男子4×800mRで世界新
8月25日、IAAFゴールデンリーグがベルギーのブリュッセルにて開催。
4×800mRという珍しい種目が行なわれ、ケニアチームが7分02秒43の世界新。2位米国も7分02秒82の世界新だった。ケニアは1.46.3-1.44.6-1.46.1-1.45.5でつないだ。ちなみに従来の記録は1982年に英国がマークした7分03秒89で、この時のオーダーはエリオット、クック、クラム、コーだった。
その他の主な記録。
男子
200mはゲイ、カーター、スペアモンの米国勢の争い。+0.2mの風の中、ゲイ19秒79、カーター19秒97、スペアモン20秒02。
400mはウォリナーが44秒29、以下5位までが44秒台。
1500mはバーラ(仏)が3分32秒01のシーズンベストで1位。18位まで3分40秒を切っている(完走19名)。
5000mはK.ベケレ(エチオピア)が12分48秒09の今季世界最高。3000mまで弟のタリク・ベケレが3000mまで7分34秒という世界新を狙えるペースで引っ張ったが、その後ペースが鈍った。
ベケレのいない10000mで怪記録。ケニアの弱冠20歳、M.Kogoが26分35秒63の世界歴代6位。タデッセ(エリトリア)も26分37秒25で歴代8位に浮上、キプロプ(ウガンダ)が26分41秒95。
3000mSCは向う所敵なしのシャヒーン(カタール)が8分04秒32。
女子
100mはシンプソン(ジャマイカ)が10秒95(+0.3m)。
5000mはT.ディババ(エチオピア)が14分30秒63。世界記録保持者のデファール14分33秒78。1973年生のペイヴィー(英)が14分39秒96で3位に入っているのが注目される。
100mHはペリー(米)が12秒55(-0.3m)。
棒高跳はイシンバイェワ(ロ)が今季4度目の4m80超えとなる4m81。