地震速報
この時間は、日食ブログを中断して、地震関連のニュースをお伝えします。
今日(8月11日)の午前5時7分頃、駿河湾を震源とするマグニチュード6.5の地震がありました。各地の震度は…
というわけで静岡県で最大震度6弱の大きな地震が発生。私の住む静岡市駿河区(観測地の気象台は自宅から徒歩2分位のところにある)は震度5強だったようです。その時間は当然まだ眠りについていましたが、突然床の下から突き上げられたかと思ったら、考える間もなく激しい横揺れ。「ついに東海地震か?」と本気で思いました。もう布団にへばりつくしかありませんでした! 普段から想定はしていてもいざ本当に強い地震が来ると何にもできないな…と痛感。
揺れが収まり、別の部屋で寝ていた妻も起きてきたのでテレビをつけて速報を見ていてもらい、その間、まず家の中で倒壊がないか、部屋の戸や玄関はちゃんと開くか確認。その後外へ出て壁やフェンスを見たり、近所で建物の倒壊や道路の陥没などがないかを確認。特に大きな被害はありませんでした。
しばらくテレビで状況を確認した後、まだ通常より1時間以上早いですが、出勤。電車も止まっているし、道路の状況もはっきりわからず、台風の影響でやや強い雨も降っているので、車や自転車も危険。最も早く確実に行ける方法として走って行きました(結局いつもと同じじゃん?)。
7時前には職場に到着しましたが、職場でもやっぱり固定していないものが一部落下していたり、書庫の中の書類が一部散乱していたりしましたが、目立った被害はなし。早く出勤した人たちで安否や通勤状況の確認、関係部署や支店との連絡に追われましたが、東海地震を想定した訓練は定期的に行ってきたので、特に混乱はありませんでした。
幸いだったのは早朝5時という時間帯。東名高速で盛り土が崩落していましたが、あれが日中だったら大惨事でした。新幹線や鉄道も脱線していたかも…と思うとぞっとします。しかし死亡ゼロは幸いだったとはいえ、世の中がお盆休みに入った直後で大動脈の東名高速道路の分断は生活や経済面で大打撃でしょうね。せっかくのETC1000円も道路が通れなければ意味ないし、物流が機能しなくなる。今日も国道1号は普段あり得ない大渋滞でした。