッセも敗れながらもラスト1周62秒でカバーしているのには驚きました。エチオピア勢に勝つためにかなりスピード練習(というかスプリント練習)に取り組んだのではないでしょうか。
まだ2日目の途中ですが、日本選手は昨年の世界陸上に続く惨敗を予感させるスタートです。男子100mは塚原選手が準決勝に残ったとはいえ10秒23のタイムでの進出は組合せによるところが大きいし、400mHも決して予選のレベルは高くなかったのにあえなく敗退。女子も100m、400mとも地に足がついていない感じだし、3000mSCは調整ミスでしょうか。そう考えるとハンマー投の室伏選手はさすがです。負の連鎖を断ち切ってほしいです。
ここからは独り言ですが、女子種目は女性が解説することには別に否定はしませんが、マラソンだけでなくトラックを含めた陸上競技に精通してほしいです。3000m障害の水濠がトラックの内側にあるのを珍しいと言ったり(国際的には内側が主流。ただしIAAFはトラックの外側を推奨している)、8000mあたりから29分台は予想できたのにゴール直前で29分台に突然驚いたり、世界記録とは20秒以上差があるのに「世界新?」と言ったり。また、完全に失速しているのにまだ大丈夫とか、いい加減なことを言わないでほしい。素人のアナウンサーはともかく、解説者には冷静かつ客観的にコメントしてもらいたいものです。