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2008年ルール改正(6)

短距離種目のスタート準備の際の注意事項です。

〔第162条5〕
「位置について」または「用意」の合図で、競技者は、ちゅうちょなく完全にして最終の用意の姿勢をとらなければならない。
「位置について」または「用意」の合図の後、信号機や認可されたスタート装置の発射前に、正当な理由もなく手を挙げたり、クラウチングから立ち上がった場合は(そのような理由は審判長によって見きわめられるが)審判長はその競技者に不適切な行為として警告する。
〔注-IAAF〕
スタート中止の原因が他の理由によるものであれば、不正スタートは競技者に原因がないことを示すために緑旗(カード)を全競技者に示すべきである。

下線部が追加された部分です。高いレベルの競技会になるほど、位置についてから(集中できないのか?)手を挙げて中断を促すケースが散見されます。世界選手権でもよく見られました。こういった行為を慎むよう明文化したものです。ただし判断は(スタート地点にいるわけではない)審判長に委ねられるということで、どれだけ徹底されるかは疑問。

見慣れない緑旗または「グリーンカード」も今年の競技会では頻繁に見られることになるでしょう。

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