« 日本選手権(女子短距離) | メイン | 日本選手権(女子中長距離) »

日本選手権(男子中長距離)

10000mはA標準を突破している松宮が優勝でタイムも27分51秒27の好記録なので文句なし。ラスト1000mも2分39秒と切れ味も十分。大野、三津谷も27分台ということで選ばれる可能性はある。しかし功労者は木原だろう。最終的には6位に終わったが8000mまでずっと先頭を引っ張り続け、今回の好記録を生み出した。

800mはB標準を切るために自分で引っ張ると意欲的だった横田が予告通りオープンレーンから先頭を引っ張ったが、200m過ぎから中だるみして400mを53秒の通過。先頭で消耗したか、第3コーナーで口野にリードを許し、差し返せなかった。勝負に徹して後方で待機すれば得意のパターンで勝てただろうが、B標準を切らなければ話にならない状況ではやむを得ない。男子のトラック種目では最も遅れている種目だけに、他の選手にももっと積極性がほしい。

5000mも松宮が勝って2冠。2種目で代表権獲得。2位竹澤も当確のようなことがメディアに出ていたが、勝負重視とはいえ13分49秒のタイムで選んでいいのか?と個人的には疑問。1000mは中山卓也(30位)、2000mは柴田(19位)、3000mは佐藤秀和(15位)と下位の選手に引っ張らせ、代表権を勝ち取るというようなレースをしていない。

3000mSCは岩水が磐石なレース運びで確実に代表権獲得。最後意地で8分30秒を切りに行ったのも好感。インタビューではメダルを取ると言っていたが、それはさすがに無理でもなんとか決勝進出と日本新達成を果たしてほしい。

1500mは優勝すれば代表入りと勘違いでもしているかのような超スローな展開。見ていても完全に興ざめ。完全に勝利を手中にしたはずの渡辺が残り30m位のところでまさかの転倒。あのままゴールしていればラスト400mはおそらく53秒台だったが、限界を上回るスピードに脚がついていかなくなったものと思われる。それほどに残り150mあたりからの渡辺の走りはすさまじかった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://net-rc.com/b/mt-tb.cgi/521

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)