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IAAFワールドカップ(アテネ大会)

男子
100mはゲイ(米)が唯一人9秒台となる9秒88(+1.1m)。オビクウェル(ポルトガル)が10秒09。
200mはスピアモン(米)が19秒87(+0.1m)の大会新。ボルト(ジャマイカ)が19秒96で2位に入り、3位に末續が20秒30で入った。今季20秒01で走っているオビクウェル(20秒36)を破ったのは価値あり。
3000mはモットラム(豪)が7分32秒19(大会新)で、7分36秒25に終わったケネニサ・ベケレを破る大金星。
110mHは35歳のアレン・ジョンソンが何と12秒96(+0.4m)の快記録で大会新。劉翔(13秒03)を撃破。3位はロブレス(キューバ)で13秒06。
400mRは米国が37秒59の大会新。欧州が38秒45で2位、アジアが38秒51で3位に入っているが、オーダーは塚原、末續、高平、小島の日本選手で構成。
三段跳はデーヴィス(米)が17m54。
棒高跳は今季5m96を跳んでいるフッカー(豪)が5m80、澤野が5m70までノーミスで2位に入った。5m80を2回失敗したところでパスし、5m85の1回に賭けたが失敗。
ハンマー投は室伏が82m01で優勝。

女子
400mはリチャーズ(米)が今季世界最高の48秒70。2位以下は50秒を切れず、圧勝。
3000mはT.ディババが8分33秒78の大会新、ホイェツカ(ポーランド)が8分39秒69、日本の福士は8分44秒58で5位、自己の持つ日本記録にわずか0.18秒及ばず。福士は1500mを4分1桁で走るスピードは十分にあると思われる。1500mで今季世界1位のチジェンコ(ロ)は8分59秒67で7位に終わった。
5000mはデファールが14分39秒11の大会新で圧勝。福士が15分06秒69で3位に入った。
3000mSCはツラワ(ベルラーシ)が9分29秒10の大会新。早狩は9分49秒49で7位。世界選手権A標準(9分48秒00)にあとわずかで到達できなかった。
400mRは米大陸選抜チームが42秒26。オーダーはベイリー(ジャマイカ)、ファーガソン(バハマ)、マザーシル(ケイマン諸島)、シンプソン(ジャマイカ)。2位は単独チームのロシアで42秒36。
1600mも米大陸選抜が3分19秒84で優勝。S.ウィリアムズ(ジャマイカ)、ウィリアムズ・ダーリング(バハマ)、アマーティル(バハマ)、N.ウィリアムズ(バーレーン)のオーダー。
三段跳でレベデワ(ロ)が15m13の大会新。デヴェツィ(ギリシャ)が15m04。
円盤投はディーチュ(独)が66m07で圧勝。
ハンマー投はスコリモフスカ(ポーランド)が75m29の大会新。リセンコ(ロシア)は74m44の2位に終わった。

その他の種目は以下。

男子
400mはウォリナーが出ないレースでメリット(米)が44秒54、キカヤ(コンゴ)が44秒66。
800mはカメル(バーレーン)が1分44秒98、ソム(オランダ)が1分45秒13、ムラウジ(南ア)は1分45秒14で3位に終わった。
1500mは超スローペース。400mを67秒04で通過、800mは2分19秒20(この1周は72秒16もかかった)、3周目に入ってようやくペースアップして、1200mを3分15秒9あたりで通過、ラスト300mを36秒7(!)でカバーして優勝したキプチルチル(ケニア)のタイムは3分52秒60。ラスト1周は何と49秒4!
5000mはシャヒーン(カタール)が13分35秒30。3000mSCもシャヒーンが8分19秒09(大会新)。シャヒーンは来年の世界選手権では3000mSCと5000mの2冠を狙うとか。
400mHはクレメント(米)が48秒12、ヴァンジル(南ア)が48秒35、プラウゴ(ポーランド)が48秒76。
1600mRは米国が3分00秒11、米大陸を0.03秒差でかわした。
走幅跳はサラディノ(パナマ)の順当勝ちだったが、8m26と低調。
走高跳は今季2m34を跳んでいるヤンク(チェコ)が2m28で制した。今季2m37で世界1位のシルノフ(ロ)は2m24の2位に終わった。
砲丸投はバーテルス(独)が20m67で勝ち、ホッファ(米)は20m60で2位。
円盤投はアレクナ(リトアニア)が寄せ付けず67m19で優勝、やり投はトルキルドセン(ノルウェー)が87m17。

女子
100mはシンプソン(ジャマイカ)が唯一人10秒台の10秒97(+0.1m)、2着はエドワーズ(米)で11秒19。
200mはリチャーズ(米)が22秒23(-0.2m)。
800mは今季世界3位のカラタユード(キューバ)がスローペースを制して2分00秒06で優勝。今季世界1位のジェプコスゲイ(ケニア)が2分00秒09。
1500mはジャマル(バーレーン)が4分00秒84。トマショワ(ロ)は4分02秒45で2位。
100mHはフォスター・ヒルトン(ジャマイカ)が12秒67(-0.6m)。
400mHはペチョンキナ(ロ)が53秒88、今季世界ランク1位のディーマス(米)は54秒06で2位。ポーランドのエシェンが54秒48。
走幅跳はコロチャノワ(ロ)が6m78。
走高跳はスレサレンコ(ロ)が1m97で優勝、同記録でエルボー(ベルギー)が2位。
棒高跳はイシンバイェワ(ロ)が大会新で優勝するも記録は4m60。既に優勝を決めた後の4m80は3回とも失敗に終わった。
やり投はネリウス(独)が63m37、砲丸投はヴィリ(ニュージーランド)が19m87。

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