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【自己評価】日食観測グッズ

[日食グラス]

日食観測の必需品。皆既日食数日前には、にわか日食ファンが販売店に殺到し、売り切れ続出。ネットオークションでは市価の数倍の価格で落札されていたとか。
当日は太陽が半分ほど欠けるまではこのメガネで観測していた。


[日食撮影用フィルター]

自作品。インクジェットプリンタ用印刷用紙のパッケージで表が黒、裏が銀色のアルミ蒸着フィルムで代用。肉眼では1枚では眩しすぎ、2枚重ねでは見えないことから減光率は1/1000程度(ND1000相当?)と思われる。通常の太陽では光が強すぎるが、食が進んでくれば実用になると期待。
ビデオカメラにセットして使用するつもりだったが、太陽がほとんど現れなかったのでモニターに導入できず、出番なし。


[ビデオカメラ]

撮りっぱなしでも焦点がオートで合うし、ズームも大きく、しかも多少手ブレしても後でキャプチャーして静止画を取り出せるので意外と便利。カメラが趣味の人でなければ、下手にデジカメを使うより上手に撮れるかも。
太陽は撮れなかったが、皆既前後の明るさの変化や周囲の人のざわめきなども録音できてGood。


[コンパクトデジカメ]

三脚にはビデオカメラを据え付けたので、デジカメではフリーでスナップ写真的に。雨でビデオカメラの固定をやめてしまい、手持ち撮影に切り替えて手がふさがってしまったので、以後デジカメの出番なし。


[コンパクト三脚]

ビデオカメラの固定用。ビデオカメラをセットしたものの、なかなか太陽が出てくれず。
ツアーで一緒の人たちと記念写真を撮るのには大いに役立った(苦笑)。


[微動雲台]

三脚にセットし、その上にカメラを装着する。ダイヤルでカメラの角度を上下・左右に微調整できるので、一旦カメラのモニターに太陽を捉えれば、後はこの微動雲台があれば楽に追尾できる。…はずだったが真価を発揮できず。小さい割に意外と重たいので荷物を重くする要因に。

[単眼鏡]

倍率は8~15倍の可変。双眼鏡より多少見づらいが、圧倒的に軽く、片手が空くのは便利。
皆既になったら覗こうと思ったが、雨のため出番なし。


[鏡(ピンホールプロジェクタ)]

部分日食時、ピンホールを通した像が欠けて見えることを応用し、鏡に「パンチ穴補強シール」をベタベタ貼り付け、太陽光を反射させると欠けた太陽が見えるしくみ。日食関連誌に載ってたのを真似た。悪天候のため出番なし。


[冷却シート]

晴天時の暑さ対策。額や首の後ろなどに貼り付けておくと暑さが多少和らぐ。悪天候のため出番なし。


[瞬間冷却パック]

熱射病寸前の際の緊急冷却剤。冷凍しなくても瞬間的に氷点下に下がり、30分程度持続する。当然ながら出番なし。


[雨合羽(ポンチョ)]

雨天のため、大いに役に立った。しかし、「こんなものを周到に用意するから雨が降るんだ」と言われると返す言葉もない(苦笑)。


[レジャーシート]

太陽高度が上がってくると、上の方を見続けると辛いので、シートに寝そべって見る方が楽。カメラのモニターもかなり下向きになるので、シートに座って覗くと楽。
…という本来の使い道をよそに、カメラなどの機材を雨から守るための雨避けシートとして大活躍(苦笑)。


[折りたたみ椅子]

同じく観測時の姿勢を楽にするもの。しかし雨が降って邪魔なお荷物に…。

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