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2009年01月31日

トレッドミル(3000+1200)×2

今日は変則インターバル。3000m(Rest=400)+1200mを2セット、セット間はRest=600m。3000mは16.0km/h、1200mは16.4km/h、いずれも傾斜2%の設定。

このところインターバルを定期的にやっているので16.0km/hの動き自体は無理はありませんが、3000mとなるとさすがにきつく、しかもレスト2分で更にスピードを上げた1200mがまたきつい。1セット目はそれでも無難にこなしたものの、2セット目の3000mはかなり限界に近く、心拍数も174まで上昇。トレッドミルでこれほど呼吸がきつくなったのは初めてかもしれません。最初はセット間も400mにするつもりだったのですが、1セットやってみて600mに変更。当初予定通りだと2セット目の3000mは最後までもちませんでした。

トレッドミルで限界近くの速度で走っていると、ほんのわずかでも速度を緩めたりできないのが辛いです。実際のトラックやロードでは小刻みに速度が変化しているはずで、更には1歩の間でも加速・減速を繰り返しています。しかしトレッドミルではそれが許されないので、結果的には限界の速度では走れないことになります。

よく「トレッドミルはベルトが勝手に動くのだから上に跳べばいい」などと言う人がいます(ランニング専門誌でもよくそういう記事を見ます)が、もし本当にそんなことをしたらたちまち後方に飛ばされてしまうはずです。慣性の法則を無視した誤った理屈であることはちょっと物理学をかじった人なら簡単にわかると思います。その誤った理屈だと、地球は西から東へ回転しているので、東から西へ走るときは上に飛び跳ねれば地球が勝手に動くから楽だ、と言っているのと同じなのですが…。

2009年01月28日

トレッドミル600m×7

月曜日、火曜日は通勤・帰宅の往復のみでしたが、走り始め瞬間的に数回チクリと痛んだので、やはりまだ不安あり。2km位走ると温まってくると膝が安定してちゃんと走れるようになる状態です。

今日は朝から膝の状態もよく、明日は朝から出張なので今晩は帰宅ランなし。比較的早く帰れたので帰宅して夕食後、トレッドミルで練習。3kmのアップの後、16.5km/h、傾斜2%で600m×7(Rest=200m 12.0km/h)を行いました。トレッドミルだと急な加減速ができず、16.5km/hから12.0km/hに減速するのに7~8秒位かかります。再び600mに入るときも、20~30m位前から加速に入らないといけないので、レストの200mがきついです(約58秒)。実際、疾走区間で170位まで上がった心拍数が、休息後も158位までしか下がりません。

ラスト1本は300m過ぎたところで16.7km/hに上げてみましたが、急にきつくなりました。16.6km/h辺りにスピードの壁がありそうです。しかしこうして平日1回ショートインターバル(400~600m)、休日にロングインターバル(1000~2000m)とペース走という感じで継続すればスピードも戻ってくるのではないかと思います。

2009年01月25日

すばる望遠鏡が撮影したM33銀河

すばる望遠鏡がとらえた渦巻銀河M33の高解像度画像が公開されました。
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2009/01/22/j_index.html

M33銀河はM31(アンドロメダ銀河)の近くにあり、銀河系から250万光年。大きさはアンドロメダに比べると小さいのですが、銀河系と比べればわずかに小さい程度。ただし、アンドロメダと違い、肉眼ではほとんど見るのは無理と言われています。銀河系が最近渦巻銀河ではなく棒渦巻銀河であることがわかってきたのに対し、M33はきれいな渦巻銀河です。

非常にきれいに撮れているので、ページの下の方にある画像(中サイズ)をダウンロードし、銀河を中心にトリミング、適当な大きさに縮小してセカンドPCのデスクトップ(壁紙)にしました。ちなみにメインPCの壁紙はM31(アンドロメダ銀河)です。さすがに迫力はアンドロメダには負けますが、とてもきれいですよ。

NIKE エアズームスピードスパイダーR


先週の土曜日に近くのスポーツ店で7,800円で売っているのを発見。ちょっと迷いましたが、大田原マラソン前に買ったエアズームスピードRが今の走力では履きこなせず、すでにトレッドミル用になってしまっていることで、買ってみました。

実測155gとスピードRより10g軽い割に、着地時に軟らかさを感じます。かといって軟らかすぎてかえって膝が不安定になって負担がかかるわけでもありません。まだほとんど履いていませんが、第一印象はなかなかいいです。ただ、最近フラットなソールは履いていなかったので、うまく相性が合うかどうかはレースやトラック練習などをやってみないと何とも言えません。

今週の練習(1/19~1/25)

右膝半月板の炎症が出たのが月曜日の夜。その晩は痛み止めを飲んで翌日は慎重に通勤・帰宅ラン。ちょっと膝が突っ張る感じがあったが何とか痛まずにすみました。水曜日は夜飲み会があったので朝のみ。痛み止めは飲みませんでしたが前日よりは膝の動きがスムーズになりました。木曜日は残業が遅くなってしまったのと雨ということもあり、完全休養。金曜日は帰宅のみで、やや不安はあるもののほぼ痛みは沈静化したもよう。単なる炎症だけのようなので、痛みさえなければ練習には支障なさそうです。

土曜日はトレッドミル。10km/hから慎重に入り、4kmかけて十分身体が温まってから14.1km/hのペース走。16.5kmでしたが終盤は1km毎にペースアップさせて14.5km/hまで上げました。膝は大丈夫でしたが、心拍数が平均157.9と先週よりだいぶ高めで推移していました。先週より0.2km/h上げていることもありますが、やはり平日スロージョグだけでは心肺機能が低下してしまいます。

翌日曜日に痛みが出るようだとまだ炎症が完全に治まっているとはいえないのですが、一応大丈夫だったので、インターバルを行いました。アップ4km後、16.0km/h(傾斜2%)で1600m×5(Rest=400m 12.0km/h)。なんとか身体は動きましたが、心拍数がやはり高め。特に4本目の後は400mの休息後も158までしか下がらず、5本目は175まで上がったので呼吸もかなり激しくなりました。しかし5本目の後は同じ400m休息しても153まで下がったのは不思議です。「終わった」という精神的な要因も影響するんでしょうか。

これで明日実地走行をして痛みがなければ、ほぼ完治と思います。

2009年01月21日

右膝炎症

肉離れもほぼ完治し、せっかく走れるようになったと思ったら、また出鼻をくじかれました。今度は右膝半月板です。損傷部位が拡大したわけではなく、ただの炎症だと思われるので、しばらく休めば痛みは引くと思いますが、本当にこの右膝は爆弾です。他の故障はともかく、ここだけは自己管理だけではどうにもなりません。

月曜日の朝はなんともなかったのですが、夜帰宅時に走り出して間もなく、激痛。速度を落として膝に衝撃がこないように走るも、時々痛みが走ります。その晩は痛み止めを服用し、翌朝走って見ると、激痛こそないものの、だいぶ違和感がありました。夜は走り始めに膝がチクチクするような感じでしたが、次第に感じなくなりました。痛み止めの効果か、炎症が治まってきたのかわかりませんが、とりあえず致命傷ではなさそうです。

今日はスピード練習をしたかったのですが、もちろん無理でした。またしばらくジョグのみになりそうです。

2009年01月18日

土日の練習

左ふくらはぎは順調に回復し、通勤ランでキロ4分位まで上げても問題なくなったので、土曜日はトレッドミルで軽めのスピード練習を行いました。

身体が温まるまで4kmビルドアップでペースを上げた後、16.0km/h、傾斜2%で1000m×7(Rest=300m 12.0km/h)。平日も帰宅後に1日だけですがビルドアップで16.6km/hまで上げる練習をしていたので、身体はしっかり動きました。4本目あたりから心拍数が170を超えるようになって少しきつくなりましたが、ラスト1本は16.2km/hに上げて次回につなげました。最大心拍数は1本目164~7本目172。休息区間は146~152まで回復しています。

日曜日はペース走85分。最初3kmはアップで10.8km/h~13.9km/hに上げ、その後13kmを13.9km/h、残り3.4kmを14.1km/h。先週は10.4kmを13.79km/h平均で心拍数159.9でしたが、今回は16.4kmを13.95km/h平均で心拍数152.8。先週がもしかするとあまり体調が良くなかったのかもしれませんが、心肺機能もだいぶ回復してきました。

土日は基本的にスピード練習とペース走のセットとしますが、今はマラソン練習ではないので、ペース走の距離は20km程度にとどめ、徐々に速度を上げていこうと思います。それと平日1回は何とかスピード練習を入れたいところです。

2009年01月12日

3連休中の練習

この3連休は気温が低かったので、肉離れ完治目前まで来てまた痛めてしまう不安があり、3日間ともトレッドミル。まだスピードを上げるのは不安があるので慎重にビルドアップ。

初日は10.0km/hから入って13.3km/hまで6.6kmかけてゆっくりビルドアップ。その後一定ペースで65分で終了。走行距離13.4km。中日は10.1km/hから入って5.1kmかけて13.5km/hに上げてトータル70分、14.9km。最終日は10.2km/hから入って4.8kmかけて13.7km/hまで上げてトータル75分、16.4km。

とにかく最初慎重に走って、筋肉が十分ほぐれるようにゆっくり速度を上げていきました。脚の方もまだまだ不安ですが、心配機能もかなり落ちていて、13.7km/hでも心拍数は160まで上がってしまいました。160というと、大田原マラソンの前には15.0km/hで20km走れていたくらいの負荷です。12月1ヶ月間の走行距離が100kmちょっとでは落ちるのは当然ですが。

レースもしばらくないので、寒いうちはあまり強い負荷はかけずに持久系の能力回復に努めます。ちなみに室温は暖房なしで走り始めが約12度。上はランシャツなので最初やや肌寒いですが、すぐに温まってきます。走り終わる頃は16度位まで上がっていて、湿度も80%位になっているので、それなりに汗はかきますが、暑すぎるということはありません。

2009年01月04日

箱根駅伝2009

実はレース前、私の個人的な予想では優勝確率は駒大60%、早大30%で残りの10%を他大学と見ていたのだが、見事に外れてしまった。

優勝した東洋大は、2強が崩れた場合は、3年前の亜大のように優勝をさらうことができる力はあるとは思っていたが、12月に部員の不祥事、監督が引責辞任と揺れたこともあり、正直、現実的には優勝は無理、状況によってはシード権も厳しいと思っていただけに、意外だった。もちろんMVPとなった5区柏原の力は大きいが、大きなブレーキのなかった早大とガチンコ勝負で復路も勝っているのだから総合力での勝利と言える。

早大は準エース高原を欠いたのが痛い。渡辺監督は6区、7区が誤算と言っていたようだが、9区高原不在が心理的にも影響したのではないか。明らかに復路の各選手の序盤の走りには焦りが感じられた。ただ、1年生の走りはかつての三羽ガラス(武井、櫛部、花田)を彷彿させるものがあり、来年は竹澤が抜けても更に強くなってくるような気がする。

全く意外だったのが駒大。確かに昨年から見ると5人が卒業し、層は薄くなった感があるが、普段から強気なことは決して言わない大八木監督だし、全日本も磐石だったのでまさかここまで危機的な状況とは思わなかった。復路で4人メンバー交代があったところを見ると、エース格の深津を含め、復路を走るはずだった選手の故障や体調不良が相次ぎ、往路に投入するはずだった控え選手を復路に回さざるを得なかったという事情が考えられる。また、宇賀地、高林、深津といった学生界でもトップクラスの選手を除いた中堅クラスの選手は、今まで順位を落とさなければいいという走りしかしたことがないので、、順位が下位になると下位なりの走りしかできなくなってしまう。

シード権争いも例年にも増して熾烈だった。大東大は個々の選手の持ちタイムや予選会の成績はさほどでもないが、奈良監督を迎えて特殊区間の強化が実った形だ。明大も決して層は厚くないが、序盤の好位置で駒大とは対照的に各選手が力を発揮した。学連選抜は、本戦出場校が増えたために選手層が薄くなり不利な状況ながらも9位に入ったのは見事。特に箱根常連校ではない学校からの選手は一匹狼が多いせいか、単独走でも力を発揮できる選手が多いように思える。

国士大や東農大はわずかにシード権を逃したものの、全体を通じて好走していた。両校とも一時期出場できない時期が続いたが、力を取り戻しつつある。13位駒大と14位専大との差は4分39秒と、14位以降は、総合力で上位校とは差が見られる。ただし東海大は5区であわや棄権かという大ブレーキがあり、本来は18位で終わる実力ではない。また、帝京大は8区までは8位にいたのだが、9区、10区が連続区間最下位で20位に沈んだ。アクシデントかどうかは不明。

初出場の上武大と、実質初出場の青学大は、まだ集団走ができる予選会を通過するのがやっとというのが本音だろう。しかし21位、22位という学校でも繰り上げなしというのは驚異的だ。22位青学大でも1人1分強縮めればシード校になってしまう。全く悲観的ではない。

城西大は昨年はわずかの差で11位、予選会もトップ通過であったが、ふたを開けてみれば序盤から最下位争いを一度も脱出できないというあり得ない展開。8区の選手が脱水症状で棄権というのを見ると、考えられるのは集団風邪か。最近はどのチームも合宿所での集団生活、練習もほとんど合同練習であるが、リスク管理面では集団生活や合同練習も考えものだ。

最近企業でもリスク管理手法の巧拙が経営の根幹を揺るがすようになってきているが、学生駅伝は各校ともチーム力に差がなくなってきており、近いうちに学生駅伝でも新たなリスク管理の考え方がが導入されるような予感がするのは考えすぎだろうか。リスク管理にはリスクを低減させるものと危機管理がある。リスク低減はこれまでも専門トレーナーの導入や順大のように血液検査による体調管理などが行われてきたが、集団風邪のような「危機」には全く対応できない。リスクの分散やフェイルセーフという考え方が必要になってくる。

例えば、今までのAチーム、Bチームといったチーム分けは1軍と2軍と同義であったが、これを全く力が均等になるようにチーム分けをし、普段は別生活、別メニューの練習を行う。コーチもそれぞれ付いていたほうが望ましい。そこまで徹底しないまでも、エントリー選手が決まったら分割するとか、正選手と控え選手は分離するといった考え方は必要になるだろう。

正月休みも終わり

金融機関なので正月休みは5日間だけ、しかも今年は正月中にシステム更改があり、私はシステム部員ではないのですが、1月2日の夜間に(2時間だけですが)テスト要員で借り出されました。そんなわけであまり休んだ気がしません。

左ふくらはぎの肉離れが完治していないということで、トレーニングも恐る恐る行う状態で、こちらも中途半端な感じです。一応快方には向かっていて、31日はトレッドミル40分(9.0→12.4km/h)、1日は45分(9.2→12.5km/h)、2日は50分(9.4→12.7km/h)、3日は完休にして4日は55分(9.6→13.0km/h)と徐々に負荷を高めています。また、運動量が少ない分はエアロバイクを140~160Wで40~45分漕いで補いました。ただ屋外の実走となると脚への衝撃も大きいのでまだ不安があります。

2009年01月01日

あけましておめでとうございます

新年早々故障と、あまり良いスタートではありませんが、「終わり良ければすべて良し」というように、尻上がりに良い年になっていけばいいなと思います。

今年の年賀状はこちらです(PDF)。

今日もニューイヤー駅伝を見ながらトレッドミルで軽いjogとエアロバイクでした。