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今年の皆既日食

7月22日に日本および近辺で皆既日食があります。国内では種子島南部から奄美大島北部にかけての諸島、あと、無人島ですが硫黄島で見られるのですが、本土では見られません。国外では中国の上海など。その中でも屋久島から奄美大島の間にあるトカラ列島は皆既の中心帯に近く、最大で6分間以上皆既が持続します。この日食はもうかれこれ10数年前から是非生で見たいと思っていました。

しかしトカラ列島は宿泊施設などのインフラが極めて少なく、飛行場はもちろん船での渡航も極めて限定的であり、トカラの自治体より旅行の企画を全面受託した近ツリのツアーはすべて抽選。実はこのツアーに申し込んでみたのですが、3回の受付期間のうちすでに2回応募し、両方ともあえなく落選。テントとか学校の体育館で寝泊りするコースはかなり通りやすいようですが、それで40万円もかかるのはちょっと…。

そうこうしているうちに、最近色々なツアーが発表されました。国内では小笠原諸島(父島、母島)に宿泊したあと、フェリーで硫黄島沖を巡回するコースが比較的安価。国内にこだわらなければ中国・上海ツアーが3~4泊で20万円以内で出ています。通常の上海旅行に比べればかなり割高でしょうが、何十年に一度という稀少性を考えれば妥当かなと思います。

フェリーは長時間船内生活となるし、船上では写真撮影等はほぼ無理です。まあ写真が趣味ではないので生で見られれば写真は二の次ですが、自分自身が船に弱いのもあって躊躇していました。また、このツアーも抽選なので当たる保証はありません。そろそろ焦り始めた頃、上海ツアーが続々と発表され、とりあえずその中の一つを押えました。もっといいツアーが出ればキャンセルして乗り換えるかもしれませんが、ひとまず確保できたので一安心です。

あとは当日晴天になることと、台風などで行きの飛行機が欠航しないこと、仕事等で休暇がとれなくなる事態にならないよう祈るのみです。

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コメント

くりりん@京都 です。ご無沙汰しております。いつもROMってばかりですみません。

世界天文年を飾るにふさわしい皆既日食、上海まで見に行かれるとはうらやましい限りです。

この皆既日食、かつて学生だった頃、まだwindowsすらなかった時代のパソコンの天文シュミレーションソフトで何度も再現して見た覚えがあります。

その頃は2009年なんてはるか先の話、とても現実とは思えなかったのですが、ついにその時がやってきたことに年月の流れを感じざるを得ません。

それにしても、たった2、3日先の天気予報ですら外れることがあるのに、何百年も先の皆既日食がピタリと言い当てられるのも、不思議と言えば不思議な話です。上海の快晴をお祈りしています。

5ヶ月も先の話なので仕事の都合もわからず、とりあえず申し込んだだけですが、これを逃すと日本近辺では2035年(69歳)まで待たねばならないので、何としても行きたいところです。あるいは3サロス後の2063年?97歳ですが…

日食予報も全く正確というわけではないのかもしれません。私が初めて2009年の日食を知った時(いつだったか忘れましたが)は奄美大島が中心帯に最も近いと言われていたような気がします。

でも実際には奄美大島では北部は皆既ですが、南部の方では皆既にはなりません。

ちなみに、月はわずかずつ地球から遠ざかっているので、遠い将来には皆既日食は永遠に見られなくなってしまいますね。

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