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2011年03月26日

鳥取マラソン振り返り

鳥取マラソンを振り返ってみます。

1.トレーニング

マラソンに向けた練習は10月に開始したので、約5ヵ月間です。
といっても、最初はマラソン練習のつもりで始めたのではなく、ある程度順調に練習ができてきた段階でマラソンを申し込んだというのが実態です。第1週目から走行距離と主なポイント練習やロング走、故障等の状況を追ってみます。

第1週 69km ☆記録会5000m(17'19")
第2週 74km ☆LSD18km
第3週 73km ☆LSD22km
第4週 65km ☆PR8000m(29'23")
第5週 78km ☆記録会5000m(17'11") ★右膝半月板
第6週 85km ☆B-up8000m(30'21")
第7週 89km ☆LSD23km、Int.2k+2k+1k
第8週 72km
第9週 94km ☆LSD25km
第10週 99km ☆LSD28km
第11週 95km ☆PR10km(37'06")、LSD30km
第12週 75km ☆LSD22km、LSD27km
第13週 100km ☆40.5km走(2゚50'11")、LSD23km、LSD20km
第14週 100km ☆31.5km走(2゚07'27")
第15週 102km ☆千葉マリンハーフ(1゚19'23")
第16週 95km ☆LSD22km
第17週 81km ★腰痛、右膝半月板
第18週 89km ☆40.5km走(2゚46'15")
第19週 105km ☆31.5km走(2゚06'00")、LSD22km
第20週 66km ★土日出勤
第21週 102km ☆駿府ハーフ(1゚19'11")
第22週 96km ☆LSD30km
第23週 96km ☆PR7000m(26'24")、鳥取マラソン(2゚44'49")

風邪をひくこともなく、故障もごく軽いものはありましたが、全く走れないほどの状態にはならなかったので、この間完全休養は10日間だけでかなり順調に練習はできました。

練習は週70km位からスタート。3週間負荷をかけて1週間休みというのを1クールとし、徐々に負荷を高めていくパターンを続けました。最終的には週100km前後まで負荷を上げていきました。

脚ができてきた第13週目からペース走を入れ、9週間で40km走を3回、30km走を2回、ハーフのレースを2回行いました。逆に言うと12週目までは脚をつくるための期間で、本格的なマラソン練習ではなく、実質的には13週目以降がマラソン練習です。

レース前1ヵ月以降も、極端に練習量は落としていません。週100km程度の練習で、しかも4週に1週は休養を入れていたので、極端に疲労が溜まっている状態ではなかったからです。ここで練習を落とし過ぎると、持久力まで落ちてしまったり、調子が早く上がり過ぎるのを懸念しました。レース1週間前にも30kmのLSDを入れたのもやはり同じ理由です。

この結果、かなりいい状態に仕上がったのではないかと思います。ただし、ハーフのレース2回が調整なしとはいえ、いずれも1時間19分かかっているように、速いペースには対応できていませんでした。


2.レース展開

_5km 0.19.54 (19.54)
10km 0.38.56 (19.02)
15km 0.58.22 (19.26)
20km 1.17.41 (19.19)
25km 1.36.57 (19.16)
30km 1.56.35 (19.38)
35km 2.17.20 (20.45)
40km 2.36.30 (19.10)
GOAL 2.44.49 (08.19)

このラップからもわかるように、最初の5kmの入りが遅すぎました。1km毎の表示がなかったということもありますが、前述の通りスピードに対する不安が大きく、速く入り過ぎるのを過度に心配してしまいました。さすがに20分近いペースでは遠くまで来た意味がないので、5kmを過ぎてから100m以上前にいる大きな集団を追いかけ、10kmを過ぎて追い付いてからようやく19分20秒前後の巡航速度に落ち着きました。

ペースは2時間45分(5km19分30秒)と2時間42分(5km19分10秒)の2パターンを想定していて、5~10kmまで走ってから決めようと思っていましたが、この時点で19分10秒のペースより遅れていたし、更にペースアップして最後まで持ち堪える自信はなかったので、集団に留まりました。風が強かったので、集団の中ではやや後方に待機して体力を温存しました。

25km辺りから集団から少しずつこぼれ始めると同時に、集団のペースも落ちてきました。この時点で余裕は十分にあったのですが、最近のレースでは必ず終盤失速していたので飛び出す勇気はありませんでした。31.5km付近でペースが著しく低下したので仕方なく飛び出しましたが、ここからは完全に単独走で登りと向い風に苦しみ、体力を消耗して結局大きくペースダウンしました。

35km~40kmは、下りで追い風ということもあってペースは持ち直し、下り・追い風の恩恵がなくなった40km過ぎにペースを上げていることから、スタミナ切れ状態にはなっていません。ゴール後の疲労感や筋肉のダメージも思ったほどなかったことからも、結果的にはもう少し前の集団に加わるべきでした。

終わってみれば消極的過ぎたということになりますが、前回別大でDNF、その前のレースは2年4ヵ月も前ということもあり、確実に結果を残さなければならなかったので、冒険はできませんでした。


3.課題

何と言ってもスピードが絶対的に不足しています。ハーフで1時間19分もかかっているようでは怖くて突っ込めません。ワンランク上の目標を2時間42分としても、ハーフを1時間17分位では走れないと話になりません。

スタミナ面はほぼ合格点ですが、もう少し速いペースだとしたら十分とは言えません。今回30kmのペース走は2回やっていますが、ペース的にはもう少し上げる必要があります。ペース走をやったのが厳冬期であり、3月のレースはそういう面でも少し難しさがあります。

厳しい冬を乗り切るためには、筋力を付けて基礎代謝を上げる必要があります。今は全盛時と比べて明らかに手足が冷えますが、たぶん筋力低下の影響が大きいのではないかと考えています。スピードを戻すためにも筋力アップは必要で、次回はマラソン練習に入る前に十分な筋トレをしておくことが課題となります。

由良・青山剛昌ふるさと館


鳥取マラソンの翌日は、少し足を伸ばして山陰本線で由良駅へ向かいました。由良は鳥取から約50分ですが、本線とはいえ単線で非電化なので1時間半近くかかります。駅はこんな感じで、駅舎には自動券売機もあるし、この辺りの駅の中では立派な方です。

由良は人気漫画「名探偵コナン」の作者である青山剛昌氏の出身地で、由良駅から歩いて15~20分ほどの所に「青山剛昌ふるさと館」がある他、このように町中の至るところに名探偵コナンに関するオブジェクトがあります。

最初に見つけたのは歩道に50m位の間隔で設置されているこの石碑。駅からふるさと館に向かう間に18個設置されていました。

由良川に架かる橋の名前も「コナン大橋」。橋のたもとにはコナンの石像。

なんとマンホールもコナン君という徹底ぶり。

先に国道9号線沿いにある道の駅に寄ってみました。やはりここにも石像。

ふるさと館は道の駅から道路を挟んですぐ隣にあります。

ここが「青山剛昌ふるさと館」。

館内の一部ですが、こんな感じです。

名探偵コナンは、アジア諸国、ヨーロッパ、北米でも人気があり、このように多くの国で翻訳されて出版されています。日本の漫画恐るべしです。

木製のパズルに挑戦してみましたが、簡単そうに見えて結構苦戦しました。

由良といえば高校駅伝好きの人なら由良育英高校が頭に浮かぶと思いますが、青山氏の出身校。

現在は鳥取中央育英高校と名前を変えていますが、全国高校駅伝に出場した際にはイラストを提供しているようです。

鳥取砂丘

鳥取マラソンのレース終了後は、市内の日之丸温泉という銭湯(湯は温泉)で汗を流しました。350円と安いですが、基本的に銭湯なので熱いです。あまり長く入っていられません。

まだ十分に時間があったので、翌日行こうと思っていた鳥取砂丘へ向かいました。駅でレンタサイクルもあったので迷いましたが、雨がポツポツと落ちてきたのでバスにしました。バスは路線バスと周遊バスがありますが、路線バスは割と頻繁に出ています。

砂丘に到着。

天気が悪いのがちょっと残念です。雨はパラパラと降っているのですが、風がものすごく強く、とても傘はさしていられません。カメラで写真を撮るのも大変なくらいの風で、手振れ防止機能がなければたぶんまともな写真を撮れていないでしょう。

ここから、一旦低い所へ下ってから、写真の上の方の「馬の背」を登ります。写真ではわかりにくいですが、結構な高低差があります。この日は雨で砂が湿っていたのでまだよかったのですが、乾いた砂だったら登るのはかなり大変ではないかと思います。

マラソンの後だったので、結構疲れましたが、馬の背に登ったところから日本海(島根方面)を望みます。生まれて初めて日本海を見ました。

風が強い日でしたが、内海ということもあり、太平洋と比べると波は穏やかに見えます。本当はもっと歩き回るコースがあるのですが、雨も降っていたので馬の背に行っただけで引き帰しました。

まだ昼食を食べていなかったので、この後、レストランで蟹入りの海鮮ラーメンを食べた後、周遊バスで鳥取港へ向かいました。周遊バスは本数は少ないのですが、砂丘から鳥取港へ直接行けるので便利です。

鳥取港(賀露港)の賀露市場を見て回った後、またお腹がすいてきたので、さっきラーメンを食べてから2時間も経っていないのですが、ここでボリュームたっぷりの海鮮丼を食べました。

食事の後、市場で何か買っていこうかなと思ったのですが、市場は17時までで、もう終わる時刻でした。ちょっと残念です。

2011年03月20日

鳥取マラソン完走


鳥取マラソンに参加しました。開会式で被災でなくなった方を悼む黙祷が行われ、出場者の多くが喪章を着けてスタート地点に並びました。大型モニターには被災地へのメッセージ。9時現在では気温11度とそれほど寒くはないものの、風がやや強いのが心配。

スタート後、やや混雑していたこともありややスローな入り。1km毎の表示がないため、やや遅いなと感じながらも5kmの表示を見るまでは自重。そして5kmの通過は19分54秒。

5kmはゆっくり入って19分30秒を想定していたので、ここから集団を抜けて前を目指します。一つ前の集団に一旦は着きましたが、ここもそれほど速くなかったので、さらに50m以上前にいる集団を目指しました。一気に行かないよう気をつけながら10km手前で追い付きました。10kmは38分56秒でこの5kmは19分02秒。

ちょっと速いペースで追いかけたので、集団に着いてからは一休み。15kmの通過は58分22秒でこの5kmは19分26秒と落ち着きました。かなり楽をしたのでちょっとペース的に物足りなさを感じるものの、前に手頃な集団もないし、30km近くを残して集団を引っ張る勇気もなくここは自重。

15kmを過ぎると変化に富んだコースになり、時折吹く向かい風と細かなアップダウンの連続でしたが、集団を引っ張ってくれていた人がペースを落とさずに行ってくれたので、この5kmも19分19秒でカバーし、20kmを1時間17分41秒で通過。

20kmを過ぎて更に向かい風がきつくなり、寒さを感じるようになったので、一旦外したアームウォーマーを再び着用。中間点は1時間22分をちょっと切るタイムで通過。22~23kmあたりからはコースの向きが変わって追い風気味になったのでまた楽になり、25kmは1時間36分57秒(19分16秒/5km)。

25kmを過ぎた辺りから集団のペースが徐々に低下。しかし逆に集団から千切れる人も多くなり、6~7人で落ち着きました。そろそろ前に出ようかなと思いつつも風が気になってまだ自重。集団の中で誰が元気かを探りますが、自分が一番余裕がありそうでした。残り15kmを切ってもまだ脚に来ている様子はなかったので、出るタイミングを考え始めました。30kmは1時間56分35秒で、この5kmは19分38秒かかってしまいました。

30kmを過ぎてしばらくしてコースの向きが変わると今までになく強い向かい風。ここで前に出ては消耗すると思いしばらくは様子を見たものの、集団のペースが明らかに落ちてジョギングのような速度になってしまいました。これでは最低目標の2時間45分も切れないと思い、ついに前に出ました。風除けにされないよう、一気に行き、集団は離しました。

しかし向かい風とともにこの区間は40m位登っているのがじわじわと効いてきて、思うようにペースは上がりません。ピッチ・ストライドともに明らかに低下し、35kmは2時間17分20秒とこの5kmは20分45秒かかってしまい、2時間45分切りはほぼ絶望の状況。

35kmを過ぎて折り返すと、今度は追い風の下り。向かい風の登りでだいぶ脚を使ってしまったものの、気を取り直して再度ペースアップ。残り5kmの時点であと約19分で走れば2時間45分を切れると言う状況まで持ち直したものの、依然厳しい状況。残り3kmでも11分20秒を残すのみで、このままのペースならラストスパートで行けそうですが、残り2kmは風向きも変わり、若干登っているところもあり予断は許しません。

35~40kmは19分10秒に戻し、40kmは2時間36分30秒で通過。残りを8分30秒で行かないと45分を切れないのでかなり微妙な状況。最後の難関の登りを頑張ってクリアすると、一気にペースアップ(したつもり)。残り1km地点では約3分50秒を残していました。

競技場に入って残り500mというところで、ホームストレートでよもやの強い向かい風。ペースが落ちてラスト400mでは残り93秒。コーナーを回りながら追い風になったところで必死に飛ばします。最後の直線は向かい風でしたが、最後の最後なので渾身のダッシュでゴール。

タイムは2時間44分49秒で登録者の部28位(総合35位)。最低限のノルマは何とか達成しましたが、終わってからのダメージもあまりなく、結果論から言えば前半もう少し積極的に行ってもっと前の集団に着くべきでした。次回のマラソンでは福岡のB標準(2時間42分)位は狙える位置で走れるようにしたいものです。

ラップタイムを整理してみると、
_5km 0.19.54 (19.54)
10km 0.38.56 (19.02)
15km 0.58.22 (19.26)
20km 1.17.41 (19.19)
25km 1.36.57 (19.16)
30km 1.56.35 (19.38)
35km 2.17.20 (20.45)
40km 2.36.30 (19.10)
GOAL 2.44.49 (08.19)

2011年03月19日

鳥取入り

11時12分に静岡駅を出発。まずひかりで新大阪へ向かいました。


新大阪で特急スーパーはくとに乗り換え。
列車は定刻に到着し、まずは一安心。


乗ったのは最後尾の車両でしたが、先端部分はこんな感じです。


シートはこんな感じで、テーブルなどは木目調です。座り心地もまずまずでしたが、非電化区間があり、電車じゃないのでエンジン音がかなりうるさいです。途中、山間部の雪の影響で10分位遅れましたが、鳥取に無事到着。5時間近くかかったのでさすがに疲れました。

ホテルにチェックインした後、すぐにまた鳥取駅に戻り、バスで会場へ。前日受付を済ませました。受付では喪章を配り、義援金も受付ていたので、早速寄付をしてきました。

明日はどうやら雨のようですが、午前中は降水確率が低いので、昼頃までは小雨程度に持ちこたえてほしいです。気温は14度位まで上がりそうなので、水溜りができない程度の雨なら走りやすそうです。風がちょっと心配ですが。

2011年03月18日

日本平桜マラソンは中止

4月3日開催予定だった日本平桜マラソンは中止になったようです。
静岡市内では地震の影響はほとんどありませんが、富士川以東は東京電力管轄で頻繁に停電となるおそれがあり、その場合電車が運行されないなどの影響が出ないとも限らないので、現時点ではやむを得ない判断だったのでしょう。

今年から45歳以上というカテゴリーに入り、久し振りに入賞も狙えたので少し残念ですが、仕方ないですね。
参加料は返金されませんが、既に使ってしまった経費(プログラムや参加賞など)を除いた一部は義援金にするとのことです。

ちなみにその翌週の焼津みなとマラソンも、エントリーはしていませんでしたが中止となりました。
その他、中止が発表された大会は、アールビーズ把握分だけですが、ランネットHPに掲載されています。

2011年03月15日

静岡県内でも震度6強の地震

22時31分頃、静岡県富士宮市を震源とするM6.0の地震がありました。富士宮市では震度6強とのことですが、静岡市では震度4で、自宅でも揺れはもちろん感じましたが、震度2かせいぜい3かと思ってテレビを付けたら、しばらくして県内で震度6強ということで驚きました。

どちらかと言えば縦揺れに近かったので、震源も近いと思いましたがまさか富士宮とは…。あまり地震の震源地にはならない地域だと思います。テレビに出ていた専門家も先般の巨大地震に誘発された可能性もあると言っていましたが、あれほどの地殻変動があったのだから、周辺の地殻に歪みが出てもおかしくはないでしょう。あまり認識されていない断層が活動する可能性があるので、これまで地震があまり発生していない地域でもしばらくは注意が必要だと思います。

PR 7000m

トラックで7000mのペース走を行いました。距離は短めですが、レース前1週間を切ってからペース走というのは本格的にマラソンに取り組み始めてからはたぶん初めてです。

1000m 03.49 (3.49)
2000m 07.36 (3.47)
3000m 11.25 (3.49)
4000m 15.11 (3.46)
5000m 18.57 (3.46)
6000m 22.44 (3.47)
7000m 26.24 (3.40)

やや風があり、前半はペースが安定しませんでしたが、後半は3分46秒位のペースに落ち着きました。暖かいこともあって動きはそれほど悪くありませんでしたが、まだ疲労が抜け切っていない感じです。マラソンの巡航速度としては速すぎですね。あと5~6秒は落とす必要があると思います。

あと4日間はジョグでつないで本番を迎えます。

鳥取マラソンは予定通り開催(2)

大会HPに、大会事務局からのメッセージがありましたので転載させていただきます。開催反対意見も多い中、事務局も短時間で調整してくださいました。次は選手がこれに応えて頑張る番です。走れる有難さを1歩1歩かみしめて、力を尽くしたいと思います。

以下、大会HPからの転載です。

鳥取マラソン2011の開催について
2011/03/15
 今般の東日本大震災により被災された方々、ご家族の皆さまにおかれましては心よりお見舞いを申し上げます。

 参加するランナー、参加を断念するランナー、大会運営に携わるスタッフ、沿道で声援を送ってくださる方々、市民ボランティアの皆さん。同大会に集う人々の思いを被災地に届けられる大会づくりを目指すことで、少しでも被災者の力になれないか―。

 主催4団体で話し合い、同大会を「被災地・被災者を支援し激励する大会」と位置づけ、「勇気と心を届けよう」をキャッチフレーズに開催することで合意しました。

 会場内や沿道のエイドステーションなどの主要箇所で義援金を募り、集まった義援金は日本赤十字社を通じて現地に届けます。災害に伴う事由(不可抗力)でやむを得ず来られない参加者を除き、不参加者の参加費の一部も義援金に充てます。また、参加ランナーや大会関係者に犠牲者への哀悼の意を示す喪章を用意、開会式での黙祷のほか、閉会式で被災地への応援メッセージを発信します。

 最後に、関係機関との調整等で正式発表が遅くなり、多くの方にご迷惑をおかけしました事を、この場を借りてお詫び申し上げます。同大会が少しでも被災地・被災者の支援につながる場となることを願います。

鳥取マラソン実行委員会

2011年03月14日

鳥取マラソンは予定通り開催

大会ホームページに正式に掲載されていました。

東北地方の巨大地震の直後ということもあり、同サイトの掲示板には、「不謹慎」とか「大会を中止して参加料を義援金に」などの反対意見も多く掲載されていましたが、鳥取地方自体は地震の被害は全くなく安全性を確保できないわけではないし、何もかも自粛で経済活動が停滞してしまったら被害者救済に充てるための資金(=税収)も捻出できなくなってしまうので、過剰に抑制する必要はないと思います。

「参加料を義援金に…」といっても、既にプログラムの印刷、参加賞の製作、看板等の用意などはとっくに終わっており、参加料が丸々余るわけでもありません。「大会で使う飲料水を被災地の支援に…」といっても、今被災地で飲料水などの物資が足りないのは、支援できる物資自体が足りないのではなく、現地への輸送手段が限られているためです。やみくもに物資を持って現地入りすればいいというものではありません。

鳥取県自体も先日の豪雪被害から完全に復旧したわけではなく、大会を中止してしまったらそこで鳥取県に落ちるはずの宿泊費や飲食費、お土産代などがなくなってしまいます。地元の方々にとっては、復旧を祈願するイベントの一つでもあるわけです。それを参加者の狭い視野による感傷だけで開催中止を迫るのはいかがなものか、と思います。

もちろん、地元の方々が中止を強く希望しているとか、被災地への応援で大会運営に必要な警察官を確保できないなどの理由があれば反対するつもりもありませんし、大会参加以外にやるべきことがある人はそちらを優先してほしいですが、そうでなければ予定通り参加して大会を盛り上げることが「選手としてやるべきこと」ではないでしょうか。

2011年03月13日

今週の練習(3/7-3/13)

残り2週間を切って、平日の練習量を落とそうと思いましたが、こういう週に限って飲み会とか何もなくて通勤・帰宅ランは皆勤賞だったので、走行距離は95kmと結構増えてしまいました。

月:通勤5km、帰宅5km
火:通勤6km、帰宅5km
水:通勤7km、帰宅6km
木:通勤6km、帰宅5km
金:通勤5km、帰宅5km
土:LSD 30km (2:13')
日:jog 9km (40')

帰宅時の走行距離は抑えましたが、今週はほとんど帰りは強い向い風で、走行距離以上に消耗してしまった感があります。来週は月~水の休暇もあるので、しっかり休んで疲労を抜き、鳥取マラソンに備えたいと思います。

しかし大地震でイベント自粛ムード漂う中、開催されるのかどうか、ちょっと心配です。もちろんこういう状況なので中止の場合は納得して受け入れ、宿や鉄道をキャンセルして浮くお金の一部でも義援金に回せればと思います。

2011年03月12日

LSD 30km

地震の被災地の方々には申し訳ないと思いながらも、予定通り最後のロング走を行いました。今日は完全にタイムは設定せず楽なペースでのLSD。元々は海岸の方で走るつもりでしたが、大津波警報発令下ではさすがに行けず、いつもの自宅周辺4.5kmコースを周回しました。

すぐにいつもと違う雰囲気に気付きました。コースの途中で東静岡駅前を通るのですが、普段とは比較にならないくらいの静寂さ。新幹線は動いていたものの、JRの在来線は朝から運転を見合わせで、まず新幹線以外には電車の音がしません。おかげで駅から降りてくる人も少ないし、近くで行われるイベントや競輪などもほとんど中止で車もあまり走っていません。

LSDの方は30kmを2時間13分と私にしてはゆっくり走った方でしたが、動きはあまりよくありませんでした。走っている時はそうでもありませんでしたが、終わってから結構疲労感があり、3週間ロング走をやらず、飲み会などの関係で不規則な練習をしている間に持久力が落ちてしまったかもしれません。ここでLSDをやったのが吉と出るか凶と出るかわかりませんが、どっちにしろ今までと同じことをやっていてもあまり結果は期待できないので、信じて残り1週間の調整をしたいと思います。

月曜日~水曜日に年休消化(義務)のための休暇を取ったので、その間に短い距離でペース走を入れるかもしれません。

2011年03月06日

今週の練習(2/28-3/6)

先週は土日とも出勤で、精神的にも体力的にもきつい一週間でした。

月:通勤5km、帰宅10km
火:通勤8km
水:帰宅5km
木:通勤7km、帰宅9km
金:通勤7km、帰宅9km
土:jog 14km (60')
日:駿府ハーフ 1:19'11 (走行距離28km)

その状況でも特に駿府マラソンに向けて練習を落とすことなく、結果的には週間102kmと結構走り込めました。先週の土日出勤とそれに伴う10マイルレースの欠場で練習不足が懸念されましたが、これでピークが早く来すぎるのは抑えられたと思います。

来週は平日の走行距離をやや抑えつつ、週末は余裕を持ったペース走とLSDでエアロビックベースを維持します。うまくいけば休暇を取れるかもしれないので、そこである程度疲労も抜きたいところです。

静岡駿府マラソン(ハーフ)

スタート時点で既に気温が16度位まで上がり、低温に弱い私としてはありがたい条件。ペース走のつもりだったのでランシャツ・ランパンではなく、半袖Tシャツに短いスパッツでしたが、スタートから手袋もせずに行けました。しかし駿府マラソンにしては珍しく風が強く(気象台観測で風速5m)、時折突風にあおられ、また湿度が20%位しかなく、走ってみると結構厳しいコンディションでした。

最初の1kmの入りを見てペースを決めようと思いましたが、3分42秒あたりで通過したので、今日は3分45秒ペースで行くことにしました。呼吸は楽で5kmを18分44秒で通過。3km辺りから追い風基調だったので、10kmまでは若干ペースが上がって37分16秒で通過(この5kmは18分32秒)。

10km付近で来月から同僚となるM大学の選手(箱根駅伝補欠)を捕らえたので、しばらくしゃべりながら走りました。なぜ彼がこんなところを走っているのか聞いたら、最近はほとんど練習していなくて、最初の3kmだけ先頭を引っ張って後はジョギングしていたとのこと。3kmほど並走したところで、彼の方が脚がつりそうということで速度を緩めたので、再び単独走に。

しかしこの3kmもほぼ3分45秒ペースで、しかも会話をしながら走ったために体力を急激に消耗。楽だった呼吸も一気にきつくなりました。15kmは56分00秒で通過(この5kmは18分44秒)したものの、既に脚にきており、また向い風基調ということもあって17kmまでは3分50~55秒のペースで推移。

安倍川の橋をわたり、本通に入ると追い風になってくれたので、ペースを戻そうとするも今度は痙攣が来そうになってペースは3分48秒前後がやっと。20kmの通過は1時間15分01秒(この5kmは19分01秒)。ここから頑張れば1時間18分台は出るのですが、今日はラストスパートはしないと決めていたので、ラストの約1.1kmも4分10秒かけ、1時間19分11秒でゴール。1月の千葉マリンよりは12秒上回ったものの、スタミナには課題を残しました。

今日のレースでわかったのは、今回は調整なしとはいえ、フルマラソンで5km19分の巡航速度は明らかにオーバーペース。19分15秒ペースでは呼吸は楽でもたぶん最後まではもたず、19分30秒ペースがほぼ妥当なペースだと思います。そのペースだと2時間44分34秒位になるので、2時間44分あたりが目標タイムになるでしょう。先日の40km走で2時間44分で走っているのもその裏付けとなります。2時間40分で走るにはスピード・スタミナとも1ランク足りません。

結果
5km 0.18.44 (18.44)
10km 0.37.16 (18.32)
15km 0.56.00 (18.44)
20km 1.15.01 (19.01)
HALF 1.19.11 ( 4.10)

今日はスタート前にきらーさんに会い、ゴール後は10kmを走り終えた変衆長さんが声をかけてくれました。久し振りだったので、きらーさんの奥さん(昨年から走り始めたとか)も含めてお昼をご一緒し、楽しいひと時を過ごしました。

2011年03月05日

13日ぶりの休日

先週、土日とも出勤だったので今日は13日ぶりの休日となりました。さすがに12連戦はきついです。

平日もあまり早く帰れなかったので、まだ先日の東京マラソンの録画も見ていない状況です。この土日でゆっくり休みたいところですが、明日は駿府マラソンがあるので、あまり休んだ気にはならないでしょうね。

明日は頑張り過ぎず、ペース走的に走ります。ラストスパート厳禁で。暖かそうなので、最後までペースを落とさず、気持ちよく走れたらいいですね。