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合計特殊出生率が1.25に

合計特殊出生率5年連続で最低を更新、1.25になった。
http://www.sankei.co.jp/news/060601/sha101.htm

一気に1.25まで下がってしまった。女性8人で10人しか子供を生まない計算になる。
年金財源のシミュレーションなどでは、中位推計といって出生率1.39を使うことが多いが、1.39と1.25ではどのくらい違うのだろうか。

表計算ソフトを使って簡単なシミュレーションをしてみた。単純化するため、現在の日本女性の人口ピラミッドはどの年代も均一、寿命は一律85歳、30歳で出産、人口は男女同数で現在1億2千万人とする。結果は次のとおり。
●出生率1.39の場合:2100年で58百万人、2234年(228年後)に人口10分の1、2429年(423年後)に100分の1になる。2836年(830年後)には人口1万人に。
●出生率1.25の場合:2100年で48百万人、2190年(184年後)に人口10分の1、2341年(335年後)に100分の1になる。2659年(653年後)には人口1万人に。

人口減少のペースが更に加速しそうだ。ちなみに 出生率最低の東京都なみ(0.98)で計算するとどうなるか。
2100年で31百万人、2143年(137年後)に人口10分の1、2242年(236年後)に100分の1、2451年(445年後)に人口1万人になってしまう。

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