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中華航空機炎上するも死者ゼロ

那覇空港で中華航空機が着陸直後にエンジンが爆発、炎上するという大事故があった。
ちょうど昼休み中でテレビのニュースで知ったのだが、途中から見たため、最初に見た機体の惨状を見てほぼ全員が死亡か?と思ったのだが、しばらく見ていると乗客・乗員とも死亡者はゼロと知り、不幸中の幸いとはこのことだと思った。

中華航空というとよく事故を起こすというイメージを多くの人が持っていると思うが、今回も整備ミスなどの人為的災害である可能性はある。それでも死亡者ゼロに留まったのは空港の地上整備士の判断力によるところが大きい。整備士は燃料漏れと煙の発生を確認すると直ちに操縦士に交信し、エンジンの停止、消化装置の作動と緊急脱出を指示。もう一つは操縦士の緊急脱出指示に従い、157名の乗客はわずか90秒で機外へ脱出したようだが、乗務員がよほど訓練されていて統率力がないとここまで短時間で脱出することはできないだろう。この脱出完了後わずか1分で爆発したというから、まさにタッチの差で難を逃れたことになる。

この2つの機転がなければ死者はおそらく100名を下らなかったと思う。たとえ大事故が発生しても、危機管理対応がしっかり確立されていて、かつ持ち場持ち場でしっかり責任を果たせば最悪の事態は回避できる好事例になるだろう。なぜ爆発したのかという問題は別として。

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