国際グランプリ大阪大会
日本新が2つ出ました。女子走幅跳で好調の池田選手が6m86(+1.6m)の日本新で優勝。女子1500mで高校生の小林選手が4分07秒87。冬の駅伝などを見て杉村選手の日本記録を更新するのは間違いないと思いましたが、いきなり7秒台とは。
池田選手の記録は昨季の世界5位、小林選手の記録は昨季の世界45位に相当。
池田選手の6m86は2回目の試技で出している点も評価されます。ベスト8に入るには3回目までにいかに記録を出すかがポイントになりますので。
その他にも好記録が続出しています。詳細は以下。リザルトは、http://www.iaaf.org/GP06/results/eventCode=3547/index.html
まず男子から。
100mでガトリンがシーズン序盤ながら9秒95(-0.1m)。末続は10秒28、朝原は10秒47。
200mは高平が20秒48(+1.4m)の好記録で優勝。大前も20秒57で3位。
400mは金丸が自己新の45秒41で2位。高校時代の勢いを持続しています。為末は46秒49で5位。
5000mはマサシが13分05秒55の自己新で優勝。日本人1位の徳本も14分切れず。
110mHはLiu Xiang(りゅうしょう・中国)が13秒22(+1.2m)、内藤は13秒64の3位。
400mHは成迫が日本記録に0.04秒と迫る47秒93で3位。昨年の世界6位に相当。優勝は昨年の世界陸上優勝のB.ジャクソンで47秒60。2位のP.イアコヴァーキス(ギリシャ)は47秒82ですが、この選手2003年に48秒17で走っている程度しかデータがありません。
棒高跳の澤野は5m70で2位。
続いて女子。
400mは丹野選手が自己の持つ日本記録に迫る51秒84で優勝。4位久保倉の53秒19も日本歴代3位。
5000mは日本人では杉原の15分25秒05、3位が最高。弘山は15分28秒50で5位。
走幅跳は池田選手のほか、花岡選手は6m54で3位に終わりましたが、4位に中学時代から期待されていた桝見選手が6m53(+1.4m)で入ったのが注目されます。
コメント
ご無沙汰しております。
この大会を見に行ってました。
最初の男女5000mで、ちょっと期待はずれかな?と思っていましたが、その後はすばらしい記録の連発に大興奮でした。
今日の結果を見ての感想は、今期の日本陸上界は、完全に女性上位になりそうだなぁ……、というところです。それはさておき。
世界クロカン、大阪GPと、今期見に行った試合は満足度が高いです。日本選手権も見に行くか?
投稿者: 変衆長 | 2006年05月06日 23:48
今年の日本選手権は神戸ですね。
「当日会場内では、競技内容をよりわかり易くする為の解説、観戦のポイントや現場からのリポートなどをお届けするミニFM放送局を設置する」とのことなので、今までとは違う楽しみ方もできそうですね。
投稿者: rikanen | 2006年05月07日 10:20