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低酸素室もドーピング?

5月15日の日経新聞夕刊に掲載されていた記事。
「世界反ドーピング機関(WADA)は、モントリオールで開いた理事会と評議会で、低酸素室の禁止を先送りすることを決めた」とのこと。

先送りということは、この件について真剣に議論されていたということで、もし禁止が決定されれば、ドーピングと同じ罰則が適用されることになる。例えば早川選手などが使用しているスポーツハイテク塾の低酸素室や、静岡の草薙陸上競技場にも低酸素室があるが、こういう施設は使用が認められなくなる。

血液ドーピングやEPOは明らかに体外から物質を注入しているのに対し、低酸素室は環境こそ人工的であるが、体内に何か摂取したり注入したりしているわけではない。高地トレーニングだって人工的でないとはいえ、日常生活ではあり得ない環境を(高地への移動により)得ているわけで、大差ないと思うのだが。

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