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東京マラソン2008

昨年とは打って変わって好天。気温は低めだったが、昨年の冷たい雨に比べれば雲泥の差だろう。雨さえ降っていなければスローランナーはそれなりに着込めばさほど寒さは感じないだろうし。3万人規模の大会運営は大変だ。

レースは35km付近で抜け出したロスリン(スイス)が2時間07分23秒の好タイムで優勝したが、最後まで食い下がった一般参加の藤原新選手(JR東日本)が2時間08分40秒で2位に入り、日本人1位。招待選手の諏訪、入船、梅木に先着した。終盤、脚に異常を来して何度かバランスを崩したが、よく持ちこたえた。実況ではしきりに「つまづいた」と言っていたが、あれはどう見ても痙攣。机上の知識だけではああいった現象は理解できないものなのだろうか。

これで諏訪選手の五輪出場はなくなった。世界選手権で24秒差で6位入賞した大崎選手と今回の藤原選手の評価は選考委員も悩むところだろう。もちろんびわ湖で大崎選手が2時間08分40秒以内で日本人1位なら文句なしであるが。個人的には8月の北京という環境を考えれば大崎選手の実績に対する評価の方が1枚上だと見るのだが、半年前のレースだけに記憶が薄れているというマイナス面もある。びわ湖の大崎選手の走りが期待通りでなかった場合は、まさに混沌としてくる。

それ以外では今回の藤原選手のようなあっと驚く新星が出現しない限り全く対象とならない。また、福岡失敗組の追試合格は認めないでほしい。前例を認めると、とりあえず福岡に出て、失敗したらびわ湖という風潮ができてしまうことになりかねない。

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コメント

Y池さんも走ってたようです。
タイムは今のりかねんさんと同じくらい。

ハセツネ完走
3000SCマスターズ日本記録
マラソン2h26m

今シーズンの目標とブログに書かれてました。

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