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蘇州へ。寒山寺。

3日目は上海から蘇州へと足を運びました。

まずは世界遺産でもある寒山寺(かんざんじ、ハンシャンスー)にお参り。


お寺の中にはいろんな仏像がありましたが、中でもお気に入りはこれ。入り口から入って真正面の仏像なのですぐわかると思います。何がいいかって、それは「韋駄天さま」だからです!
まさにランナーの神様…って仏教だから神様じゃないですねorz。


で、他にも素晴らしい仏像がたくさんあり、ガイドさんが説明してくれていたのですが、ほとんど聞いてませんでした(汗)。


これは、唐の時代の詩人、張継が詠んだ「楓橋夜泊」という有名な漢詩(七言絶句)らしいです。
「月が落ち(沈み)、(暗くなって)カラスが鳴き、霜(冷気)が空を満たす。旅の寂しさによる浅い眠りと、それに相対するかのような川岸の楓や漁り火。姑蘇の城外(街外れ)にある寒山寺にて夜半につく鐘の音は、この客船にまでも届いている。」
というような意味の詩です。(誤訳があったらすみません)

ところで、浜松市にも同じ読み方の「舘山寺」というのがありますが、かつて遣唐使の高僧が蘇州の寒山寺に似ているということで名付けたそうです。また、寒山寺にある鐘は、1905年に伊藤博文が山田寒山という人に2つつくらせ、1つは寒山寺に、もう一つは舘山寺に贈ったのとのこと。浜松の舘山寺には現存していないようですが、戦時中に没収されてしまったのでしょうか?

詳しくはこちら↓
http://sago.livedoor.biz/archives/50161934.html
記事中に出てくる書家とは、実は私の父だったりします。ちなみに私の名前は伊藤博文と同じ「博文」ですが、それはたぶん偶然です。


最後に、寒山寺にそびえる塔。「普明宝塔」といい、高さは52mの五重塔。歴史的建造物かと思いきや、建立は1995年とか。唐の楼閣式仏塔を模したものということです。でも、もともとは七重塔だったみたいです。

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