道路交通法改正
今日から道路交通法が改正されました。
自動車の後部座席のシートベルトは事故死防止のためにはやむを得ないでしょう。しかし3人掛けの真ん中のベルトは2点式なので十分な効果があるかどうか。また、腹部に強い圧迫を受けそうです。それから、乗車定員は子供は3人を2人として数えることになっていたと思いますが、シートベルト着用が義務化すると子供も1人は1人としてきちんと座らせないといけません。
自転車の歩道走行禁止。もちろんこれまでも自転車は車道走行になっていましたが、ほとんど守られていないし罰則もありませんでした。問題は、自転車走行可能な歩道のケース。ここは当然自転車も歩道を走るわけですが、歩道のある道路が自転車走行可能かどうか、すぐに判別が付きません。しばらく走ってから標識を見て初めて気がつくわけです。例えば色を変えるとか、標識を見なくてもわかるようになっていなければ不十分だと思います。
それから車道を走るケース。きちんと路側帯があるような道路はいいのですが、そうでない道路は、大抵排水のために傾斜しているし、所々に排水溝があります。また路肩がコンクリートになっていて車道のアスファルトとの間がわずかに段差になっていたりして自転車で走るには非常に危険です。法改正に携わった人たちはこういう現状をわかっているのでしょうか。
もっとも、ランナーにとっては歩道を走るときに自転車がきちんと車道を走ってくれれば助かります。正面から向かってきて自転車が優先とばかりに全く避けようとしない人も少なくありませんので。