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静岡国際陸上

4月30日に行なわれた静岡国際陸上。競技役員として参加したが、写真判定室にいたのでトラック競技はほぼすべて見ることができた。フィールドはトラックの合間の一部競技のみ。

今日一番の好記録はやはり日本新となった女子400mHだろう。昨年から国内第一人者となった久保倉が従来の日本記録55秒89を破る55秒71。昨年の世界ランクでも34位に相当する。世界選手権A標準(55秒60)も射程圏内に入ってきた。
女子円盤投の室伏は昨日広島で織田記念にハンマー投で出場したばかりなのだが、今日は円盤投に出場して56m95。
100mは予選で北風が11秒52(+1.8m)。信岡は11秒47で走るも+3.3mで参考記録。決勝はマクレラン(豪、ベスト11秒25)が優勝したが、2位に平成国際大に進学したばかりの高橋萌木子が11秒55(+0.3m)で入り、早くも自己記録11秒54(+1.7m)に迫った。

男子は棒高跳で澤野が5m75を3回目にクリアして、昨年世界ランク1位のウォーカー(5m60)を破った。しかし5m75は3回目の跳躍、風が強い中体力、神経ともすり減らしてしまったか、5m85は体が上がらず。強いて言えば1回目が下半身だけは越えていたようだったが、アップライトが遠く(というかポールが完全に立たなかったか)腹で落としていたように見えた。
200mは予選で斎藤仁志(筑波大2)が20秒79。草薙陸上競技場は風向きによってバックストレートで100m、200mを行なうことができるという利点を生かした。高平は21秒40で4位に終わり、速報を聞きに判定室に飛び込んできた高野進先生も不満顔だった。
走幅跳は菅井(順大4)が7m87で制したが追風3.3mの参考記録。2位に35歳の森永が7m76(+2.2m)で入ったのには驚かされる。

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コメント

澤野選手は本人のブログを見たら5m75の1回目に脚をつってしまったようですね。競技は5m00から始まり、跳び始めるまでに長時間待たされるのですでにかなり消耗しているのかもしれません。ルール上、自分の跳び始める高さから行けばいいというわけではありませんので。

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